2013年11月1日金曜日
おはようさん 2013.11.1.
いよいよ11月。クリスマスやお正月の話題がリハビリ室から聞こえてくるようになりました。
去年と今年のお正月は、出雲の神さまたちを巡礼する旅をしてきました。
来年はどうしようかな? と思っていると、ちゃんと出雲の神さまたちの「おいで&おいで」って呼ぶ声が降ってきました。
今年は出雲大社の大遷宮で、日本中から観光客さんが押しかけてきたようですね。
出雲は縄文の神さま。
普通の観光客さんたちが願い事しても・・・まぁ、観光やからええですわ。
(普通の人たち:資本主義というか古い世界観の中で生きている人たちは、お伊勢さんの方が断然御利益ありまっせぇ)
さて、私のとっておきの出雲巡礼コースをご紹介しましょう。
私はいつも「意宇六社参り」をします。
意宇六社とは「出雲國意宇郡(島根県松江周辺)の六社で、 「六社さん」と称され崇敬されている神社。
この意宇六社を巡拝する「六社まいり」と称する行事が 明治以前から続いている。」
熊野大社さん
真名井神社さん
揖屋神社さん + 黄泉比良坂
六所神社さん
八重垣神社さん
神魂神社さん の六社です。
この中で有名なのは八重垣神社さん そう、あの鏡の池がある神社さんです。資生堂のシンボル 乙女椿もここがルーツだとか。ここの子宝飴はええですねぇ、金満な不妊外来なんかよりもずっとご利益ありそうですよ。
軽いスピリチュアル好きな方は神魂神社さんをご存じでしょう。出雲国造家のプライベート神社ですね。ここの宮司さんは先代も今もなぜかいつもご機嫌が悪い・・・私と相性が合わないのかな?(^_^;)
熊野大社さんは紀伊の熊野本宮さんのルーツだと・・・私は思ってます。男気溢れる神社なのは素戔嗚尊の神社だからでしょう。
さて、ホンモノの出雲縄文系の人だけが参拝するのはこの三社です。
揖屋神社さん。ここは黄泉比良坂を見守る(封印する)ための神社さん・・・だと私は思ってます。死者の国との結界ですね。
真名井神社さん。近くに真名井の滝があるので、やっぱり水の神さまでしょう。
ちなみに、山の神さまは熊野神社さん、海の神さまは揖屋神社さん・・・遥か彼方 やっぱりあの世を意識した神社さんかな。ここは私の大好きな神社さんです。
六所神社さん。いつ行っても無人の神社さんです。でもね、かなりDEEPなんですよ、内緒やけど。
その他のお薦め(私が参拝する)は・・・
美保神社さん。佐太神社さん。須佐神社さん。須我神社さん。長浜神社さん。日御碕神社さん。
須我神社さんは静かでええですよ・・・「簸の川上に於いて八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した須佐之男命(すさのおのみこと)は、稲田姫と共にこの須賀の地に至り、美しい雲の立ち昇るのを見て、「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる この八重垣を」と歌い、日本で始めての宮殿を作り、鎮った。これが古事記・日本書紀に記載されている「須賀宮(すがのみや)」であり、日本初之宮(にほんはつのみや)でもある。」
もちろん出雲大社さんも欠かさずに参拝しますが、お目当ては出雲大社本殿の裏手の素戔嗚尊を祀る素鷲社さん。ここは・・・すごいデス。
そして、命主社さん。ここの大椋の木は圧巻です。「正式な名称は「神魂伊能知奴志神社(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)」で天地開闢(世界のはじまり)の造化三神の一柱、神皇産霊神(かみむすびのかみ)が祀られています。」 椋の木「命主の社の前に、推定樹齢1000年といわれるムクの巨木があります。高さ17m、根本回り12mもあり、板状の根が発達し、2m近くも根上りした見事な巨木で、昭和51年(1976)に島根の名樹に指定されました。」
神社ではないけど、一畑薬師さんは眼病平癒の神さまです。ここの住職さんは気さくですよ。
そして、私の出雲のNO1スポットは・・・鰐淵寺。
ここの住職さんとはいつも延々と話し込んでしまいます。
弁慶の梵鐘とは弁慶つながりで因縁を感じるし、真冬の浮浪の滝への崖道はちょっとした地獄門です。
鰐淵寺の先の韓龜神社さんも有名ですが、岩の隙間を通り抜けないとダメならしくて・・・はい、今の体形ではムリでございます(;^^)ヘ..
ということで、今日は私の出雲巡礼の旅コースのご紹介でした。
(ええ写真いっぱいあるんよ。いつか写真展したいなぁぁ)