2014年4月24日木曜日
おはようさん 2014.4.23.
先週木曜日に軽度の左片麻痺&構音障害(7.9.12神経マヒ)で発症した脳梗塞の患者さんを診ています。
発症二日目に受診した某公立有名病院の救急科では・・・最初、何の検査もせずにアスピリンだけ処方して帰宅させようとしたらしいです。 信じられないですよねぇ。。。
さすがに家族が食いついて、脳CTだけは撮ってくれたそうです。で、小さな脳梗塞だから家で安静にしてなさい・・・だったらしい。 う~ん、ええんかいなぁ、そんなんで。。。
なんだかマニュフェスト通り コンピューター診断の匂いがプンプンしてます。
ぜ~んぜん患者さんを診ても、触ってもいないですねぇ。
昨日からうちで診てますが、軽度の顔面神経麻痺と舌偏位があるから、嚥下障害を起こす可能性がしばらくの間はありますよね。こういうことを家族にちゃんと教えてあげとかないと、不慮の事故につながってしまいます。
昨日から当院秘伝?の治療を行って、今日のマヒはかなり改善していました。よかった&よかった。
大病院や専門医だから適確&最高の治療をしてくれる・・・なんてのは幻覚妄想です。
今やお国の超過酷な医療費削減政策で、大病院も専門医もノルマ&ノルマで締め上げられて、まっとうな医療など出来なくなってしまっていますからねぇ。
お先真っ黒くろすけなこの国の福祉医療です。。。
昨日も今日も身体の芯が冷えて、体調不良に至っている患者さんが多かったです。
今日は特に命門(GV4)が冷えている人が多かったなぁ。
気温20度前後でカラッとした爽やかなお天気だから、とっても過ごしやすいはずなんだけど、まだまだ身体も自律神経も冬を引きずっている人が多いのですね。
春バラさんたちが咲けば、梅雨の湿 高温多湿の夏がやって来ます。
命門や神闕が冷えたままだと、湿邪が腰とお腹から入り込んできて、そのまま湿痰や湿熱の病気を引き起こします。
そう思うと、爽やかな季節やけど、今のうちに冷えを取っておかなくちゃって思います。
梅雨に強くなる。
夏に強くなる。
そんな体質への改善は、今、この時期が大切なのですね。
前世物語
「りんごに何かメッセージが入っているらしいです」
「あなたのメッセージが入っているりんごはありますか?」
夫は彼女のりんごを取ってくれました。するとりんごが八つに割れて、中にメッセージが入っていました。
「何というメッセージでしたか?」
彼女は少し元気になった声で答えました。
「もう大丈夫だ、と書いてありました」
「その実をどうしたいですか?」
「そこに置いておいます」
「夫に尋ねてください。もう大丈夫、とはどういう意味なのですか?」
「もう何も恐がることはありません。私は私の役目を果たすことが出来ます。それがちゃんと見つかります。もうすぐだ、と言ってくれています」
彼女に自信が湧いてきたようです。先生も大きく頷きながら質問を続けました。
「私の今回の人生の目的は何ですか?」
「私は今までもずっとそうでしたが、今回もやはり人を気持ち良くさせる働きをするはずです」
「どんなことをすればいいのですか?」
「身体のことをもっと勉強しなさい。具体的には食べ物に関することです。とにかく何かを始めないといけません」
夫が少し厳しく言いました。彼女は素直に頷いています。先生は話題を変えて、彼女から依頼された質問をしました。
「今の両親のもとに、なぜ生まれたのですか?」
「人との人間関係を学ぶためです。人を大事にして自分も大事にすることを学ぶのです」
「私が両親を選んだのですか?」
「私が選びました」
「なぜこの両親を選んだのですか?」
彼女の表情が一瞬、ハッとしました。
「両親、特に父親との関係は失敗しましたが、そのことによって他の人たちとの関係をもう一度考え直すことが出来ました。両親がこのチャンスをくれたのです」
彼女の目じりに許しと感謝の涙が見え隠れしています。
「私は今までに何回生まれ変わりましたか?」
「七十二回です」
「今の父とは何回、同じ人生を送りましたか?」
「六十二回です」
「今の母とは?」
「全部です」
彼女は小さく頷いて両親を受け入れてくれました。先生はギリシャの夫に尋ねました。
「これから充実した人生を送れますか?」