2013年9月10日火曜日
おはようさん 2013.9.11.
昨日・今日と朝、6kmのおさんぽ通勤をして気づいたことがあります。
医院に着いて診療を始める時の自分の氣がとてもクリアーなのです。
お米で言えば、ツルンツルンの白米みたい。
そう、朝の運動はお米研ぎみたいな効果があるんですよ。
漢方的に言えば、運動ー脾の邪気↓・肺の宣散↑ー肝鬱気滞↓・肝火上炎↓ー心神安寧↑ ってところでしょうか。
ともかく、氣が美しく流れるきっかけとなってくれます。
だから氣ツルンツルン。
そして患者さんの邪気に触れます。
瀉法・補法の鍼を使い分けますが、患者さんに鍼先を当てると、たちどころにこちらの氣と患者さんの氣が同期シンクロします。
すると、患者さんの悪い気は自然に鍼から解放されていきます。同時に、天地宇宙の善き氣が流れ込んでいきます。
患者さんに良き氣が足りなければ、自然にこちらの氣が吸い込まれて、それが呼び水となって、天地宇宙の善き氣が流れ込んでいくのが分かります。
だから・・・鍼1本1本に氣を込めてから打っています。
そう、まるでヱヴァンゲリヲンのアレみたいにね。
氣鍼自体が陰陽太極の氣一元となります。
そこは瀉法・補法な二元の源。善き氣しかないのだから、善き氣の赴くままに。
そんな氣に触れながら鍼をしていると、時間の経つのを忘れてしまいます。
全然、疲れません。
やればやるほど元気になります。
なるほど、蓮風先生がよくおっしゃっているのは、こんな世界なんだなぁと思う今日この頃です。
今日も初診で、ひどい気鬱で仕事に行けない看護婦さん・頭痛がひどい中身ガキんちょな受験生(肝鬱湿濁)を漢方診&体表観察しました。
以前なら・・・ムリ・・・な患者さんばかりですが、今は、(ちゃんと通院すれば)治るよって言ってあげられます。
これは診療の大きな進歩です。
大きな大きな一歩を踏み出した喜びと共に、明日もがんばりますね。
今日も前世療法ハンドブックの続きをご覧ください。
プライバシーは守られますか?
過去生を見ている間、あなたが言いたくないことは、言わなくて結構です。
あなたのプライバシーは、しっかりと守られています。
催眠がかかっているから何でもしゃべらされてしまう、と思っている方がいます。
どんなに深く催眠に入っていても、あなたが嫌なことはしゃべりません。
催眠は、洗脳ではないのです。
過去生の中で誰かに出会ったら、「その人は今のあなたが知っている人ですか?」と尋ねます。
もし知っている人だったら、パッと誰だか、わかります。
顔、性別、年齢が違っていても、何となく誰か、が浮かんできます。
その時、実名で答えていただいても構いません。
「あきら君だ、しおりちゃんだ」と言われても、誰のことかはサッパリわかりません。
ただし、人間を長くやっていると、どうしても言いたくない名前が増えるようです。
「この名前は言えないよ」「この名前だけは勘弁してよ」という人が浮かんでくることもあります。
そんな時は、「アー」「ウー」と言いにくそうにしてください。
無理強いして「それは誰ですか?」と突っ込んだりしませんから。
あなたのプライバシーは、あなた自身が守っているのです。
前世療法後、しばらくしてから懺悔の手紙をいただくことがあります。
「実は、あの時、あそこはこう見えていて、誰それが一緒にいて・・・でも、私は先生に本当のことを言えませんでした」
あなたの判断があなたにとって一番正しいのです。
あなたが見ている過去生を全部語り尽くすことなどできません。
左脳を働かせないで、あなたの直感で決めていってください。
前世療法の主導権は、あなたが握っているのです。
秘密はそのまま持って帰りましょう
どんなふうに見えるのですか?
