2014年2月7日金曜日

おはようさん 2014.2.7.

大阪も雪の夜です。 もうベランダも真っ白に雪化粧して。 しんしんと降る雪ん子の音だけ。 ほんとうに静かな夜です。 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 昔 昔よ 燃えろよペチカ 冬のオリンピックも始まりました。 ロシアもアメリカも中国も、どの国の選手さんたちも精一杯がんばってくれることでしょう。 人生の檜舞台に、思いっきりがんばってる姿は、国や民族なんて小事を越えて、人間の美しさ、素晴らしさ、生きる輝きを見せてくれます。 今、仕事や闘病や勉強や・・・人生を一生懸命に生きている人には、選手たちの放つ光が見えるはずです。 だから、自然と涙が出ちゃう。 どの選手にも感動しちゃう。 精一杯がんばる&一生懸命に生きると放たれる光は、なぜかウキウキ&楽しくなります。 それはまるで魂の成長ホルモンのような天恵です。 成績だけに目を奪われて一喜一憂するのは愚鈍な駑馬です。 オリンピックを見ながら、ぽろぽろ涙を流している人を見かけたら、その人こそ、あなたのソウルメイトであり、魂の師匠なのかもしれませんよ。 前世物語  この症例は、病気のお母さんの看病をずっと続けてきた娘さんのワークです。娘さんはお母さんの面倒を十分にみれなかった、と思っていました。そしてお父さんが病院にあまり来ないのを怒っていました。光のメッセージはお母さんと娘さんを暖かく包み込みました。きっと娘さんはたくさんの気づきを持ち帰ってくれたことでしょう。 「してあげられなかったことへの後悔」  これは愛する人に先立たれた者が直面する大きな課題です。私も長い間、この課題に押し潰されて闇の中をさまよいました。強い自己否定が続いたのです。この課題からの学びは何でしょうか? 私自身の答えはこうです。 「人を信じて、以前の私以上に自分らしく生きていくこと」  これはそれまでの自分自身を一度バラバラにしたうえで、客観的な目で自分を見つめながら、自分というものを組み立てなおして生きていく作業です。以前と同じ自分に再構築したつもりでも、深い悲しみと後悔を経験した後ですから、必ずどこか違うところが出てきます。その違いこそが魂の進歩であり、人生の気づきなのです。  魂が成長を遂げてくると、たくさんの気づきが魂の中に蓄積されてきます。魂の中で気づき同士が結合したり、気づきが関連性の絆を結んでいきます。そのポテンシャルが新たな気づきを引き出すヒントにもなります。自分を自分の手でバラバラにするということは、この魂の中で形成された気づきの結合と関連性の絆をも自ら断ち切ることになります。まるで魂という鍋に入った気づきたちを強くかき混ぜるかのようです。そしてこの気づきの撹拌によって、新しい気づき同士の結合や関連性の絆が生まれてきます。魂の中でも気づきの再構築が起こるのです。これは今までになかった全く新しい大きな気づき を生みだすチャンスともなります。このような魂レベルでの大仕事をするためには、この強い自己否定のエネルギーが必要なのでしょう。  そう考えていくと、最愛の人を突然亡くす人生は、気づきがある程度たまってきた魂に起こる「ミックスジュースの人生」なのです。ミキサーが魂です。気づきが果物です。美しい果物ひとつひとつの味をあなたは堪能してきました。今、あなたのミキサーにはそんな果物がたくさん入っています。  ふっと神さまの声が聞こえました。 「混ぜてごらん・・・」  美しい果物たちが潰れてしまうのをあなたは悲しみ、躊躇しました。でも思いきってスイッチを入れてみました。あなたの愛する果物たちが潰れて撹拌されています。あなたは悲しみと後悔を感じています。 「やるんじゃなかった」  神さまが微笑みながらミキサーのスイッチを切りました。そして出来たてのジュースを光のコップに注いでくれました。  あなたは薦められるまま口にします。 「おいしい・・・」  あなたは全く新しい甘美な味を知ったのです。そして再び、美しい果物を探す旅に出ました。前よりも元気に、前よりも自信に満ちて。 「そうだね、すてきなお話が出来たね。気づきばかりを求めていても、いつまでも気づきのコレクターにすぎないからね。たまには魂の鍋をよくかき混ぜないと、せっかくの気づきも焦げついちゃうよね。よく気づいたね、美子さん」  先生はそう言って合格のハンコをくれました。