2014年6月24日火曜日

おはようさん 2014.6.23.

週末にまぎれて、21日(土)が夏至だったのをすっかり忘れていました。 だからといって、フィンランドの人たちのように夏至祭をするわけでもないのですが・・・何となく一年も半分過ぎたなって思うのがマイ夏至です。 お昼のお弁当を食べながらNHKオンデマンドで「宇宙で一番明るい星」をテーマにした番組を見ました。 そこで・・・ガンマー線バーストを発した超新星爆発が取り上げられていました。 宇宙で一番明るい星は、なんと70億光年も彼方で超新星爆発した星だとか・・・(ちょっと記憶が曖昧です(;^^)ヘ..) 70億光年かぁぁ・・・光の速さで70億年もかかる遥か彼方・・・そこはどうなっているんだろう? それにしても宇宙って広いんだなぁ・・・ 70億光年の遥か彼方の星に、私たちとそっくりな人型生物が暮らしていて・・・ 私たちと同じように夜空を見上げて、宇宙って広いなぁ・・・と感慨にふけっていたら・・・ 70億光年の距離をひとっ飛びして、今宵の私たちの意識と通じ合えるんじゃないかなって・・・思うのです。 光は70億年もかかるけど、気持ちにはタイムラグはないよねって、全然科学的じゃないけど、それは宇宙の理のように、当たり前のことだと思うのです。 死んで、意識体が身体を離れて、大いなる光の方へと還っていくまでの間もバルドー:中間世では、時間も距離も意味を成さなくなります。 時を遡ったり(過去へ)、進んだり(未来へ)、平行次元を覗いたり・・・その気になれば簡単にできます。 どこか行きたかったところへと、誰か会いたかった人のところへと瞬時に移動することもできます。 だったら、70億光年の遥か彼方へも、意識体が望めば、瞬間移動できるのかしら? 宇宙の理はシンプルですからね・・・この星で出来ることは、宇宙の中のどこでも出来るはず・・・です。 さまざまな宇宙人たちの中にも、私たちと同じような意識体を肉体に宿して「生きている」人たちもいるでしょう・・・結構、多いかな? 私たちの創造力のスケールはまだまだ小さく幼いので、この星から&生死から抜け出せないのだけれど・・・ 宇宙人さんたちの意識体は、遥か彼方の星から私たちのことを覗き見してるかもしれませんね。 きっと、お友だちになりたい! 意識で通じ合いたい!って思ってると思うの。 誰かに見守られている感覚 誰かに話しかけられている感覚 誰かとこころが通じ合ってる感覚 最近、何となく・・・増えていませんか? ある日、UFOが天から降りて来て、宇宙人たちが手を振りながら現れて・・・そんなファーストコンタクトもいいけれど、 実はもう・・・そして着実に意識体レベルでのファーストコンタクトが進んでいるんじゃないのかしら・・・って思う夏至の夜でした。 前世物語  自由な魂に戻ると、悲しみや恥ずかしさといった感情からも自由になってしまうから、魂を感情で縛りつけることも出来ないのだよ。だから魂にとっての地獄などは考えつかないのだけど、唯一、辛いという感情があればの話だけど、同じテーマを何度も何度もやり続けるのは辛いかもしれないね。別に誰に笑われるわけでもなく、誰に怒られるわけでもないし、自ら進んでそんな難問に口笛吹きながら挑み続けている魂だって無数にいるはずだからね。まぁ、マスターに嘘をつけるほどの魂だから、きっと 『嘘はつけないことだ』という気づきを同時に探求し続けるかもしれないね。  逆説で話を振り回すのはこの辺にして、今日のワークをまとめると・・・」  そう言って先生は私に話を振りました。 「うーん、ちょっと無理が多い逆説だったわね。これはきっとボツだわね・・・」  そんなことを考えて微笑みながら、私は話をまとめました。 「家族の誰かが重病の時、その病気の原因は病人本人だけが抱え込んでいるのではなく、もしかしたら他の家族の誰かの強い思いが病気を引き起こしているのかもしれません。それは必ず病気になった人の納得を得た上でのことですし、二人の魂の間に恨みなどはありません。家族の病気から家族全員が『人に尽くす意味』を学ぶのです。家族全員の気づきが病気を続ける意味を消し去るかもしれません。病気が治るかもしれないのです。なぜなら病気が治れば家族全員で『病気が治った意味』を学び始めなければならないからです。今一度、自分の病気の意味、家族の病気の意味を考え直してみましょう」 「うん、とても良いまとめでした。花丸だね。ところで美子さん、今日のワークの最中、ご主人が亡く なったのは私の強い思いが関係しているのでは、なんて思っていなかったかな? 私自身はいささか考えるところもあって、ちょっと落ち込んだけど・・・」  先生はこの件に関しては本当にあらぬ責任を感じています。何度も先生には関係ないのよ、と言っても小心者なんですね、何かあるごとに自分を責めているようです。昔の美子さんよりご主人との時を過ごして来た美子さんの方がとっても魅力的だよ、そばについているご主人ごと美子さんを愛していくからね、なんてプトレマイオスのローマ人でも恥ずかしくて言えないようなことを平気で言うくせに・・・。 ここで私は女の特権を使いました。 「先生、大丈夫ですよ。実はね、昨夜、夫の夢を見たのです。いつもの夢よりもはっきりとしていました。まるで過去生のヴィジョンのようでした。真っ白な雲の上で夫と私と先生が何事か、相談しているのです。三人のおでこがぶつかり合うくらいに近づいて、みんな大笑いしながら何かを覗いているのです。私も仲間に入れてもらって見せてもらいました。それは何と私の人生の計画書だったのです。何が書いてあるのか、私には読めませんでした。でも、私はとても嬉しかったのです。だって夫と先生がとても仲良かったんですもの。私はそっと夫に尋ねました。これからの後半生、先生と一緒に歩んでもいいの? って。夫と先生は二人、ニコニコしながら肩を抱きあってくれました。夫はガンバレのポーズを、先生は任せておけのポーズをしてくれました。それを見ていた私の魂はとても幸せそうな顔をして大きな拍手をしてくれました。そして三人で夢の中の私をハグしてくれました。今朝はとても気持ちいい目覚めでした。最高の気分でした。枕が涙で濡れそぼっていました。その涙がキラキラと輝いていました。私は夫がいて先生がいて、それだけで幸せです」  先生の目から涙がいっぱいこぼれてきました。映画だったらここで私はきつく抱きしめられていたことでしょう。涙した愛する男に抱きしめられる女・・・とてもいい役柄です。ジダンの香りが漂ってきそうです。「今、少しでも私が動けば、彼は見境なく私を抱きしめて唇を奪ってしまう、他の誰でもないアイツのことだから、そして・・・」  私の女の直感が冴え渡っています。私はただじっと思いを巡らせていました。そして夫がそっと席を外したのに私は気づきました。フェードアウトしていく夫の背中に F i n eの文字が浮かび上がりました。