2014年1月18日土曜日

おはようさん 2014.1.17.

今日は午後の光の前世療法3時間ワークと在宅往診がブッキングした超ハードな一日でしたが、何とか乗り切れました。ホンマ、自分を褒めてあげてます よしよし。 午後のワークは20代の男性で、自分とは何か? 愛とは何か? 生きるとは何か? 死とは何か? と言った青春そのものを真面目に悩んでおられました。 過去生へのテーマは「自分がわかるための過去生へ」 ええテーマだよねぇ 私はこういうの 好きです。 光さんへの質問も50以上あったでしょうか・・・どれも哲学的質問で、光さんも真摯に答えていました。 髪を切ってジーパンを脱いで大人になってしまうと、こういう命題は考えなくなってしまいます。 それはそれで仕方ないんだけど、でもね、そんな大人たちの目に光の輝きは失せてしまっているでしょう・・・それも哀しいなぁ。 人生の中でさまざまな経験をしながら、自分なりの「生・死・愛とは?」の答えを求め続けることが本当の意味での「生きる」ことじゃないかなって思っています。 今生を終えて光の中へ戻った時、「どうだった?」と聞かれて・・・何と答えますか? こんな奉仕をしました。 こんなに愛しました・愛されました。 こんなに喜ばれました。 こんなに幸せでした。 こんなに楽しみました。 (さすがに、こんなに儲けましたとか、こんな地位を得ましたとか、こんなに殺しました・・・とは恥ずかしくて言えませんよねぇ) 「で。どうたったの?」と重ねて尋ねられたら・・・ほとんどの人はタジタジじゃないかな? 「こんなに~しました」から何を学んだのか? 気づいたのか? がまず大切で。 いくつもの「こんなに~しました」から学んだこと、気づいたことを統合したり俯瞰したりしながら、さらに高次の何かに気づけるかどうか? でやっと光さんと対バンできるわけです。 そんな想いから、今日の若者のワークはとても嬉しかったのです。 P.S. 今日のワークで恒例の「まず何から始めたらいいですか?」の問いに光さんは「走れ!」を連発してました。 いいですねぇ「走れ!」って。 何だか今年の言葉!って感じがして、とても清々しい気持ちになりました。 前世物語 「どんな地面が見えますか?」 「乾いた黄土色の土です。畑みたいな感じがします」 「足に何か履いてますか?」 「裸足です」 「足のサイズは大人ですか、子どもですか?」 「大人です」 「下半身には何を着ていますか?」 「白い布みたいなものを帯みたいなもので腰に留めています」 「上半身は何を着ていますか?」 「ノースリーブの白い布です」 「手に何か持っていますか?」 「何も持っていません」 「手のひらを見て。肌の色は何色ですか?」 「肌色です。少し日焼けしています」 「右手で左手を触ってみてください。どんな手を感じますか?」 「ゴツゴツした男の手です」 「頭に意識を向けて。頭に何かかぶっていますか?」 「何もかぶっていません」 「どんな髪をしていますか?」 「短くて茶色のパーマがかかった髪です」 「ヒゲは生えていますか?」 「顎のまわりにあります。なんだかガッチリした顔立ちです」 「目の色は何色ですか?」 「黒い目です」 「あなたの意識はその男の人の中にしっかりと入ります。しっかりとその男の人に繋がります。そして その男の人の目でまわりを見ると、どんな風景が見えますか?」 「荒野の中に所々、畑が見えます」 「今、あなたがいる時間帯はいつ頃ですか?」 「昼間です」 「あなたの年齢はいくつですか?」 「中年です」 「あなたの名前は何と言いますか?」 「スティーブンです」 「スティーブンさんのそばに誰かいますか?」 「女性が斜め前にいます」 「どんな服装をしていますか?」 「長いローズ色のスカートに、上は長袖のグレーのシャツを着ています。頭には何か巻いています。肌 は白っぽいですが少し日焼けしています、目は茶色です。かごに豆を拾って入れています」 「その人の歳はいくつくらいですか?」 「中年です。お母さん、っていう感じがします」 「どんな表情で豆を拾っていますか?」 「一生懸命に仕事をしています」 「スティーブンさんにとって、その女の人は誰ですか?」 「妻です。おとなしい人です。いつも微笑んでいます。良いお母さん、という感じがします」 「その女の人は、今のあなたが知っている人ですか?」 「知りません」  受け答えがしっかりとしてきました。先生はガイドのテンポを早めて場面を移しました。 「右手に石造りの宮殿が見えます。なぜだか十八世紀のような気がします。ここは南ヨーロッパのどこ か海沿いです。私はじっと宮殿を見上げています」 「あなたはどんな気持ちですか?」 「孤独です。ずっと城を見ています。時々溜息をついています」  お母さんの声が深く沈み込みました。 「スティーブンさん、その日の夕食の場面に移ってください。誰が一緒にいますか?」 「木の家の中にかわいい男の子がいます。おかっぱの髪にブルーの目をしています。六歳のジェニーで す」 「その子は、今のあなたが知っている人ですか?」 「お兄ちゃんの純一です」  お母さんはとてもビックリしました。でも涙顔が微笑んできました。 「他に誰かいませんか?」 「奥さんです。さっきの豆を拾っていた人です」 「今夜は何を食べていますか?」 「野菜の入ったスープです」 「スティーブンさんは今、どんな気持ちですか?」 「それなりに幸せです」  過去生を見る練習は終わりました。これからが本番です。先生は切れ目なく尋ねました。