2014年6月26日木曜日

おはようさん 2014.6.26.

木曜日の午後は藤本漢祥院での研修&鍼治療です。 1週間分の邪気を祓って、生気をたっぷりといただいてきて、また1週間、たくさんの患者さんたちを元気にしていきます。 今日の蓮風先生の鍼は、いつもの背中の督脈 筋縮(GV8)へ。 体中の緊張がとろとろとろりんと溶けていきます。 先週末から右上奥歯が痛い旨を上申すると、右足の第二指にプチ刺絡を。 「ここから(血)1滴でええんや」って。 まさか歯痛で刺絡されるとは・・・ 後でググると、そこは厲兌(ST45) 「厲」は胃のことを指しており、「兌」は易象で口のことを意味します。厲兌穴は口がゆがむなどの症状を治すのに用いられ、胃の門戸の意味からこの名がついたといわれています。 厲兌穴は胃経の井穴とされています。井穴は心下満を主治としており、合谷・風地と組み合わせて発熱無汗(風邪など)を治療したり、十宣・人中(水溝)と組み合わせてショック状態を治療します。 効能:胃拡張や胃けいれん・腹水、めまいや脳貧血、神経症などに用いられる。 車酔いとかつわりとか歯痛にも効くそうです。 ちなみに歯痛と経穴・・・ 下の歯は手陽明大腸経 上の歯は足陽明胃経  厲兌(ST45)は足陽明胃経の井穴ですね。なるほど・・・ 研修で、肺癌の脳転移の患者さんへの手十井穴刺絡を見学しながら・・・ 転移性脳腫瘍の特徴は、腫瘍周囲の浮腫が強烈なことです。 浮腫が酷いかどうかが転移性か原発性かを見分けるキーポイントになるくらいです。 癌は火 浮腫は水。 まるで赤鬼&青鬼です。 癌の火が強いから、それを治めようと水が異常に集まってくる(相克関係)とも考えられるし、 死への恐怖(五志)が脳の水代謝を淀ませて、脳内に湿痰が生じて、それが高じて怒りとなって・・・核爆発反応のように湿痰の中心に火が生じる(癌を呼び込む)とも考えられます。 赤鬼が兄貴か、青鬼が兄貴か? ってことですね。 筋縮の鍼にふにゅふにゅになりながら・・・五行説で考えると・・・ 癌本体の火を土に転化させるのが一番じゃないかな。 土は浮腫の水を相克してくれるし・・・ 火を土に転化・・・苦みを甘みに 赤を黄色に ・・・わからん。。。 水・木・火が旺盛なわけだから、相対的に土と金が弱っていると考えると、土と金を補ってやれば・・・甘辛い食べ物とか、脾と肺だからお散歩とカラオケ(できれば謡いやね)、信と義 そう 信じる力と感謝のこころやね。 そんなことを思索しながら・・・次第に意識が遠のいていきました。 抜鍼していただいて、いつもの瘂門(GV15)へのプチ刺絡をしていただきました(今日はないのかな?と思ってました) なかなか右瘂門の熱邪がとれませんが、こうやって刺絡していただいている意味は、脳卒中予防だと思っています。 もしかしたら右に脳動脈瘤があったりしてね・・・まぁ、それはそれで善いでしょう。いつ死んでも悔いはないように生きてますから。 この週末は刺絡の本をしっかりお勉強しようかなって思っていましたが、「がんばれ!」って神さまから背中を押されたような気がしています。 がんばるんばっ☆彡 P.S. 昨日の初診で瘂門刺絡をした患者さんが今日も再診されて。 昨日、刺絡後から夜寝るまで、すっかり良くなって(まるで完治した!ようだったと)。でも、今朝はまたしんどくて来ましたと。 そりゃぁ そういうもんですよ。 タマネギの皮むきで治っていきますからね。 ボチボチ 着実に治していきましょうね。 前世物語 「なぜ私は何度も生まれ変わっているのですか?」 「あなたには使命があります」  先生は尋ねました。 「それは何ですか?」 「スピリチュアルなものをしっかりと伝えないといけません。でも、アンドリゲスの人生で何もしませんでした。あなたはずっとそういうことに関わってきましたが、あの人生では何もしませんでした。だから今回の人生でそれを精算する必要があるのです」 「私は今まで何回生まれ変わりましたか?」 「八十七回です」 「私は今の父をなぜ選んだのですか?」 「どうしてもわからない人を説得できるようになるためです。わかる人ばかりの中にいてもダメなのです」 「どのようにして私はこの両親を選んだのですか? どのような仕組みなのですか?」  女の人がお母さんの声で答えました。 「あなたは今回、あなたを撃ち殺した男のもとに生まれなければなりませんでした。だから私はあの人と結婚したのです」 「今の私の人生はここまで順調ですか?」  女の人が答えました。 「計画通りですね」 「この人生の計画を立てたのは誰ですか?」 「あなたでしょう」  先生は尋ねました。 「ところで、あなたはどなたですか?」 「微笑んでいます。大いなる存在だそうです」 「あなたも私を応援してくれますか?」 「あなたが気づかないだけで、ずっと応援してるのですよ」 「どうしたら気づけるのですか?」 「夜、ゆっくりと瞑想してごらんなさい。そうしたらわかりますよ」 「最後に何かメッセージがありますか?」 「まだまだ素晴らしい出会いが待っていますよ。出会いを大切にしなさいね」