2013年11月5日火曜日

おはようさん 2013.11.6.

今年もインフルエンザの予防注射をしました。 今年は・・・痛かったぁぁ(^_^;) ホリスティック医療な先生たちの中には予防注射大嫌いな方々もおられるようですが、新しい風邪さんが来院すると、まずうつってみて、自分で治してみて、これだ!という治療法を患者さんたちにフィードバックするのが常なので、私にとってインフルエンザの予防注射は欠かせません。 ずっと昔から注射してきたので、副作用もアレルギーも心配ないからね。 そんな私ですが、子宮頸癌ワクチンは怪しいと思ってました。案の定、いろいろな問題が漏れ出してきましたよね。 国と製薬会社が大々的にPRしてる老人肺炎のワクチンも・・・怪しそうだと思ってます。 なんでもかんでも新しいものにすぐに飛びつくように見えるかもしれませんが、結構、私って石橋を叩き割るタイプなのです(;^^)ヘ.. そもそも漢方が使え、今年はさらに鍼灸が使えるので、新型インフルエンザだろうが、エボラ出血熱だろうが、未知なる感染症だろうが、何とか治療できるという確信があります。蓮風先生という強い味方がいてくださるのも力になります。 (ただね、サリンなどの化学兵器と放射能だけには・・・無力なのが残念ですが) インフルエンザの治療もこの20年で大きく進化しました。 タミフルなどの抗ウィルス薬がなかった頃は・・・解熱剤と点滴で安静休養が王道でした。 あの頃、私は麻黄湯をガバッと飲んで、布団と毛布を頭からかぶって、2時間おきに汗だくパジャマを着替えて、水分を補給して・・・を朝まで繰り返して治してました。これは今でもしてますね。 インフルエンザの毒素は関節や脳髄膜に張りつくと、ウィルスが死滅した後でも数日は痛みが続きます。 ちょっとタミフル服用が遅れて手遅れになると、頭痛や関節痛が残るでしょう。あれです。 忍法布団被りの術をすると、汗からその毒素が出ていきます(エビデンスはありませんけどね) うまくやれば、翌日にはきれいさっぱり治っています。 タミフルが出てからは、さらに完璧に治ります。 そんなわけで、私はインフルエンザの患者さんに(もちろん発症時期をチェックして)タミフルと麻黄湯とスペシャル咳止めシロップを処方しています(咳は辛いからねぇ) 私のポリシーは、風邪は一発で治す。医院経営的にはダメ医者だけどね・・・ そういえば、隣町の医院では、うちのインフルエンザ予防注射は特別で、他には入ってない菌種のも入っているから高いんだよってトンデモパップンなCMで、これまたビックリ値段で接種してるって話を聞いて・・・あかん、そんなんでけへん、商売下手でごめんなぁ・・・と在宅往診帰りのワーゲン君の中で看護婦さんにあやまりました。 (インフルエンザの予防注射って、そんな松竹梅ってあったっけ? ワクチン製造会社が撤退して2500万人分のワクチンが足りない云々ってニュースってたけど、それはワクチンの品種が国家管理されていて、もうかりまへん!やからでしょう。どのメーカーでも中身も仕入れ値もほぼ同じやと思うんやけどなぁ) インフルエンザの予防注射は冬タイヤに履き替えておくのと同じやと思います。 雪が積もるかどうか(大阪・京都・奈良では)わかりません。 でも積もった朝にパニックにならないように、そんな時こそ患者さんに迷惑をかけないように、 患者さんだって同じですよね、仕事に穴を開けられないから、大事な受験や旅行があるから、前に罹って死ぬ思いをしたから・・・ 必要やと思う人は注射すればいいし、私は要らんわって人はしなくてもいいし、ただひとつ言えることは、どちらにしても自己責任ですよってことです。 後で誰かのせいにする、国や行政のせいにする、医者を逆恨みするのは・・・みっともないし、神さま・光さんからもダメ出しされちゃいますからね。 ちなみに奥山医院のインフルエンザ注射は今年も2500円デス。