2014年4月22日火曜日

おはようさん 2014.4.22.

「恋の至極は忍恋と見立申候。逢てからは、恋のたけがひくし。一生忍びて思い死するこそ、恋の本意なれ。歌に、恋しなん後の煙にそれとしれ、つゐにもらさぬ中のおもひを、是こそ長高き恋なれ」(葉隠) こんな恋心を抱いている人なんて、この世では絶滅危惧種やろうなぁ・・・ 今、お風呂 de 読書 してる 隆慶一郎「死ぬことと見付けたり」の中の一文にグッときました。 忍恋かぁ・・・とってもよくわかるなぁ。 今はメール・FB・Lineなどなどで恋が育まれています。 今時 ラブレターなんてあるのかしらねぇ? ファンモンの♪ ラブレター ♪のように、ポストの前を行ったり来たりして・・・出せなかったあの手紙・・・ 切なさ 愛しさ 恋しさ 人を愛するための感性が新緑のやうに輝きながら芽吹いていたよね。 デジタル文字にスタンプや絵文字で綴られたラブレターと・・・ 便せんと封筒を必死の妄想の中で選んで、これくらい集中して勉強したら第一志望校突破は楽勝だぜ!ってくらい集中して思いを綴って、一世一代な綺麗な文字で清書したラブレターと・・・ 全然、違うんですよね。 だって、人間は生きものだもん。 艾を炊くお椀灸が患者さんたちに大人気です。 遠赤外線で同じように温めるレーザーよりもすごくよく効くわって言われます。 科学的には同じ作用だし、熱量もあまり差がありません。 でも、実際に火を使う灸の方が人間にはよく合っているのです。 艾の煙にこころも身体が緩みますしね。 ほら、もらったラブレターの匂いを嗅いでみたでしょう? 紙の香り インクの匂い 彼・彼女の想いの薫り ♪ 今 これだけ好きな人が いるだけでも幸せだって ♪ 人は恋をするために生きているんだね。 その恋はデジタルでもいいけれど・・・ 本当はアナログで恋してほしいなぁ。 五感を研ぎ澄まして、こころの目で見つめ合って、 風のように、虹のように、星々のように、恋をして欲しいなぁ。 この週末はパートナーさんにラブレターを書いてみましょうよ。 一気に未知との遭遇 アセンションしちゃえるかもしれませんよ(;^^)ヘ.. 前世物語  そしてフレアは心静かに死を迎えました。この人生での幸せをしっかりと胸に抱いて身体を離れました。祝福の調べが彼女の魂を抱き留めてくれました。 「魂が口から抜けて宙に浮かびました」 「下の死体を見て何を思いますか?」 「死ぬ時もとても心静かで苦しくありませんでした。すごく安らかな死に顔です。・・・これは私が日頃考えている死のイメージとはすごく違うかもしれません」  彼女が持っていたすべての不安の根源が崩れ去る地鳴りが聞こえてきました。彼女は不安から開放されたのでした。 「看取ってくれた夫と娘はどうしていますか?」 「そばでずっと手を握ってくれています」 「それを見て、どう思いますか?」 「自分のことよりも大事な人たちなので、大丈夫かな、と心配しています」 「あなたが死んだ時に何か決心したことはありますか?」 「また次の人生でも、自分に出来ることは何でもたくさんあります。だからひとりでは出来なくても、自分の想いを人に伝えて、世の中のためになることをします」  フレアさんは自信にあふれた声で言いました。 「あなたのまわりにあなたを迎えに来た存在を感じますか?」 「父かもしれません」 「それはどんな感じですか?」 「大きな手をしています。何も恐がることはない、と言っています」  先生はフレアさんの魂を高みへと導きました。 「そのお父さんと一緒に上に高く高くあがります。あがったところからフレアさんの人生を見て、何か気がつくことはありますか?」 「自分に与えられた能力を十分生かし切った人生でした。それに対する迷いとか、不安とか、恐れとか、そういうのがとても少ない人でした。それは私の道がとてもはっきりしていたことと、まわりの家族が十分サポートしてくれていたからです。私も相手のことがよくわかっていたからです」  先生は彼女を更に高みへと導きました。 「もっともっと高く高くあがります。あがったところからフレアさんの人生と、今のあなたの人生を比べて見て、何か気がつくことはありますか?」 「子どもの頃はすごく似ていたかもしれません。けれでも今の私は途中からすごく恐くなってしまったのです。そして私の魂は閉じ込められて、前世の幸せな時のように自由な魂にはなれないでいます」 「それは何が起こったからですか? 何がきっかけで恐くなったのですか?」  彼女は重く悲しげな声で答えました。 「多分、病気が続いて起こったことです」  彼女の声が小さくなりました。先生は光へと誘いざないました。 「そこから上はどうなっていますか?」 「金色というか、白っぽく光っています」 「その光っている中にスーッと入ります。そこはどんな感じですか?」 「すごく落ち着いています」 「その光の中心に誰かいますか?」  彼女は再び楽しそうに言いました。 「りんごの木があります。金色の実がなっています。ギリシャの時の夫がいます。ニコニコと笑って手招きしてくれています」 「その夫に尋ねてください。この木は何の木ですか?」