2013年11月19日火曜日
おはようさん 2013.11.20.
夏に右腕を骨折した患者さんがギブスがとれた後のリハビリに通院されていました。
手のしびれと運動障害が残っていて、お仕事に復帰できるかどうか心配されていました。
毎日のリハビリと一緒に鍼を2ヶ月ほど続けて、完治されました。
今日、久しぶりに外来受診されて、以前と同じように仕事ができている、ととても喜んでおられました。
「よかったねぇ、リハビリをがんばったからだよ」
「先生の鍼が一番効いたと思います」
うれしかったですねぇ。やっぱりこの一言がこれからのヤル気を燃え上がらせてくれます。
鍼をしながら思うのは、信念と謙虚が日々磨かれているということです。
なかなか思うような効果が現れないときに、信念を持って同じ穴に置鍼し続けられるかどうか。
一歩間違えば、頑固で盲目な鍼になってしまいます。
だから謙虚さがとても大切です。
これでいいんだろうか?
いろいろな本を調べてみる。先輩に尋ねてみる。こころ静かにして考えてみる。
そこに信念がなければ、艪を失った小舟のように見知らぬ大海をさまよい続けるだけになります。
肩こり鍼・腰痛鍼などの慰安鍼の世界に沈んでしまいます。
西洋医学、特にエビデンス重視の最近の西洋医学には、この信念と謙虚さが生み出す創意工夫は・・・ありません。
30年前の脳外科はフロンティアでした。
人跡未踏のジャグルを分け入っていくようなワクワク&ギラギラしたエナジーが満ちあふれていました。
それに惹かれて脳外科医になりました。
今、鍼の世界に入って、あの頃のワクワク感が蘇ってきています。
だから、明日もこころワクワクで患者さんたちに向き合っていきますね。
今日も、昔々のチャネラーさんとの光との対話の続きをご紹介します。
Q 普通の人はこれから具体的に何をしていったら良いのでしょうか?
A 一人一人がすべきことは全部違っています。
ただその人の変化に必要なものは、何かその人の変化に必要となるような助けはいつも周りに起こってきています。
そう言ったものを見逃さないように、自分の直感、心が引かれるものを見逃さないことです。
あまり毎日の日常生活に忙しくしていると、そう言ったことも気づかないで通り過ぎて行ってしまいます。
自分にとって今何が必要か、自分自身の中で気づくように。
それには自分自身の中でよく見つめるべきです。
あまり人の、他の人達のことに自分の気持ちを煩わされるべきではありません。
人と自分の境界線をはっきり持って区別を持つべきです。
そうしておくことで自分の中の平静さを保つことが出来ます。
出来るだけ自分の中にそういった状態を持っておくことが、何か自分に必要な気づきや助けがやって来た時に、ちゃんとそれを気づくような準備となっているはずです。
今のこの状況を混乱させるような、そういったエネルギー、他の人間を支配しようとしたり競争しようとしたり、そういったエネルギーからは出来るだけ遠ざかっておくべきです。
今の社会で生活していく上で、そう言ったことはとても難しいことです。
普通の現代の生活を送っている人にとって、それはむしろ難しいことです。
それは分かっていますが、だからこそよく注意して欲しいのです。
自分の中心を保っていることです。
Q 自分の光を磨いていくということは、具体的にどうしていったら良いのですか?
A 今言ったことと重なる部分が沢山ありますが、やはり自分をよく見つめることです。
光というのは自分の中で感じるもので、誰かに見られてどうかという、そういう評価を言っているのではありません。
自分自身の中の幸福感、満足感、そう言ったものでしかありません。
ですから人の評価などはむしろ気にしないことです。
自分にとって、自分の人生にとって何が真実であるか、自分の現実、自分の周りを見つめてみた時に、今何をすることが自分にとって一番真実なのか、人の評価を気にしないことです。
それが自分自身の中の光をより大きくさせます。
一人一人がそうやって生活していくことで、世の中全体を大きく変化させることが出来ます。
光は外から見て分かるものではありません。
自分自身が感じるものです。
私からはとてもよく感じることが出来ます。
私はむしろそういうふうに人間というものを感じています。
人間は人間の社会の中でそれなりの価値観や基準を作っていますが、それとは全く異なるものです。
私の説明でお分かりいただけるでしょうか。
Q はい。自分の光に気づいていない人に光を気づかせる、その人の光を磨いてあげるということは出来るのですか?
A 一番大事なのは自分の光を大きくして磨いていくことで、それが他の人の助けになります。
他の人の光を周りから磨いてあげることは、例えにするならそれは不可能です。
自分の光は自分で磨くしかありません。
そういう意味で個人の意志というものはとても大事になってきます。
もし他の人を助けたいならば、自分が本当に真実を生きること、自分が大きな光となること、自分にとって真実とは何かということを迷いながらも求め続けること、それがとても大事なことです。
何が真実かはその人によって違っています。
それを探し求めることがとても重要な成長のプロセスです。
人にもし光を与えたければ、自分の光を大きくすることです。
それが本当に他の人に一番影響を大きく与えられることです。
実際に大きな光を持つ人の周りの人達は光りだします。
その人の近くにいるだけで・・・それが一番大事なことです。