2014年1月15日水曜日

おはようさん 2014.1.14.

今日はお腹の風邪の患者さんが多かったようです。 吐き気と胃部不快感、寒気、関節痛、下痢も少し・・・でも咽頭痛や高い熱発はありません。 熱発がないのでインフルエンザではなし・・・。 正月の暴飲暴食のツケが回ってきた人も・・・いましたが。 腹診すると、胃土に寒邪が入ってきた様子でした。 単にブスコパンで腸管蠕動を止めてもダメ。胃苓湯(蒼朮・橘皮・厚朴・猪苓・白朮・茯苓・沢瀉・大棗各3.0;縮砂・黄連・甘草各2.0;乾生姜1.0)も効かず。 で、こりゃぁノロなどの病原菌由来ではなく、寒邪が胃土を犯したんだなと推察しました。 ならば・・・食事指導が先です。 温かいもの、消化の良いもの、お野菜中心・・・鍋物でしょうねぇ。 (逆に冷たいもの禁止! これを結構飲食してはったんですわぁ) 在宅往診してる重度肺気腫のお年寄りは、ここ数日、何も食べられないので入院したいと・・・運良く近隣の病院が入院させてくれたので良かったです。 寒さ負けで食思不振&倦怠感なお年寄りも多い一日でした。 寒邪から胃土を守るには、やっぱり適量のお酒かなぁ? この真冬の時期に温かなお酒や粕汁って先人の知恵なのですね。 みなさんもお腹の風邪にご注意願います。 寒邪や病原菌が口鼻から喉を通って気管支・肺で暴れると気管支肺炎になります。 喉から胃に侵入してくると冬の腹痛になります。 どっちも予防はうがいですね。 それと免疫力アップ。つまり温かくして早く寝ましょう!ですね。 妄想日記のつづき その時・・・摩陀羅神社の中から天女が舞ながら現れました。 詩仙の君は目を閉じたまま、鈴の音に揺られながら、たおやかに舞います。 もののけに憑かれたのではありません。 君の記憶の深い深いところにひっそりと佇んでいたあの日の君が今、蘇ったのです。 君は太古の昔から縄文出雲時代までずっと天女の家系でした。 弥生ヤマトに征服された時、天女の君は黄泉の国へと隠れました。 黄泉の国。誰のこころの奥にもそこへ通じる道はあるが、誰も生きてそこへ行くことはできないところ。 まっくら森の小川に沿って小山を3つ登ったら、見えてきた山、とんがり山。豚鼻洞窟 右 左。さぁ どっちにしようか おなぐさみ。 どっちに行っても右 左。右も左も天も地も 閉じて開いて 三つがひとつ。上や下への大騒ぎ。面白やぁ 面白やぁ。 狂言が神憑りとなって囃し立てます。 それでも君は天女のまま舞い続けています。 それはまるで夕立の向こうに架かる美しい虹のやうでした。 (明日につづく) 前世物語 第二章    死者との対話  過去生療法のパンフレットに「亡くなられた方の魂ともコンタクトできます」と書いて以来、これを 目的にワークを受けられる方がとても多くなりました。ほとんどの方は過去生退行をきちんと理解され た上で受診されますが、時にはとんでもない誤解をされたままの方が来られることもあります。 「過去生? 何ですか、それ? そんなもの、どうでもいいから死んだ***に会わせてくれ!」 「実際に目で見えるんでしょう。死んだ人が目の前に現れて元気だった時のように普通に話せる、と思っ ていました」  このような方がうまく催眠状態を維持できるはずはありません。当院では先生の前著「生きがいの催 眠療法」(PHP研究所)を読んで、しっかりと理解していることが受診の前提条件となっています。 「ちゃんとご本は読ませていただきました」というウソは先生には通じません。ワークの主題をしぼり ワークの注意事項を説明している間に、そのような方は自ら墓穴を掘ってしまわれます。それでもせっ かく楽しみにされて遠くからやって来られていますので、先生は普段通りのワークをしています。 「それはあなた、恐山とか沖縄のイタコさんのところへ行った方がいいんじゃないの?」  そんな患者さんから感情面でかなり強いストレス・パンチを浴びせられても、平然として手抜きなし のワークをしている先生に、「一体、あなたは何者なの?」と思うこともあります。でも、ご安心くだ さい。先生は普通の人です。そんな辛いワークがあった夜、先生はとても饒舌になってオヤジギャグを 私に浴びせ返してくれます。アホになった先生がかわいく思えて許せるのは、きっと私が少しだけ、お 姉さんだからでしょうね。  死者との対話は、ワークを受けられる方と亡くなられた方との関係が成功率に大きく関与しています。 一番成功するのは、お母さんが死んだ子どもに会いに行くケースです。これはとても高い確立でコンタ クト出来ています。次に成績が良いのは、子どもが死んだ親に会いに行く場合です。これもまあまあコ ンタクト出来ています。問題が多いのは夫婦間です。会いに行く方の心のどこかに、「ちょっと文句で も言ってやろう」などという思いがあると、うまくコンタクト出来ません。ある時、亡くなった妻のヘ ソクリのありかを聞き出そうとした方がおられましたが、当然何も見えませんでした。そうかと言えば、 冬山で遭難された夫の亡骸のヴィジョンが見えた方もおられました。私の感触では夫婦間での成功率は 五分五分ではないでしょうか。でも、聞いていて最も涙が誘われるのは、この夫婦間のコンタクトです。  私もこのワークを先生にしていただきました。私を先生と再会させてくれたのは亡き夫なのです。