2014年2月9日日曜日
おはようさん 2014.2.8.
大阪の雪は道路を白く染めることもなく、
いつもと同じ土曜外来でした。
すべって転んだ人もいなかったので良かったです。
朝の通勤時に、行き交う雪をかぶった車たちを見ながら、この車くんたち、冬タイヤ履いてるよね?って思ったりもして。
でも休日ドライバーさんたちは何するかわかんないからなぁ。。。とちょっと不安もあったけど。
夜のニュースで大雪になった首都 東京でJAFの呼び出しが平日比の15倍だったとか・・・
映像ではスリップして立ち往生の車車車・・・
白い道をノーマルタイヤで走れるって思うんだ・・・なるほど、だからこれまであんなひと&こんなひとを知事に選べたわけだねぇ。。。さて、今回は如何に?
2月に車を使わなければいけない(かもしれない)という心配があれば、
冬タイヤを履くという手間&出費と心配事を天秤にかけてみて、
心配事が重ければ、事前に冬タイヤを履いておく。
これも危機管理能力ってヤツでしょう。
雪が積もった。車で行かなきゃ。どうしよう・・・仕方ない、行け!っでツルリン!
こういう人たちが地震や津波に飲み込まれてしまう人たちなんだろうなって悲しくなりました。
さてさて、東京の知事選挙はまだ「原発」が陰の争点になってる?からいいけど、
大阪のあのヒト なんとかしてやぁぁ(゜´Д`゜)
選挙費用5億円・・・文楽や楽団には無駄金で?
もうわかりましぇ~~ん(>_<)
大阪市民として「豊臣秀吉」とでも書きましょうかねぇ。。。どないなっとんねん!
前世物語
私も今回の人生では、夫を亡くしたという出来事が自分自身を振り返ってみる良い機会になりました。もちろん死ぬほど苦しかったです、その時は。「明日、死のう」と決めて何とかその日を生きている、そんな毎日が続きました。自殺したら夫に会えない、夫は悲しむ、光のない地獄へ堕ちてしまう、そのようなことはわかっていました。でも悲しかったのです。苦しかったのです。愛とは何と過酷なものなのでしょう。神様を恨みました。自分の人生を呪いました。そんな人生を計画した自分が信じられませんでした。自分自身への憎しみが日々、つのりました。「消えてなくなりたい・・・」ただそれだけでした。
あの夜もそうでした。
「今日は死のう」
そう決めた私は愛する夫の遺品の眼鏡を持っていくことにしました。
あの夜の私は信じられないくらい冷静でした。コーヒーを十杯飲んだくらい頭が冴えていました。私はじっと夫の机に置いてあった眼鏡を見ていたのです。そして夫が先生の本を指し示したのです、月の光と共に。「生きがいの催眠療法 光との対話・・・」
夫の眼鏡をセーターの首に引っかけて、私はその本を手に取りました。
その本には途中までミミ折りがいくつもありました。ミミ折りは夫の読書のクセでした。それも必ず下を折ります。私はしゃがみ込んで本にほお擦りしました。
「あなた、全部読めなかったのね。いいわ、私、これからあなたのところへ行くから、この続きをみやげ話にしてあげるからね。ちょっと待っててね」
そして私は先生の本を途中から読み始めました。
何度も何度も読みました。冷たい涙がページを濡らしていきます。
気がついたら「今日は」終わっていました。朝日が部屋に射し込んできました。本からゆっくり陽炎が上っています。いつしか熱い涙がこぼれていたのです。
真っ赤な太陽の中に微笑んでいる夫が見えました。私は夫にみやげ話をしてあげました。夫は喜んで急に大きな太陽になりました。眩しい光が私の全てを包み込んでくれました。私は愛の光の中で夫とひとつになりました。その時、私はすべてを理解していました。すべてがわかった、と思いました。悲しみと苦しみが昨日の中に去っていくのを夫と一緒に見送りました。愛に生きる私の今日が始まったのです。
夫は光色に輝く太陽に戻っていきました。笑顔で手を振ってくれました。私も太陽に向かって手を振り続けました。私の頬の涙はもう消えていました。
そして、そこに先生が待っていてくれたのです。