2015年7月20日月曜日

おはようさん 2015.7.19.

今日は蓮村誠先生の「医療者のためのアーユルヴェーダ脈診研修会」のお手伝いに行ってきました。 お手伝い・・・といっても何もしてませんけど(;^^)ヘ.. 驚いたのは参加者がとても遠くから来られていたことでした。 愛媛・鳥取・埼玉・静岡・九州・・・このやる気テンションは本物です。 内容は門外不出だそうで、ここに書けませんが、今日はアーユルヴェーダの基礎の中身の濃厚なお話でした。 瞑想の仕方も教えていただけて、まだ瞑想をしたことのない方には儲けもんでしたね。 次回は8月16日(日曜)です。 研修会が夕方だったので、映画を2本観てきました。 「悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46」と「インサイドヘッド」(日本語版)です。 インサイドヘッドは中谷映画塾で紹介された映画です。 日本語版にしたのは、大竹しのぶさんが「悲しみちゃん」の吹き替えをしていたので、名演を期待してのチョイスです。 日本語版は映像も日本語化されていました。 「立ち入り禁止 危険」「ファンタジーランド」などの看板が日本語になっているのは嬉しいですね。 大竹しのぶさんの「悲しみちゃん」はピッタリな配役でした。 期待通りの見事な「悲しみちゃん」でした。 物語は、少女ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち…ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミたちが主人公です。 特に、喜びちゃんと悲しみちゃんのドタバタで物語は進行していきます。 喜びちゃんだけがライリーを幸せにできるとがんばってましたが・・・ 悲しみちゃんは人のこころに寄り添い、一緒に泣いてくれます。 悲しみがあるから、感情は死なない。 喜びちゃんは笑顔と元気をGiveしてくれます。 悲しみちゃんがストレスを受け止めてくれます。 喜びちゃんと悲しみちゃんがいるから、幸せになれるのです。 もちろん怒りもムカムカとビビりも必要ですよね。 映画「悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46」は何と満席!でした。前日に予約しておいてよかったぁ。 さて、乃木坂46 ご存じですか? AKB48の公式ライバルとか妹分とか言われてましたね。 私もSONYが秋元康さんに泣きついて作ったSONYブランドのAKBコピペだと思ってました。 当然、メンバーはだ~れも知りません(;^^)ヘ.. たまたまインサイドヘッドの前に観られる枠だったから・・・ それと、秋元康さん:やすす が企画した映画だったので、何かある・・・と匂ったので、観ちゃいました。 正直・・・泣けました。 乃木坂の主要メンバーの中学・高校時代からの話を本人と母親の両サイドから語っていくドキュメント映画です。 順風満帆な娘は、ひとりも登場しません。 不登校、困窮、ピアニストへの葛藤・・・カウンセリングを聞いているような前半でした。 後半は、乃木坂46の色も方向性も見えない中で、自分の立ち位置がつかめず右往左往する娘たちが生々しく描かれています。(これはやすすの自己反省なのか? 狙いなのか? わかりませんが) 観ている内に、乃木坂46の娘たちが中谷塾の塾生たちとダブって見えてきて、また泣けました。 みんな、それぞれが辛くて重い何かを背負いながら、それでもがんばって&がんばって、生まれ変わろうとして中谷塾へ参加しています。 新しい生き方をつかむ人もいます。 自分の立ち位置が見えてくる人もいます。 やっと自分を好きになれる人もいます。 夢が具体的に見えてくる人もいます。 セブンティーンの娘たちをそんな自己啓発の大嵐の中に放り込んでしまったら、彼女たちはどうサバイバルしていくのか・・・とても生々しく壮絶なドキュメント映画でした。 だからこそ、若い人たちに勇気と希望を与えることができるかもしれません。 少なくとも、インサイドヘッドよりも、若者たちに元気とやる気を与えることができる映画だと思いました。 軍師中谷彰宏がやろうとしていることと秋元康:やすすがやろうとしていることは同じだと見抜けました。 ただ、相手が若い女性でありマスコミ&芸能界という世界なだけに、やすすの方がより緻密に心配りしているな、と感じました。 では、軍師中谷彰宏が中谷塾をどのように変えていったいいのか・・・キーワードは「育てる」だと思います。 これまでの中谷塾は卵の産み落としのイメージです。 卵から孵って外界に出れば、ひとりで生きていかなければいけません。 やすすは、ほ乳類です。 子宮で育み、乳幼児に乳を与えて守ります。 大人相手と娘相手だから・・・それでも若い塾生たちががんばって&がんばってるのを見ていると、「育てる」工夫がないものかしら・・・と思いました。 そして、これは私自身にも当てはまります。 患者さんたちを「育てる」何か新しい工夫を考えなくてはなりません。 映画「悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46」・・・見方によっては深いでしょう。 今日もええ映画に巡りあえました\(^o^)/ P.S. 乃木坂46の私の推しは「橋本 奈々未」ちゃんで~す(^^ゞ