2013年5月24日金曜日
おはようさん 2013.5.25.
身体が怠いから、血液検査してください。。。
初診でよく見かける患者さんたちです。
お酒の飲み過ぎ・過労・過度の偏食・・・
家族の死・失業・失恋・・・
原因がはっきりしていれば、生活習慣改善指導・軽い精神安定剤で時が癒やしてくるのを待つ・・・とかで何とかなります。
中には原因がはっきりしない怠さもあります。
脈を診ても、舌を診ても、それほど悪くない。
望診では確かに気虚はあるから怠いだろうな。
そんな時、よくよく状況を聞いてみると、みなさん、いろいろな形で人生の壁にぶつかっている。
それは人生の節目。
これまで歩んできた人生がそのまま続く道と全く別の道がある分岐路にいます。
なぜかうまくいかない。
なかなか決断がつかない。
次から次へと足を引っぱられる。
だから・・・疲れちゃったぁ。。。
それは悪霊でも、過去生の因果応報でも、ご先祖様の祟りでもありません。
今生で誰かを傷つけたから、何かを奪ったから、あの時ああしなかったから・・・でもありません。
(絶対に!!!!ちがいます)
神さま、光さんはあなたを見守りながら、こう言っています。
あなたは今、人生の節目にいるのですよ。
ほら、別の道があるでしょう?
気づきましたか?
気づいたら、どっちの道へ進みますか?
自分で決めて、ほら、歩み出しなさいね。
どっちの道が正解か?って。
どっちの道も正解ですよ。
どちらに進んでもOKですよ。
外来の初診で、あぁ、この人は人生の節目で立ち止まっているんだなぁ。光さんが今日、ここに導いて来たんだなぁ。。。と感じると、少し時間を取って、人生の節目のお話をしてあげます。
そこで、はっ!と気づく人は、薬も何も要りません。
一期一会の診察で終わってしまいます。
人生の節目のお話の途中で、腕組みしたり(NLPで拒絶のポーズ)、馬耳東風になってしまう人たちもいます。
こういう人たちには、しっかり目にお薬を出します。
薬を飲んで魂の力をしばし封印して、壁を乗り越えてもらいます。もちろん、今までと同じ道を歩んでいかれます。
それはそれでいいのです。どうせ約10年周期で同じ壁にぶつかるんだから。
ただし、その時は、魂の力も、こころの柔らかさも衰えているし、壁はより高くなっていますから、ますます乗り越えるのに難儀しますけど。
世の中の人たちを眺めていると、20代の人生の壁には皆さん、ぶつかっています。
30代の人生の壁にもほとんど人たちがぶつかりますが、ここで自分の人生を生きるのをやめてしまう人たちが続出します。
40代の人生の壁には、20代・30代と壁を克服してきた人たちが自分の人生を大きく開花させるためにぶつかっています。
20代、30代と壁をパスしてきた人たちのほとんどは、この40代の壁に押し潰されてしまいます。
50代の人生の壁は、思いっきり低いか高いかのどちらかです。
20代、30代、40代の壁を必死によじ登り、くぐり抜けてきた人たちにとって、50代の壁はおさらい問題みたいなものです。
もう自分の人生を歩んでいる人たちですから、50代の壁はジャンプ台みたいなものです。
自分らしく花開いた人生を世の中・うちなる大宇宙の中で爆発させる大ジャンプです。
60代、70代・・・と多段式ロケットのように次々とジャンプ台が現れて、どんどん大いなる光さんへと近づいていきます。
そして、今生を、すべての過去生・未来生の中でも最幸の人生にしてくれます。
20代、30代で人生の節目の壁にぶつかっている人たちには、しっかりと人生のお話をします。
聞く耳持たなくても、今日、(本人の意思とは関係なしに)ここに導かれてきたのは、私にこんな人生のお話をしなさい、という天職だと思っているからです。
藤本蓮風先生は気に鍼をします。
私は・・・魂に・人生に鍼をしているんだなって、かなり自惚れながら(だって天から降ってきたフレーズなんだもん吉)思った外来でした。