2014年6月19日木曜日

おはようさん 2014.6.18.

今週に入って、夏風邪? 梅雨風邪かな・・・流行っています。 ノド痛・頭痛が強くて、熱発・悪寒・関節痛・下痢はほとんどありません。 咳は少々だけど、鼻水・鼻づまりが結構あります。 放置しておくと、喘息の元になるケースも・・・ これは温病ですね。 温病をググってみると・・・ 温病とは温熱病毒に起因し、温は陽邪に属し、必ず化火する。このため病機の面では、気分レベルでは血に影響を与えるというよりも、人間の60%を占める水分に影響を与えるため、化燥・傷陰などの乾燥症状が起こりやすい。 湿熱 湿熱を感受する病気が湿温であり、湿の性質は粘膩で長く停滞し、にわかには化しにくく、湿温病の発病は緩慢で病程もかなり長引くことが多い。脾は湿土の臓であり、胃は水穀の海であるから、湿温は脾胃の病変が中心となることが多く、頭痛、惡寒、身重、四肢倦怠、身熱不揚などの表湿の症候のほか、胸脘痞悶、悪心嘔吐、膩苔、尿混濁、大便溏などの裏湿の症候が主としてみられる。また湿邪が長く停滞すると化火して、湿熱化するため、湿温の末期には化燥傷陰が起こることも多い。 なるほどなぁ・・・ 梅雨に入って湿邪が悪さをし始めています。 夢分流腹診&打鍼をしていても、6月に入ってから急に不容(ST19)に湿邪が強く出ている患者さんが増えました。 先週からは章門(LR13)が湿邪に犯されている患者さんも増えています。 身体がだるいとか、腰が重いとか、動悸がするとか、イライラするとか・・・肝鬱化火になりきれない肝鬱気滞とでも言うのでしょうか、ともかくモヤモヤ&ドロドロした気分の人が多いようです。 梅雨に入って、陽明胃経の滞りが厥陰肝経を阻経して、とうとう少陽胆経も滞ってきてしまった。津液を化燥傷陰するので、浮腫や腫れぼったさ、夜間の痰と咳と不眠、心身の怠さなどに悩むのでしょう。 まるでナメクジ気分です・・・嫌ですねぇ。 そんな患者さんたちに章門や不容への瀉鍼や打鍼をしていますが、「よく効いたぁ」の声をいただいています(*^^)v (いつもの如く、患者さんの身体が「ここにしてくれ!」って教えてくれています) 温病にまともに向き合うのは今年が初めてです。 しっかりお勉強しながら、真摯に向き合って、温病を治していきたいと思っています。 前世物語  先生はひとし君の魂に尋ねました。 「死ぬ場面を通り越しましたか?」 「はい」 「下では何が起こっていますか?」 「お母さんが泣いています」 「それを見てどう思いますか?」 「お母さんに何もしてあげられませんでした」 「お母さんの涙を見た時に、何か決心したことはありますか?」 「入学式の時に母に怒ったことと何もしてあげられなかったことが悔やまれます。母に何かしたかった・・・」 「あなたが死んだ時に、何か決心したことはありますか?」 「今度は自分が面倒を見てあげるんだ」  先生は彼の魂を高みへと導きました。そして、ひとし君の人生を高みから振り返りました。 「苦労してきた母親に対して何もしてあげられなかった後悔がとても大きいです」  先生はもっと高みへと導きました。そしてひとし君の人生と、今、生きている人生を比べて見ました。 「人生をそのまま返しています。前の人生を返しています」  先生はさらに高みへと導きます。彼の魂はそこに柔らかい光を見ました。そして光の中へと入りました。光の中には静かな人がいました。先生はその静な人に尋ねました。 「今回の人生での妻との関係は何ですか?」 「お返しをしたい、という気持が強いのです」 「今回の人生の目的は何ですか?」 「妻の病気を通じて自分が向上することです。前の人生で出来なかったことです」 「今回の人生で私は何を学ぶのですか?」 「人に尽くすことです」