2014年4月3日木曜日

おはようさん 2014.4.3.

今日は午後から奈良の学園前 藤本漢祥院までワーゲン君でドライブの日です。 高速を走りながら眺めた生駒の山並みも所々に桜色に染まっていて、まさしく ♪春も のどかぁに♪ 町並みも一面、桜 桜 桜。 思いました・・・こんなに美しい日本に生まれてよかったなぁ。 なんて美しいのでしょう。 寒い冬だったから尚更なのかしら 今年の桜の春は最幸です。 ねがはくは 花のしたにて春死なん そのきさらぎの望月の頃 先日、twitterで見かけた記事です。 【ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」】 ①位:自分自身に忠実に生きれば良かった。 ②位:あんなに一生懸命働かなくても良かった。 ③位:もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった。 ④位:友人関係を続けていれば良かった。 ⑤位:自分をもっと幸せにしてあげればよかった。 自分自身に忠実に生きる=自分の気持ちを表す=自分を幸せにしてあげる は同じですね。 =一生懸命に働かなくてもよかった も裏表の関係で同じですよね。 つまり、死ぬ直前の後悔は・・・素直に笑って&もっと楽しみたかった・・・だと思います。 自分の人生だもの、もっと楽しんでもいいんだよね。 最後に日に、もっと笑いたかった もっと楽しみたかった・・・なんて後悔はしたくないなぁ。 自分に素直に、楽しく生きて、笑って最後の日を迎えることができたなら・・・ ねがはくは 花のしたにて春死なん そのきさらぎの望月の頃 と言えるのです。 もし明日、死ぬとわかったら、何か後悔することはありますか? その後悔の言葉こそが、貴方の「生きがいの創造」へのキーワードなのですよ。 前世物語 「先生、昨日、哲学者は理解されずに死んでもいい、なんて言うから、ちゃんと神様は先生にメッセージをくれたわね」  私はそう言いながら先生にデコピンしました。先生は照れながら答えました。 「本当だね。これだから神さまはお見通し、悪いことは出来ないよ、なんだね。どこで盗み聞きしてるんだろうね」  私は心を指さしました。 「うん、そうだね。だから言霊ことだまって言うのだね。言葉に神さまが乗っかって心を伝えてくれるんだね」 「先生、今日の症例でちゃんと反省しなさいよ。私が講釈して差し上げますからね」  私は胸を張って先生の前に立ち塞がりました。 「お手柔らかに頼むよ。それにしても美子さんの胸は立派だなぁ・・・」  私は先生のホッペタを引っ張りながら怒りました。 「ちゃんとそこで聞いていなさい! いつもそんなのだから先生と私は『高橋留美子』だ、なんて言われるのよ」  先生は反省のポーズをしながら喜んで笑っています。 「?? コイツ、何か勘違いしたな・・・」  私はそのまま先生への講釈を始めました。 「先生、このカールは自由奔放に生きていたでしょう。あまり人と交流せずに、自分だけで楽しく生きてきたと反省していますからね。ホラ、先生もそんなところがあるでしょう。もっとも先生の場合はそれが幸いして、こんなに素晴らしいお仕事をするようになったのだから、美子は許してあげるけどね。  でも、先生は友達つきあいがヘタなんだから、そこは哲学者はそれで本望だ、なんて居直らないで努力しなさいよ。そうじゃないとカールみたいに『最後は誰もわかってくれずに、寂しく死んでいったのです』になるからね。そりゃ、美子は先生を看取ってあげるわよ。私が先に死んでたら魂になって迎えに来てあげるわ。でもね、先生もお葬式は賑やかな方が好きでしょう。先生はさびしがり屋なんだから、ホントはね。だからもっと友達を大切にしなくちゃいけないわよ。 『人に誤解されないように、もっとみんなに自分のことをわかってもらえるように、ちゃんとした表現がうまく出来る人になりたい』のなら、この美子に弟子入りしなさい。私と先生は同じだけ生きてきて、友達の数は数十倍だものね。先生は確かにお酒は飲まないし、話の話題は哲学とかの超硬派か経済とかのグローバル過ぎるものだけだものね。そう、それとH系、これは絶対にダメよ、話題としては女の子には嫌われるからね。大人の女と二人きり、の時にはいいけど友達には禁止ですからね、ちゃんと覚えておきなさいよ。だいたい医者だからって知識がありすぎるのよ。学生時代、産婦人科の成績はトップだったのは確かだと思うけど、これも封印しときなさいよ。先生は話ヘタなんだから、これからもっと聞き役に回りなさい。『もっと自分をわかってもらえるように、ちゃんとした表現がうまく出来る』というのは、何もうまく話せるということだけじゃないのよ。誤解しちゃダメよ。話上手は聞き上手、と言うでしょう。先生はまずみんなの話を聞くことから始めるのよ。ウンウン、と頷いてニコニコ笑って聞いているだけでいいのよ。そして何か意見を求められたら、グローバルな超硬派の意見で構わないからピシッと決めるのよ。そこでダラダラと言わないこと。口説く言葉は十字まで、と言うでしょう。一言だけ言ったら、また聞き役に徹するのよ。そしたらね、きっとみんなが先生の意見を聞くようになるからね。ホラ、これが先生の友達倍増計画よ。 『これからはもっと他の人にも思いやりを持って、お互い理解し合って、みんなと助け合って、仲良く生きていきたい』  これはみんなに共通した思いですね。幸せとは・・・の答えみたいです。思いやりは愛、理解は許し、助け合いも愛、仲良くは平和です。『今回の人生の目的は? 愛です』という光からの答えが多いですが、この愛をわかりやすく解きほぐすとこのようになります。先生はこれは合格かな?」  先生は肩をすくめて悲しそうな顔をしました。