2013年5月5日日曜日

おはようさん 2013.5.5.

五月五日はこどもの日。 鯉のぼりをあげて、兜を飾って、粽をいただいて。 まさかりかついだ金太郎。 子供たちの健康と成長に感謝し、幸多かれと祈ります。 遠い異国では、その子供たち用の「マイ・ファースト・ライフル」なるものが大々的に売られています。 スーパーマーケットでも1〜数万円で買えるそうですよ。 子供用に軽量化・銃身も短く・単発しか撃てない・引き金ロック機能付きで、男の子用に青や緑色&女の子用にピンク色もとりそろえて・・・だそうです。 子供の頃から狩猟や射撃の醍醐味とマナーを身につけさせましょう・・・がキャッチコピーだとか。 ??! 徴兵制復活させて、若者たちに射撃のマナーと超タテ社会な軍隊規律を身につけさせましょう・・・同じやねぇ。。。 5才の兄が「自分のライフル」で妹を誤って射殺した蛮国では、子供〜10代の若者合わせて3000人以上が銃で死亡しています。毎年ですよ。 銃による負傷者は15000人以上。 これはイラク戦争があった9年間の米兵の死者数を上回る子供たちが銃の犠牲になっているということだそうです。 蛮国は何処と、何と戦争し続けているのでしょうねぇ。。。 子供用のライフルは、重さ1.1Kg 銃身40cm 全長76cm・・・一眼レフカメラくらいの重さですね。身軽さから言えば、今、流行のAPS-Cサイズセンサーのミラーレスカメラな感じかも。 最近、年少さんくらいの小さな子供がコンデジ持って写真を撮ってる姿をよく目にします。 被写体に向かってカメラを向けて、シャッターを押す。 的に向かってライフルを構えて、引き金を引く。 この国はカメラ。蛮国はライフル。 どちらも世界の大生産地ですね。 そして、どちらも斜陽化&衰退化の危機に立たされています。 だからすごく焦っています。道徳&正義などお構いなし。何でもあり・・・かしらむ。。。 昔、写真を撮られると寿命が縮まるとか魂が抜けるとか言われてたらしいけど。 銃で撃たれれば死にます。これは今でもホントの話。 子供ってTVやゲームの影響で、死んでも明日になれば元通りに生き返ってる・・・と思っています。 サンタクロースを信じるよゐ子ちゃんたちなら、死んでも明日は生き返ってると信じちゃいます。 子供に殺意はありません。ただ、ゲームの世界に浸っている可能性があります。 だから、バキューン・・・年間3000人も納得です。 これは蛮国だけの問題ではないでしょう。 もし徴兵制&TPPを盾に全米ライフル協会NRAが銃の自由化を押しつけてきたら・・・あり得ないと思うけど・・・(大丈夫かしらむ。。。) その、もしものもしも・・・イオンで子供向けライフルが発売されて、TVで大々的にCMされて、ウルトラマンもプリキュアもピカチュウもAKBも、オシャレな銃を肩に掛けて歩くのがトレンディになったら・・・子供にキラ☆キラネームをつけちゃう親御さんたちなら・・・あなおそろしや。 (神さま、どうか妄想でありますやうに) 銃は好きな人、大切な人には向けません。 倒したい相手、殺したい相手に向けるのが銃です。 カメラは好きな人、大切な人に向けます。 嫌いな人、嫌なものには向けません。 だったら、カメラの方がいいです。 カメラは美しいもの、楽しいもの、笑っているものに向けます。 その美・楽・笑をみんなに伝えたいから。 銃はどんな時に向ける? カメラと正反対というよりも異次元でしょう。 そう思うと、平和はいいなぁって思います。 平和ボケと蔑まれても・・・いいです、平和ボケで。 脳外科の救急は、目の前で瀕死の脳卒中の患者さんのトリアージをします。 手術をするかどうか? を決めます。 誰かに相談できるとき、みんなで決められるときはいいです。 ひとりで、その場で、ただちに、決めなければならない修羅場を幾度も通り抜けてきます。 だから、思います。 脳外科医はもし戦争になれば、躊躇なく敵を撃ち殺せます。 だからこそ、思います。 平和ボケでいいです。 だからこそ、私はカメラで写真を撮ります。 美しいもの・楽しいもの・笑っているものを撮り続けます。