過去生の見え方には、2通りがあります。
見えるタイプと感じるタイプです。
「どんな服を着ていますか?」
見えるタイプの人は「赤いワンピースです」と答えます。
感覚のタイプの人は手探りしながら「重い金属の鎧です」と答えます。
この両タイプは、半々に分かれます。
画家は見えるタイプ、音楽家は感覚タイプ、という法則はありません。
やってみないとわからない、のが面白いところです。
初めての人は、頭から「見える、見える」と強く思い込んでいます。
もし、あなたが感覚タイプだったら、「見えない、どうしよう、失敗した」とあわててしまいます。
過去生を見るコツは、あわてないこと、です。
「何となく、どんな感じですか?」とゆっくりと尋ね続けます。
「そう言われてみると、何となく***のような気がするなぁ・・・」が出てきます。
「何となく、気がする」が感覚タイプの合言葉なのです。
慌てずに、粘りましょう
恐ろしい過去生はイヤです
「恐ろしい過去生を見て、気が変になってしまうことはないのですか?」と心配する方がいます。
まだ見てはいけないテーマを選ぶと、潜在意識の安全装置が作動します。
過去生へ続いている階段を、途中から降りれなくなってしまうことがあります。
過去生への光の入口は目の前にあるのに、なぜかそれ以上、前へ進めなくなることもあります。
過去生の自分とまわりの風景は何となく見えるけれど、その場面から動けないで催眠から醒めてしまうこともあります。
潜在意識は、あなたのことをあなた以上によく知っています。
あなたが見てはいけない過去生を、あなたの潜在意識は強力にブロックして見せてくれないのです。
過去生の幸せな場面や死ぬ場面はしっかりと見えたのに、選んだテーマが最もよくわかる場面だけは、どうしても見えないこともよくあります。
これも、潜在意識があなたをしっかりと守ってくれている証です。
潜在意識は、あなたの父であり、母なのです。
魂が幼いうちは、ディズニーアニメしか見せてくれません。
あなたは善悪、正邪の二元性のルールを覚えていきます。
魂が成長してくると、18禁の映画だって時々見せてくれます。
二元性で割り切るには忍びない灰色の世界が、人間らしさを撒き散らかしていることを知ります。
魂が大人になると、あなたが潜在意識をコントロールできるようになります。
映画を見るのではなく、あなたが映画の監督兼主役になるのです。
もうモザイクなど必要ありません。
あなたが撮りたい映画を思いのまま撮っていいのです。
あなたが今生で撮っている映画は、あなたの最高傑作になるのです。
たくさんの過去生を見てください。
過去生を見れば見るほど、あなたの魂は成長していきます。
あなたの潜在意識が守ってくれているので、恐れることはありません。
モザイクに目が慣れてバッチリ見えてしまうくらいになれば、あなたの魂には怖いものなし、です。
アカデミー賞をねらいましょう
過去生を見て、何になるの?
前世療法では過去生での死を通り過ぎた後、高い高い光へと昇りながら、その過去生と今の人生を見比べてみます。
性別、境遇、性格などがまったく違っていても、「同じだわ」の驚きの声をよく聞きます。
ふたつの人生のエッセンスが似ているのです。
人生に課題があるとしたら、私たちは何度も同じ課題にチャレンジしています。
そして、今回も同じ壁の前で立ち止まっています。
前世療法は、過去生での失敗を思い出させてくれます。
今度は同じ失敗を繰り返さないように、別の道を選ぶことができます。
「この人生の方向転換は、今からでも間に合いますか?」と光の存在に尋ねます。
「大丈夫だよ」と必ず答えてくれます。
あなたは見守られているからこそ、前世療法に巡り合ったのです。
あなたに目の前の壁を乗り越えられる力がついたからこそ、過去生が見えたのです。
前世療法は、「過去問」の詰まった人生の「傾向と対策」です。
この人生ゲームを生ききるための攻略本なのです。
最高得点をめざしましょう