2013年11月16日土曜日

おはようさん 2013.11.17.

外来で鍼をするようになって以来、朝8時半からの午前診もノンストップで昼過ぎの1時過ぎまで続きようになりました。 午後からの在宅往診も鍼をしてあげるようになって、だんだん増えてきました。 その後の夕診を終えて、また在宅往診へ行って・・・まる12時間働きづめなこともあります。 元々が脳外科医ですので、これくらいのことではダウンしませんが、蓮風先生に鍼をしていただくようになって、自分の身体に意識がクリアーに向くようになってきました。 身体の声が素直に聞こえてくる・・・感じです。 これまでは左脳が身体の声を邪魔していました。 まるで大本営発表&NHK番組(最近はどのTV局も同じ:大政翼賛会みたいやねぇ)のように、あたかもそれが身体の本当の声のように「まだ大丈夫」「寝不足なだけや」「食べたら治る」「気のせいやろ」・・・と声高にこころの中で叫んでいた左脳さん。 そんな邪気まで鍼は払ってくれます。 だから、直感も感性もクリアーになってくるのですね。 おかげさまで、患者さんに鍼をする時の氣力もだんだんアップしてきたのがわかります。 以前は全力&フルスロットルな鍼でも大丈夫だったのですが、最近は患者さんの氣力に合わせて加減しながら鍼をしないと、ちょっと効き過ぎたりしてしまいます。 古代鍼や打診用の鍼をかざす際の患者さんの氣の反応もかなり良くなってきました。 うれしい限りです。 さて、身体の声が週末土曜日の午後になると、歩きたい&歩きたい!と言うようになりました。 (多分、ずっと前から叫んでいたんだろうけど、左脳&煩悩にかき消されていたのでしょうね) この土曜の午後も上天気に誘われて、万博公園をお散歩してきました。 もちろん紅葉がお目当てで。 この秋の天命は「ハッセルな紅葉」なので、お供はハッセル503+80/2.8 ハッセルはレンズシャッターだから重い・・・首からさげただけでは超肩こりになりそうなので、ずっと手で支えてのお散歩です。 万博公園は和の紅葉もありますが、洋の紅葉も楽しめます。 桜の紅葉は落ち葉の絨毯が狙い目ですよね。 プラタナスの枯れ葉がハラリと落ちてくるのも絵になります。 ススキやガマの穂が枯れ池を秋色に染めていたり、 いろはもみじが七色に輝いていたり、 ひまわり畑に元気いっぱいのひまわりさんたちが咲いていたり(わざと種まきの時期を遅らせてあるそうです) ホントにいたるところに ♪ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた♪ を楽しめます。 いくつ見つけられるかな? これも感性と直感のなせる技ですよね。 京都は和の紅葉の聖地です。 ずっと丹念の手入れされて紅葉を迎えた庭園は見事としか言いようがありません。 そのご苦労に思いをはせれば、千円の入館料もありがたいものです。 ただ有名な紅葉スポットだけに燃え上がってしまって、その道中の町中の紅葉や道々の秋の風情を見つけられなければ・・・もったいないかなぁ。 感性と直感と感謝。 カメラで撮ろうが、こころで撮ろうが、紅葉さんと仲良しになるには、この3つが大切だと思います。 そしてね、それは紅葉だけじゃなく、人との出会いにも当てはまるように思います。 さてと、今年は美な紅葉写真が撮れるかしら・・・ワクワク