2013年12月1日日曜日

おはようさん 2013.12.1.

さぁ12月ですね。 今年もラストスパートです。 まだ1ヶ月も残ってるので、今年一年を振り返って・・・は早すぎますが、 私の今年は辛いこと、しんどいこと、がんばっても報われないことが多かったように思います。 だからこそ、年末は作り笑いでいいから、笑っていたいな。 人生には節目が巡り巡って来ます。 人生行路の春夏秋冬が巡って、大きな節目を迎えて人生の次のステップに移行します。 私の場合16年の周期です。そして来年がその大きな節目が訪れるだろう年になります。 春は新緑。梅や桜が咲くように、枯れ枝に花が咲きます。 大いなる流れに乗りながら新しい何かが始まります。 大切な人との出会いもこの頃ですね。 夏は盛り。すべてが順調に流れ、創造的な仕事がどんどん沸いてきます。 友が友を呼び、輪が広がっていきます。 ポジティブなオーラがあふれ出ています。 秋は成熟。仕事に落ち着きが出てくると同時に、さまざまな別れが始まります。 同じベクトルで一団となって進んできた仲間たちの輪が緩み始め、それぞれの天命やエゴに導かれながら、あるべきところへと落ち着きます。 人生の達成感を感じるのもこの頃ですね。 冬は死。死の影に沈みます。 エゴや我欲が木枯らしに剥ぎ取られていきます。 ネガティブ思考が絶望や悲嘆を増幅していきます。 もうこれで人生は終わった・・・とあきらめてしまうのがこの頃です。 会社勤めの人たちなら60才前・・・人生の終わりを意識してしまう気持ちもよく分かります。 人生の中に節目を見いだせていないと、人生70年のワンクールだけになってしまいますよ。 青春時代が春。結婚して仕事に子育てに忙しくしてたのが夏。 出世したり子供が大きくなって生き方に落ち着きが出てきたのが秋。 定年退職して子供が巣立って、パートナーとふたり・・・看取って看取られてが冬。 人生70年ならこれでよかったけれど、今は人生90、100才だからこころが病んでしまいます。 人生の中にはいくつも節目があります。 小さいのから大きいのまで。 ラッキー&幸せなものも、失敗・不幸・涙なものも。 春夏秋冬のパターンで繰り返していることを見つけると、人生の節目が見えてきます。 この人生の節目が見えてくると、例え今が厳冬でお先真っ暗でも、ここを我慢したら、乗り越えたら必ず春が来ることが分かります。 何の根拠もない未来予報だけど・・・今をがんばる力になってくれます。 冬の桜や梅の木をよく見ると、小さくて固い花芽がちゃんと着いています。 冬の間に春の準備をちゃんとしているのです。 人の人生も同じ。 不運だ・ダメだ・終わりだ・・と嘆いていても春はやって来ません。 寒さ厳しい冬の中で、小さな幸せにいっぱい感謝できれば、すばらしい春爛漫がやって来るでしょう。 人生70年の頃は巷の情報やニュースを鵜呑みにしていても良かったけど、 今は何が正しいのか? 何が本当の情報なのか? を自分自身の目と耳、そして鼻でかぎ分けていかなくてはなりません。 小さな幸せを見つけるのが上手な人は、情報への鼻もよくききます。 小さな幸せ・大きな感謝と喜びが出来る人だけが巡り巡る人生の節目の意味を感じ取り、自分の未来を切り開きながら、自分らしく生きることができるのですね。