2015年7月29日水曜日

おはようさん 2015.7.28.

毎日のように電車に乗ったり、大阪の街を歩いたりしていて、思います。 軍師中谷彰宏先生が最近、著書や講演でハイボルテージで怒っているように「歩きスマホ」のマナーが劣悪化してきています。 前を気にしながら歩いていたのは、ひと昔前。 今では「相手がよける」の確信犯ばかりです。 ゲームをしながらの歩きスマホは、歩き方もよたっているので、いつぶつかってもおかしくない状況です。 朝からスマホ依存症の男女・・・それも老若男女がヨタヨタ&フラフラですから、お先真っ暗です。 まるでスマホ・ゾンビに征服された世界のようです。 中谷彰宏先生の新刊に、スマホは労働者を監視&縛る首輪のようなものだ、とありました。 確かに、その通りです。 ポケットベルが出た時、真っ先に病院から支給されました。 夜中でも、どこにいても、呼び出しコールです。 唯一の快感は、学会で大阪を離れる際、新幹線のホームに上がるエスカレーターで、あのポケットベルのスイッチをオフにする時でした。 首輪をはずす快感ですね。 そして、首輪が進化しました。 ゲームという快楽と呪縛を労働者に与えたのです。 以前は、タバコと酒と女でした。 SNSもスマホ依存症に拍車をかけています。 電車の中でスマホをしている人たちのほとんどがゲームかSNSです。 みんな、スマホの奴隷です。 最近の映画では、人工知能やロボットが人間を征服するというモチーフが色濃くなってきましたが、もうSFだよ、なんて悠長に構えていることもできなくなってきています。 現実はこのままいけば、人工知能やロボットに征服される前に、スマホで世界中が「アホちゃいまんねん、パーでんねん」となり、人工知能の奴隷生活に幸せを感じる人間ばかりになってしまうでしょう。 中谷彰宏先生の本に、一流の人たちはスマホは持ち歩かない、とありました。 スマホをチェックする時には、誰も見ていないところでサッと済ます、そうです。 オシャレですよね。 人前でスマホチェックするのは、化粧をするのと同じだ、ともありました。 一流の人たちがこの世からどんどん見えなくなってきました。 いなくなったのではなく、この世から見えなくなってしまったのです。 つまり・・・スマホな世界は古い闇の世界だ、ということです。 労働者に首輪をはめて、生かさず殺さず働かせているのは、一流の人たちではありません。 一流の世界の人たちは、光の世界という別世界にいますからね。 労働者にスマホを与えて、時間と智恵と汗を吸い取っているのは、二流の支配者たちです。 スマホ快楽に溺れる人たちも、スマホ世界を牛耳っている人たちも、共に古い闇の世界の中にいます。 お金が大事、権威権力が大事、名声が大事・・・な世界です。 古い闇の世界と光の世界を隔てているのは、マナーの壁です。 まだその気になれば、マナーの壁を乗り越えて、光の世界へ行くこともできます。 ただ、マナーの壁はどんどん高く険しくなってきています。 マナーの消え失せた世界はどうなるのか? 真夏の夜のオバケ屋敷よりも、怖いかもしれませんよ。 くわばら&くわばら P.S. 人前でスマホを見る=人前でお化粧をするのと同じ。 これだけで、今日から私は外出先でのスマホチェックをやめました。