2014年10月24日金曜日
おはようさん 2014.10.23.
今日は先日、見つけた肺癌の患者さんが意を決して蓮風先生の鍼を受けることになったので、朝からその手配に看護婦さん共々、バタバタばたこさんでした。
漢祥院の蓮風先生のところも、すでに初診の予約が入っていてダメだったところを、ムリを言って今日の夕方に入れていただけました。
(今日の夕診はダブル初診となって、漢祥院のスタッフのみなさん、研修生のみなさんには多大なご迷惑をおかけしました。本当に本当にありがとうございました)
この患者さん、まったくの無症状で、たまたま胸水貯留が見つかって。
翌日が大学病院の呼吸器科の教授の診察日で、すぐに診てもらえて。
その翌日には、蓮風先生に施術していただけて。
こういう善き流れに乗れている患者さん は、どんなに重症・難病でも、大丈夫なのです・・・ これは脳外科医時代からのたくさんの経験値だから胸を張って言えます。
運気というのか、生かされてる力というのか、不思議なくらいまわりから愛の手が伸びてくるのです。
そしてね、藤本蓮風先生の漢祥院に行くと、この不思議な運気がドーンと高まります。
直感だからエビデンスも科学的データーもないけど、邪気が落ちたような気がはっきりと感じられます。
(逆は大学病院ですね。あそこはお見舞いに行っただけで、邪気をもらって帰ってしまいます)
この運気、生かされてる力が高まる治療所が大流行する・・・とは限らないところがまたこの世の面白さです。
運気が高まり、病気が治る方へ進み出す・・・本当はすべての人たちがそう願っているはずなのですが、実際はこの世の人たちの1/3かな・・・もしかしたら20%かも。。。
あとの人たちは、なぜか病気の中に居たいのです。
だから、本当に病気が治ってしまう治療所に行くと、何となく居心地が悪くなってしまいます。
もちろん内なる自分のせいだ!とは気づきませんから、その治療所の先生やスタッフのせいにしてしまいます。
西洋医学は表の病気を取り去るか薬で抑え込みます。
内なる元凶には治療の手は及びません。
癌だったら、手術で可及的に取り去る・残れば放射線で焼く・抗ガン剤で抑え込む・・です。
東洋医学は、元凶に辿り着くまで弁証していきます。
内に入っていくために問診でその方の人生を洗いざらい聞き出します。
これをブロックしてしまう患者さんには・・・東洋医学があまり効きません。
病気の根源に触れられたくない人たちは、運気が高まり、生かされてる力がアップするところから離れようとしてしまいます。
西洋医学がどんどん進歩しても、癌がなくならない、難病が治らないのは、こういうところが原因でもあるのです。
じゃぁ どうしたらいいの?
それはね、素直が一番!なのですよ。
どれくらい素直になればいいの?
3~5歳の子供たちの素直さがお手本だよね。
そう、まるでピカソが目指した絵みたいにね。
誰だって描けていた あの子供の絵みたいに、素直に戻れれば、病気は治り始めますよ。
前世物語
先生はこの症例を、堕胎、水子の話が話題になった時に使います。
「アーリーさんの時、あなたたちを生めなかったけれど恨んでいませんか?」という問いに、マリア様はこう答えています。
「恨んでなんかいませんよ」
そしてマリア様の近くには『水子たち』がニコニコして、今か今か、っという感じで生まれてくるのを待っています。赤い洋服を着て待っています。
先生は特に、水子たちが赤い洋服を着て、みんなニコニコしながら今か今かと待っているイメージがお好きなようです。
「この症例を始めとして、いわゆる水子の魂が母親を恨んでいた症例は、まだ一例も経験しておりません。過去生ワークの光や神さまとの対話の中で、この水子の魂について尋ねることがよくあります。堕胎はそれほど母親の心を深く傷つける出来事なのです。後悔、懺悔、悲しみ、祈り、怒り・・・それらが一筋の涙となってお母さんの頬を伝わり落ちます。その涙は光の中に入ると、もう止めどなく流れ続けます。そして光や神さまが現れて、優しく教えてくれます。
『大丈夫、あの子は恨んでませんよ。こちらで幸せに遊んでいますよ。あの子はそうなるだろうということを知っていて、あなたの赤ちゃんの中に入ったのですよ。だから、もう大丈夫ですよ。あの子の魂はあなたに何か気づかせようと降りていったのです。あなたはあれからたくさんのことを学びましたね。だから、すべては計画通りなのですよ。大丈夫です』
そして水子の魂の声も聞こえてきます。
『お母さん、もう悲しまないで、自分を責めないで。私はお母さんのことが大好きだよ、今までも、これからもずっと。だからもっと笑って、いつも笑顔でいてね。大好きだよ、お母さん』
この話でお母さんたちは涙ぐまれます。中には大泣きされる方もおられます。でも、その涙は心の浄化の涙なのです。真夏の夕立のように、激しく降れば降るほど、後には美しい虹が輝くのです。
この先生のお話の草稿は私が作りました。先生の過去生ワークの今までの記録を読み直し、水子に関するメッセージを集めてまとめ上げたものです。先生のお話はたくさんの症例がごちゃまぜになっていますが、ウソや意図的な創作は一切入っておりません。光や神様の言葉から抽出されたエッセンスの塊なのです。
「美子さんの草稿はいつもわかりやすいね。ありがとう、助かるよ。美子特製、光のエスプレッソだね」
先生のそんなお上手が私の生きがいを灯し続けるオイルとなって心の中に染み込んできます。
「厳しい環境の下で、大地に塗まみれながらコーヒーを育てあげている先生がいるからこそ、なんですよ」
調子に乗せるとすぐに暴走してしまう先生には、こんな褒め言葉は禁物です。今は私の心の中にしまっておきましょう。そして、もしもいつか私が先生を看取ることがあるのなら、その時にはいっぱい、いっぱい褒めてあげますからね。チベットのお坊さんのように、冷たくなった先生の耳元で来る日も来る日も、ずっとずっと褒め続けてあげますからね。もし私が先に逝ったら・・・先生が何をしてくれるかなんて、もう私は知っていますよ。それだけでいいです、美子はとても幸せです、ありがとう、先生。