2014年6月16日月曜日

おはようさん 2014.6.16.

今日の光の前世療法 個人ワークのテーマは「これからの天職がわかる過去生へ」でした。 今の仕事に行き詰まりを感じていて、もっと大きく展開しようかどうか・・・決めかねている50代女性です。 50代・・・いろいろ切実な問題を抱える年頃です。 40代の頃の勢いにも衰えを感じられ、60代の半ばあきらめムードも口惜しく・・・が50代かしら。 高校生の子供が不登校&不良っぽくなったのにどう対応していいのかわからないとも・・・。 この方のワークは数ヶ月前に予定されていましたが、お父さまが亡くなられて、今日まで延期となっていました。その父との関係もこころに引っかかっていると・・・。 (その他、プライベートなあんなこと&こんなことも・・・) 降りた過去生は、ヨーロッパのブロンドの髪の毛&黒い目の女性:メアリーでした。 厳しく怖い父親と優しいけれど無口な母親と弟との4人暮らしの生活でした。 その父親は今の父親、その母親は今の母親でした。 ジョンと結婚しましたが、すぐにジョンは病死してしまいます。子供は授かりませんでした。 それからは実家で母親とずっと二人で暮らしながら(父親は死んでいました)薬草の薬を売って生計を立てていました。そして母親が亡くなった後、しばらくして独りで寂しく肺病で死にました。 死んで魂:意識体が身体を離れて浮かび上がっての感想は「ずっと寂しい人生でした」 その人生の最大の節目は、夫が亡くなった後でした。 節目だから別の道があります。その別の道は、再婚していました。ただ、節目の分岐点に何があったのか?はわかりませんでしたが、その再婚相手が今の夫でした。 バルドー:中間世を高く高く昇りながら、その過去世と今生を見比べてもらうと・・・・ 「今と全く同じです」 光との対話は、神さまの姿をして現れてくださいました。 天職に関しては、「あまり頑張りすぎないで、今の仕事の中で、もっとお客さんに尽くしなさい」という神言でした。 つまり・・・大きくせずに、今のまま、やっていれば大丈夫ですよ、ということです。 子供への対処は「優しく見守ってあげなさい。大丈夫。自分でちゃんと乗り切りますよ」 信じて&信じて見守ること。それも愛です。 天職を果たすことができた未来の自分の姿を神さまに見せてもらうと・・・ 自分も夫も子供(もう立派な大人になって伴侶までいる!)もみんな笑顔で家に集まっている場面が見えました。 未来の自分からは「頑張りすぎないように。今の仕事をしっかりとやり続けて。ハーブやアロマの勉強も始めたらいいですよ」というメッセージを。 未来の子供からは「今はちゃんと見守っていてね。大丈夫だから。ちゃんと自立するよ」と。 未来の夫からは「肝臓の病気をして、手術をしてから、お酒はやめたよ」と。 (えぇっ 肝臓の病気で手術になるのっ!と叫んでおられました・・・) 亡くなった父親にも会えました。 父親の魂は、生前の頑固さも厳しさも消え失せ、とても素直にこころのうちを語ってくれました。 生前の父親の寂しさ・悲しさ・辛さを感じ取って・・・許しに結びついたのではないかな、と思います。 このワークが父親の生前ではなく、亡くなった後に延期された理由は、正にこの父親のこころのうちの想いとの対話が必要だったからでしょう。 この方のこれからの人生行路の澪標を指し示し、 亡くなった父の魂を癒やし、 子供を信じる力を与えて、子供の未来を救い、 夫の病気を未病で防いだ、 そんなハットトリックなワークでした(*^^)v 前世物語  私はいつもこうやって、先生の訳のわからない話に丸め込まれてしまいます。 「正月恒例の箱根駅伝は知っているでしょう。あれは各大学十名で箱根まで往復しますよね。一本のタスキを繋げていくところは、生まれ変わりが一本のヒモのように見えるのと似ています。各々の人生を十名の選手としましょう。自分の担当区間を無事に走り終えていけば、タスキは繋がっていきます。