2013年9月11日水曜日

おはようさん 2013.9.12.

今週の午後は前世療法ワークが入っていないので、しっかり藤本蓮風先生の本を読んでいます。 先週の北辰会定例会で、理論と感性の両方が大切。理論ばかりじゃダメだし、感性に頼ってばかりもダメ・・・と何度も力説されていて、その度にグサッグサッと胸に刺さりました。 氣を感じ取る感性に生来恵まれていたことに気づいて、これこそ天職じゃん!とばかり実践を重ねています。治る人たちも増えてきて、ちょっと自信が出てきたかな・・・で蓮風先生の戒めを受けて。 はい、これぞ天道 鍼の道をしっかり精進しながら進みなさい ということだと思います。 だからこそ、調子に乗ってると叱ってくれるんですね。 お天道さんはなかなか叱ってくれたりしません。 光の前世療法を受けられた人たちを見ていても、光さんはとても優しいです。 これぞ!という人以外には、どっちでもいいよって優しく慰めてくれます。 すごくタイムリーな蓮風先生のお話に、まるで自分のことを語られているようで、恥ずかしくもあり、嬉しくもあったのでした。 しっかりお勉強しなくちゃね。がんばりましょい! 先日、顔面蒼白・意識朦朧で運び込まれてきた慢性腎不全のおばあちゃん。 腹診で虚だった右大巨に鍼1本・・・20分後には顔に赤みが戻って、しゃべり始めました。 翌日、歩いて再診。もう一度、大左巨に鍼1本・・・午後にはいつものようにはたきをかけながらの玄関のお掃除をしてました。 今日はもうすっかり元気に。もちろんボケなど残ってません。 今日読んだ蓮風先生の本に、理論がわかってなくても滑肉門・天枢・大巨はよく効く・・・から気をつけなさい って書いてあったけど、とりあえず感性で患者さんひとりを救ったのだから結果オーライということで(;^^)ヘ.. 今日も前世療法ハンドブックの続きをご覧くださいね。  どうやって光の中へ入るの? 過去生での死後、魂となって高く高く昇りながら、上を見てもらいます。 心が開いている人は、光そのものが見えます。 太陽や月、とても明るい星も同じです。 心に少しブロックがある人は、白い雲が見えます。 その雲を突き進んで、雲の上に出るように誘導すると、白い雲の上で光の存在に会えます。 心に大きなブロックがある人は、青空だけだったり、真っ暗だったりします。 それでもさらに上へ上へと誘導すると、宇宙空間に入ります。 そして宇宙の星々の中で、特に明るい星、呼んでいる星、気になる星へと入ってもらいます。 暗黒の宇宙は、自分の心の壁そのものを見ているのです。 星々は、心の壁の隙間から漏れ出してきた光なのです。 こうやって光の中へと入ります。 どのような経路を取ったとしても、光の中に入ったら優劣はありません。 一度コツをつかんだら、誰でも簡単に光の中へ入れるようになります。 時々、光は見えているけど、光に入れない人がいます。 光との間に目に見えない壁があるのです。 「天井があって、これ以上、昇れません」という人もいます。 これは潜在意識よりも、もっと深いところにあるブロックです。 魂に打ち込まれた鋭い楔くさびが原因です。 このブロックを打ち破ろうとすると、いつも激しい頭痛に襲われてしまいます。 催眠から緊急離脱して、お茶で一服すれば、うそのように頭痛は治ってしまいます。 ただし、頭痛が起き始めてからの記憶はほとんど残っていないので、何が起こったのか、もわからないのです。 こういう方は頭痛に懲りているので、前世療法を再び受けようとはしません。 自分の中の触れてはいけないものに触れてしまった、という漠然とした怖さだけが残るのでしょう。 ここに前世療法の限界があります。 心が閉じていることを認めましょう  光と対話するためのキーポイントは何ですか? 光と対話するために必ず通らなければならないポイントは、過去生での死の場面です。 過去生があまり見えなくても、この死の場面をきちんと通り抜ければ、光との対話は成功します。 死ぬ直前に進むと、年令、死因、見取ってくれている人との関係を聞きます。 その人生を振り返ってみて何を感じるか、やり残したことは何か、も尋ねます。 そして、その死の場面を見るように誘導すると、その人の意識は身体を離れて宙に浮きます。 「下を見て。死体が見えますか? 死体を見て、どう思いますか?」と尋ねます。 魂となった意識体は、けっこうドライです。 死体を見て泣き出すことはありません。 「身体のどこから抜け出しましたか?」という問いには、頭、胸、腹の他、全体的にボワッと、という答えが返ってきます。 このふたつの問いが、光との対話を成功させるキーポイントです。 肉体から自由になった魂は、死んだ身体への執着はないのが普通です。 こちらから声をかけないと、死後、魂はどんどん上へ登って行ってしまいます。 死体を振り返って見ることなどしないのです。 本当に死んだ場合は、それでも問題なく光の中へ戻れますが、前世療法の場合、今生の顕在意識が執拗に妨害してきます。 光の中へ入って光の存在に抱きしめられるまで、今生の意識体は完全には解放されないのです。 過去生での死の場面、特に意識体が肉体の世界から解放された事実を確認することは、とても左脳的なヴィジョンです。 今生の顕在意識がそこで納得している間に、振り切って光の中へと入ってしまおう、というのが、このパートのねらいなのです。 前世療法は全編、顕在意識との鬼ごっこです。 ガイドはこの世の常識に捕まってはいけません。 前世療法のガイドが奇想天外な人ばかりなのも、うなずけます。 死んでみましょう  ブレークスルーしたいのですが? 前世療法では、心の病気の原因を過去生に求めるテーマがほとんどです。 心の病気の根本原因が、過去生の中で見つかることがあります。 今生と過去生を見比べてみることで、心の病気の真の意味に気づき、過去生と今生を切り離すことができます。 前世療法が終わった途端にブレークスルーが訪れて、心の病気が完治する、と信じている方がいます。 ブレークスルーは、一種の悟りです。 お坊さんは一生涯の修業を通じて、悟りに至ります。 お坊さんの悟りを邪魔するのも、心の病気のブレークスルーを邪魔するのも、どちらも煩悩であり、欲なのです。 病気は誰だって早く治したい。 でも一皮むけば、病気の恩恵を手放せない自分がいます。 まわりの人たちが運んできてくれる無償の愛が、とても心地よいのです。 前世療法は、こんな心の病気を手放せない自分との戦いです。 病気の原因に気づいても、病気を手放さない限り、ブレークスルーは発動しません。 前世療法でブレークスルーの準備はしますが、最後にスイッチを入れるのは自分なのです。 無償の愛を受け取るだけの生活から、自分から愛を与える生き方へと踏み出すには、とても勇気が要ります。 光との対話で気づきを得た後、ヒーリング中心の療法が必要になってきます。 愛のエネルギーをいっぱい詰め込んで、前向きにして、送り出します。 依存から自立へ、が前世療法のヒーリングのテーマなのです。 従来の医療は病気との戦い、でした。 前世療法は自分との戦い、です。 そして、それは悟りへの道、そのものなのです。 病気から自立しましょう