2014年1月30日木曜日
おはようさん 2014.1.30.
明日は旧正月。
今日で本当に2013年が終わります。
今朝の雨を眺めながら、初春の息吹を感じていました。
旧暦 太陰暦は自然の感性にぴったりですね。
日の出がだんだん早くなってくるし、
お日さまもどんどん元気になってきます。
水仙 梅 桜・・・春の花々の季節のスタートです。
まだまだ寒いけど、チューリップの芽がちょこんと顔を出していて、
春が待ち遠しいなって、気持ちが前向きになります。
一年の計は元旦にあり と言うけれど、
旧正月・節分・立春のこの頃に「一年の計」を立てる方が、ポジティブ&チャレンジャーな「計」を立てられるような気がします。
私は遠距離の在宅往診用に10年ぶりにバイクライフを復活させました。
往診や通勤は初代TMAX500(スクーター)を使いますが、10年前に思いっきり青春したスポーツバイクのCBR954RR Fireblade君を手放して、新しいバイクを買おうかと画策中です。
ファイアーブレード君、10年ずっと動かずじまいで、先日、「走りたいよ!」の叫び声が聞こえてきました。
バイクは走るのが生きがい。
「カメラは写真を撮るのが生きがい」をモットーにオールドカメラを愛用している私としては、バイク君の悲痛な叫び声にこころが痛んだ次第です。
若いご主人さまのところに行って、思いっきり走り回ってもらいたいと思っています。
ゆっくり乗れる大型バイクで、カメラをリュックに背負って、プチ旅行三昧な休日・・・
これから10年の間に、どれくらいのステキな思い出が作れるかしら。
人生を楽しむってこと&生きがいの創造を実践して、みなさんにご狂乱 ちゃう 供覧したいと思っています。
バイクは怖い、ケガする、死ぬかもしれない、ええ年こいて・・・とネガティブになれば何も出来ません。
お金を貯める、高級腕時計やブランド品に身を包む、高級旅行を楽しむ、エゴな茶会や風流を嗜む・・・それはそれでいいのだけど、私には・・・向いてませんね。
これからの10年、
好きなカメラを背負って、好きなバイクでフラッと出かけて、自由な写真を撮って、出会った人たちとおしゃべりをして、たまには温泉に寄り道して・・・そんな思い出色に染まった10年にしたいと思っています。
ちなみに今、こころ色めいているバイクは HONDA VT1300CX
アメリカンなんかぜ~んぜん興味ない!と豪語していた40代に私が呆れ果てて笑い転げています。
40代の私に笑われるってことは、今の方が若い!ってことですね。
はい! これぞ 生きがいの創造 人生を楽しむ ってことでございます。
前世物語
過去生では、まず着地したところを見て回ります。過去生の中で現れた登場人物のうち、夫婦、親子、師弟などの重要な人は「今のあなたが知っている人ですか?」と確認していきます。ですから登場人物が多いとけっこう時間がかかってしまいます。
そして次に、その人の人生で最も幸せだった時へと戻ります。これは過去生の中での場面転換の練習の意味もあります。主題はだいたいネガティブな出来事が多いですから、どうしてもそんな嫌な出来事には戻りたくないものなのです。その点、最もハッピーな場面を嫌がる理由はありませんから、場面転換の練習にはもってこいなのだそうです。また、このハッピーな場面はその人の人生を見ていくうえでの「安全地帯」にもなってくれます。いざとなれば、その安全地帯にいつでも逃げ込むことが出来るのです。ちなみにこの「人生で一番幸せな時」は、子供の時に両親に見守られながら遊んでいた時と結婚式の時が大勢を占めています。
過去生での足場が固まったら、いよいよ本題です。先生は主題の場面へと進めます。これはそう簡単には見えないことが多いようです。でも、先生は患者さんを追いつめたりせずに次へと進めます。
過去生の最後は死ぬ場面です。この死の場面はほとんどの方が見えます。病気、ケガ、老衰のいずれ
で死にそうか? 身体に痛いところ、苦しいところはあるか? 看取ってくれている人はいるか? 死ぬ直前に何を考えているか? 人生を振り返ってみて何を思うか? 等々を尋ねます。先生のズルいところは、「もう死ぬ間際だよね。ここまでよく生きてきたね。がんばったね。だから人生を振り返ってみて、あの時、何が起こったの? 思い出してみて」と誘導して、見えなかった主題の場面を探り出し
ます。これがけっこう有効な手立てとなっています。これを先生は「思い出の術」と呼んでいます。
そして死ぬ瞬間を通り越します。これはあっけないことが多いです。もちろん苦しむ方はおられますが、それも数分程度ですぐに穏やかな呼吸に戻ります。先生は死ぬのが恐い方の事前説明に、よく例え話としてこう言います。
「私が一番苦しかった死に方は、イスラムの麗しい踊り子だった時です。幾何学模様が美しいホールで踊っている時に大地震が起こりました。高い天井が崩れ落ちてきて、私は大きな円柱の柱の下敷きになりました。肺がつぶれて息が出来なくて死にましたが、あれは苦しかったですね。背中が汗でビショビショになりましたよ。それに比べたら、首を切り落とされるとか、高い塔から身を投げるとか・・・は楽ですよ」
果たしてこれが死ぬのが恐い方のリラックスに繋がるのかどうか、はわかりませんが、先生の口からこれを聞くと何だか過去生で死ぬのも恐くなくなってきます。
ここまでで残り時間はだいたい二十分です。過去生での人生を振り返り、過去生と今の人生を見比べてから光の中へと上がっていきます。そして、後は時間の許すかぎり光との対話を楽しみます。
光との対話が順調に運び、まだ時間的な余裕があれば、「今の人生の目的を達成することができた未来」を見るように促します。二時間半のワークではこの未来のヴィジョンまで進むことが出来ますが、今でもワークの内容は発展的に進化してどんどん濃密になっていますので、どうしても時間切れになりがちです。
「二時間ワークはそろそろ限界かなぁ・・・」
患者さんに出来るだけ素晴らしい気づきの種をたくさん持ち帰っていただきたい、そう思い続けている先生にとっては、今、これが大きなジレンマなのかもしれません。
「神様、先生をお守りください。美子の心からのお願いです」