でもあの駅伝、途中棄権する選手もいますよね、アキレス腱を切ったり、骨折したりして。途中棄権した選手がベンさんなのです。タスキはベンさんのところで途絶えてしまいます。でも、駅伝には繰り上げスタートというのがあるのです。途中棄権や規定時間内にゴール出来なかったら、次の走者は繰り上げスタート用のタスキをかけてスタートするのです。ここでタスキを魂と考えてみてください。ベンさんの次の人生の走者は、ベンさんがゴールしないため繰り上げスタートとなって、繰り上げスタート用のタスキをかけて走り始めました。  個々の魂は光の源に近づくにつれて個を失いひとつになっていきます。ワンネスです。そんな光さんはベンさんのタスキも繰り上げスタート用のタスキもまったく同じ色とデザインにしました。なぜなら光にとってはどのタスキも同じものだから、です。これが駅伝理論です」 「なるほど・・わかりやすい、いえ、イメージしやすいですね。選手個人のレベル、各大学のレベル、大学生全体のレベル、そして箱根駅伝というグローバルなレベル、そういう視点が同時に存在しているのですね。でも先生は生まれ変わりが連綿と続いている・・・なんて思っていなかったでしょう?」 「そうだね。すべての人生、過去生も現生も未来生も今、この時に同時に動いているという概念だね。直感ではこの概念が一番、当を得ていると感じるけど漠然としすぎていて、まだ美子さんにもうまく説明できないんだ。パラレルワールドも駅伝も時空理論も・・・すべてが収束されている感じかなぁ。きちんと説明してあげれるようになるまで、楽しみにしておいてね」  P.S. 先生の思考は奥深くてよくわかりません。もしかしたら気が狂ってる? のかもしれませんね。でも、新しい時代を切り開いていった人たちは、みんなそういうものだったのかもしれません。私の今回の人生はこれ一回きりです。だからこそ今を楽しみ、ポジティブになれる人と共に生きていきたい、と思います。先生は私にこう言いました。 「美子さんは私を弾よけにして前に進んでください。私が倒れたら私を踏み板にして前進してくださいよ。後ろを振り向いてはいけません。ただ前に進んでください。これが私の美子さんへの遺言ですからね」  そう、私も前進あるのみ! そう誓いかけて、私は先生の催眠にかかっているのに気づきました。私は意地悪な反撃に出ました。 「じゃぁ、もし私が先に倒れたら、先生はどうするのかな?」 「そりゃぁ当然、助け起こして神さま、仏さま、ブルーウォーターに美子さんが生き返りますように、ってお願いするよ」 「ほらね、先生はズルいんだから。いつもそうやって主役を持っていっちゃうでしょう。そして二人が死んで魂になったら、私の魂は先生の魂に『助けてくれてありがとう』って言わされちゃうんだから。いいですよ、どうせ私の魂は先生の魂に『感謝』を学ばされているんだから・・・。それと『許し』もね。だってね、ここの看護婦さんたちはみんな、何度も先生のトンチンカンで独りよがりな言動にブチ切れて『辞めてやる!』を繰り返してるのよ。みんな、先生の『許し』の実地研修にヘトヘトなんだからね。だから私だってそのうち、先生にブチ切れる時が来るわ。『感謝と許し』はペアーだものね・・・。 先生の感謝は私たちの目に見えない波長なのよ。強い紫外線みたいに、気づかないうちに心にシミだけを残しちゃうんだわ。だからね、もっと目に見える光にならなくちゃね。見れる人だけでいい、じゃダメなのよ、誰からも光として見えないとね。私のテーマが『感謝と許し』なら、先生のテーマは『あまねく広がる光』かな?」  先生は困り顔で答えました。 「美子さん、ここP.S.だろう・・・長過ぎるんじゃないの?」  ホント、懲りないヤツです。私はおかしくなって笑いながら言いました。 「いいのよ、中谷彰宏さんも書いてたわ、P.S.から面白くなるって」 P.S.2 せっかくの過去生レポートがふたりの交換日記になってしまうので、以後、P.S.は封じ手となりました。