2014年4月6日日曜日

おはようさん 2014.4.6.

今日は傘をさしたり畳んだりしながら、古都の桜を楽しんできました。 まずはおけいはんと近鉄を乗り継いで東寺へ。 ここの八重紅枝垂れ桜「不二桜」と五重塔がお目当てです。 不二桜さんは半分ほど散ってしまっていましたが、巨木の堂々たる姿に今年も元気をいただきました。 桜さん 満開を過ぎると文句を言われますが、私は散り始めの桜さんも葉桜さんも好きですよ。 桜さんって、なんだか人間みたいでしょう。 二十歳が満開 三十路は葉桜 四十路 五十路はむさ苦しい夏葉で、六十過ぎると紅葉して落ち葉となって・・・ そんな表面の華やかさだけしか見えてないのは愚かやねぇ。。。 せっかくこの美しい日本に生まれてきた意味なんか分かりっこないのです、そういう人たちは。 桜の木とお話してごらん すごくがんばって花を咲かせて、 今年の春も彩ることができて、とてもホッとしてはるよ。 ひと仕事終えて、さぁ栄養つけなくちゃって、お腹空いたって、葉っぱをグイグイと広げます。 まるで大きな背伸びをするやうに枝を伸ばして。 散り始めの桜さん 葉桜になった桜さんに「ごくろうさま&ありがとう」って言いたいな。 十代 二十代 三十路 四十路 五十路・・・ 戸籍年齢なんかクソくらえ。 私は桜さんに「ごくろうさま&ありがとう」って微笑む人が大好きです。 それが光さんのイチオシ「愛」だと思うのです。 夢分流打鍼をし過ぎているからかな? 最近、木槌をふるう左手の中指MP関節が曲がってきています。伸ばすと、ちょいと痛い。 今日もなんか気になりながら、東寺へと入りました。 リュウマチ? いやいや  腱鞘炎? う~ん・・・ 東寺の本堂で薬師如来さんを拝んでる時に答えが見えました。 薬師如来さんの右手は中指を曲げた印を結んでおられます。 まさしく私の左手と同じ(私は左利きなので) そうかぁ 薬師如来さんも指が曲がるまで打鍼をして衆生を病から救ってはったんや。 そう思うと、中指の痛みも何だか愛おしくなってきました。 病は気から。 気を変えると病も病でなくなります。 そんなんでええの?  そんなんでええのです。 薬師如来さんの手で木槌をふるえば、もっと打鍼の効き目が高まるでしょう。 これまで治らなかった病、取り尽くせなかった痛みや苦しみが楽になるのなら、中指一本 薬師如来さんに捧げましょう。 そんなんでええの?  そんなんでええのです。 労宮には蓮風先生の氣が宿っています。 中指には薬師如来さんが宿ってくれました。 昨日まで東寺の桜さんのことはすっかり忘れていて予定には入っていなかったのですが、今朝、フッと思い出して・・・どうしても行きたくなって、雨の中を出かけて行ったのです(普段の私なら雨天中止なのですが)。 きっと薬師如来さんに呼ばれたのでしょうね。 前世物語 先生はひこざの魂に尋ねました。 「もう身体を離れましたか?」 「はい、上から見ています」 「死んだ時、何か決心したことはありますか?」  ひこざの魂は泣きながら答えました。 「私は自分の力を過信していました。傲慢でした。自分の力を認めさせようとしていました・・・。悪いことをしました。悪かった。許して欲しい・・・」 「そして、次ぎはどうしようと思いましたか?」 「みんなに優しくしよう。みんなに優しくなかったから、今度は優しくしよう」 「優しくするためには、どうしようと思いましたか?」 「私には人を押さえつけるところがあります。今度は人を押さえつけないように気をつけます」  先生はひこざの魂を高みへと導きます。 「そのまま上へあがります。高く高くあがります。その高いところから、ひこざさんの人生を見てください。そして何か気がつくことはありますか?」 「真直ぐな人でした。折れることを知らないようでした。いつも私は思い通りに生きてきました。だけども多くの人を傷つけてきました。なみも、仲間たちも、みんなを傷つけてきました。だから反省しなくてはいけません」  先生はさらに高みへと導きます。 「もっともっと高く高く、上にあがります。どんどんあがった高い高いところから下を見ると、ひこざさんの人生と、今のあなたの人生が平行に並んで見えます。二つの人生を見て、何か気がつくことはありますか?」 「ひこざさんの道は一本道です。私の道は木の枝みたいにいっぱい枝分かれしています」 「今、あなたはどの地点にいますか?」 「まん中です。もうそんなに枝分かれはないみたいです。後はちゃんと選んで行けばてっぺんに着きます」  先生は更に上へと導きます。 「そこから上はどうなっていますか?」 「光が差し込んでいます」 「その光の中にスゥーと入ります。どんな感じがしますか?」 「あったかい・・・」 「その光の中に誰かいますか?」 「おじいさんがいます」 「そのおじいさんに聞いてください。今回の人生の目的は何ですか?」  魂が泣きながら答えます。