2013年12月15日日曜日
おはようさん 2013.12.15.
数年前にNHKで放送された「坂の上の雲」をひょんなことから見ています。
旅順攻撃編と203高地編を見ながら、無性に哀しくやるせなくなりました。
融通の利かない乃木希典第三軍司令官と取り巻きの無能な参謀たちが旅順要塞の正面攻撃を何度も繰り返していきます。
突撃を繰り返しては何千何万の人間が無駄死していく。
何が哀しくやるせなかったのか・・・それは今の福一、今の日本とそっくりに見えたからです。
確かに現場も上層部も一生懸命にやっているのでしょうが・・・汚染水を海に流し、最前線の作業員を使い捨てにして・・・まるで機銃掃射の雨の中を突撃、全滅を繰り返していた旅順と爾霊山と同じじゃないでしょうか。。。
機転の利かない司令官と無能な参謀たちが繰り広げる突撃全滅というシチュエーションは、先の大戦でも繰り返されてきました。日本人の知恵は、まったく進歩していないのかしら?
戦後、アゲアゲの時はボロが出なかったけれど、バブル崩壊後の失われた十年二十年とデフレスパイラルの大低迷期には、やはり同じことが繰り返されてきたように思います。
そして311後の今。
日露戦争の時も日本の国家としての存亡がかかっていましたが、今も日本の存亡の時ではないでしょうか?
2011年から時代がどんどん逆行を始めています。
今の世界情勢は大戦前夜にとても似ています。
この時代の逆行の意味は、歴史からちゃんと学びなさい!という神さまの追試だと思います。
日本人の悪いところを見せてくれています。それに気づかなくちゃ・・・明日はありません。
政治を見ても、藤原摂関家以来の官僚制を見ても、素直で柔軟な目で先例たちを見直せば・・・神さまの追試の答えはもうちゃんと出ています。
ここで答えを出して、具体的に舵を切ってみせなければ、世界中のさまざまなところで点滅し始めている「終わり」のシグナルが一斉に輝いて、何もかもが終わってしまうのではないだろうか・・・別に終末論者ではないけれど、2013年のお日さまが消え去ろうとしているこの時期だからこそ、そんなことに気づいたのかもしれませんね。
<コンタクトの続きです>
「神さま、アキコちゃんから今回、私は何を学んでいるのですか?」
私は彼女の次女について尋ねました。彼女は少し首を傾げながら答えました。
「一生の愛です・・・」
「神さま、私はアキコちゃんと一緒に生きた人生がこれまで何回ありますか?」
「七十六回です」
「今回アキコちゃんが私の子供に生まれたのは、私がアキコちゃんを呼んだの? アキコちゃんが私を選んだの? それとも神さまが決めたのですか?」
「アキコちゃんです」
「今回、なぜアキコちゃんは私を選んでくれたのかしら?」
「会いたかったからだって・・・」
彼女は嬉しそうに言いました。よねさんの人生では、次男が今のアキコちゃんでした。台所で突然倒れた時、この次男も駆け寄ってきて、お母さん、お母さん、と呼び続けたのでした。もう一度お母さんに会いたい、という強い気持ちが今生での再会に実を結んだのでしょう。
「神さま、私はこれからアキコちゃんをどのように育てていったらいいですか?」
「病気しがちかもしれないから気をつけなさい、と言われました・・・そんなに病気なんかしてないけれど・・・」
彼女は考え込むように答えました。答えを探そうと彼女の左脳が働き始めないように、私は夫の長女について続けて尋ねました。
「神さま、私はエリちゃんから今回、何を学んでいるのですか?」
「捨てないこと・・・です」
「エリちゃんと一緒に生きた人生は今まで何回ありましたか?」
「七回です」
「エリちゃんが今回、私のところへ来たのは、私がエリちゃんを呼んだのですか? エリちゃんが私を選んだのですか? それとも神さまが決めたのですか?」
「私が選んだみたいです」
「私は今回なぜエリちゃんを呼び寄せたのですか?」
「大事だったから、と言われました」
エリちゃんは、よねさんの人生では長男でした。よねさんが初めて抱いた我が子です。よねさんの短いけれど幸せだった後半生を象徴するかのような、とても大事な存在だったのでしょう。なぜ夫の連れ子に回ったのかはわかりませんが、よねさんと彼女の強い想いが感じとれる関係です。
「神さま、私はこれからエリちゃんをどのように育てていったらいいのでしょうか?」
「まっすぐ・・・まっすぐ・・・このまま、まっすぐ・・・と言われました」
彼女は何か悟ったような口調で答えました。私は夫の長男について尋ねました。
「神さま、シンヤ君から私は何を学んでいるのですか?」
「安らぎです」
「シンヤ君と一緒に生きた人生は何回ありますか?」
「六って書いてあります」
「今回シンヤ君が私のところへ来たのは、私がシンヤ君を呼んだのですか? シンヤ君が私を選んだのですか? それとも神さまが決めたのですか?」
「神さまみたいです」
「神さま、今回、なぜ私とシンヤ君を結びつけたのですか?」
彼女は小さな声に耳を傾けるように首を傾げました。そして、ニコッとした後に涙声で言いました。
「シンヤ君がこれから私を助けてくれます。あの人を亡くした私の心を癒してくれます。残された家族に安らぎをくれます」
私は神さまに尋ねました。
「神さま、この子供たち四人は今回、なぜここに集まったのですか?」
「ずっと昔から、四人は仲の良い友達だったのです。何か事がある時には、必ず四人が集まってきます。四人は力を合わせて、困難な試練を乗り切ろうとしている人をサポートする役目をずっと昔からしてきています。四人は古くからのソウルメイトなのです」
彼女は神さまの言葉をそのまま伝えるかのような淡々とした口調で言いました。私は次のステップへと彼女を導きました。
<明日に続く>