2014年10月11日土曜日

おはようさん 2014.10.11.

明日は芦屋でのグループワークです。 初めての方が多いので、いろいろご質問が寄せられいるそうです。 「前世療法ハンドブック」からご質問へのお答えをいくつかコピペしておきますね。 過去生とはどんな感じ?  過去生は、夢のような感じで見えます。  顕在意識が起きたまま、夢を見ている感じです。  過去生が見えた途端、あなたの顕在意識が邪魔を始めます。 「自分で創っているぞ」と言い出すのです。  これは初心者が必ず当たる壁ですから、仕方ありません。  仕方ないから、そのまま言わせておきましょう。  時々、その声に惑わされて、顕在意識と一緒に、見ている過去生を評論してしまう人がいます。 「時代考証がなってない」「こんな人が出てきてはいけない」「左は待ち伏せされているから右へ行け」などと顕在意識が言い出すのです。  すると、あなたの左脳が動き出します。  左脳が働くほど、過去生は消えてしまいます。  頭の中がパニックになって、ますます考え込んで、黙り込んだまま過去生から放り出されてしまいます。  前世療法は、左脳との戦いです。  それは映画館で、映画を見ているのと同じ要領です。  淀川長治さんは、映画が終わった後で解説してくれるから楽しいのです。  あなたの顕在意識は過去生に降りている間、同時通訳のようにずっと解説してくれます。  ありがた迷惑だよ、とはっきり言いましょう。  過去生は、ただボッーと見てください。  瞑想や座禅をしている方は、とてもよく見えます。  過去生は、右脳で見るものなのです。 これは宗教か? と心配されている方もおられるようなので・・・ 光の存在ってどんな人ですか?  光の存在は、いろいろな姿をしています。  白いヒゲと長い髪、白い衣の老人。  美しさにあふれた女神さま。  この二人が最も多いですが、仏様、観音様、イエス様、マリア様もあります。  亡くなった父母やおじいさん、おばあさんのこともあります。  みんなの共通点は、穏やかに微笑んでいることです。  時には厳粛な表情で迎えられることもありますが、すぐに優しさと温かさが伝わってきます。  光の存在の前に立った瞬間に、深い安らぎに包み込まれます。  光の存在があなたを愛の光でくるまってくれるのです。  光の存在とは、今のこの世の概念では「神さま」と呼べます。  光の存在との対話は、神さまとの対話です。  神さまとの対話は、神託という形で昔から行われてきました。  巫女を介して、神さまの言葉を聞いていました。  前世療法では、あなたが巫女の役目をします。  セラピストは、事前に尋ねておいた、あなたから神さまへの質問を巫女のあなたへ伝えるだけです。  あなたの意識の中に、神さまからのメッセージが濁流のように押し寄せます。  光との対話の最中に黙り込んでしまう方もいますが、これはあまりの情報量に脳がフリーズしているだけです。  あなたはセラピストに、その膨大な情報のほんの一部だけをボソボソと喋ってくれます。  前世療法は、あなたが神さまから欲しがっている情報を、あなたの中に丸ごとインプットしてしまう方法なのです。  あなたの中にインプットされた情報は、あなたにしか正しく解読できません。  前世療法のセラピストが、あなたとの境界線を頑なに守る理由がここにあります。  あなたへの神託だから、あなたが解読することに意味があります。  それは、あなたが生まれた理由わけであり、あなたが生かされている意味なのです。  前世療法は、人生マラソンの給水所です。  神託は、神さまからあなたへのスペシャル・ドリンクなのです。  あなた宛ての神託を受け取りましょう 先生が助言してくれますか?  前世療法中の顕在意識は、あなたの内面に深く集中しています。  あなたの潜在意識が無防備になっているのです。  セラピストは、あなたとの境界線をしっかりと保ち続けるトレーニングを積んでいます。  セラピストの助言が、前世療法中のあなたには「神の声」に聞こえてしまいます。  終わった後の解説は、あなたの人生に方向づけをしてしまいます。  あなたの人生を決めるのは、あなたです。  誰かに指示された通りに生きていくのは楽チンだけど、あなたが歩むのです。  岡目八目ですから、セラピストだって苦しいです。  でも、黙っています。  恨まれたり、怒られたりするのがわかっているから、とても辛いです。  誰だって、ほめられたい、慕われたい。  でも、じっと我慢です。  簡単に洗脳できるから、洗脳してはならないのです。  セラピストは、魂に黒帯をしめているのです。  自分で歩みましょう 過去生から戻してくれますか?  前世療法では、セラピストのレベル以上の過去生は見えません。  セラピストが自ら体験したレベルまでしか誘導できないのです。  セラピストの手に負えない過去生に、はまりこんでしまうことはありません。  過去生に置き去りにされてしまうことはないのです。  これは脳外科の手術と似ています。  術者は途中でギブアップできません。  皮膚を縫いあわせて麻酔を醒まさなければ、手術は終わらないのです。  だからこそ、術者をよく知る必要があります。  インフォームド・コンセンサスが大切なのです。  相性、腕前、ポリシー、料金、近さ・・・あなたの感性で決めてください。  あなたが求めているもので、術者を使い分けてよいのです。  それが人生を楽しく生きるコツなのです。  セラピストは、ヘアーサロンの先生と同じなのです。  感性を磨きましょう 子供でも見えますか?  前世療法は催眠を使います。  催眠は、あなたが嫌だ、と思った瞬間に醒めてしまいます。  あなたの意志で催眠状態から安全に抜け出せます。  セラピストの思い通りには操れません。  だから拷問や裁判に催眠は使えないのです。 夏休みには、親に連れられてきた子供が受けることがあります。 前世療法を受けたい、という本人の強い意志がないかぎり、うまくいきません。  子供の心は、とても正直です。  催眠状態に入ったところで、必ず自分で出てきてしまいます。  親に怒られる、親がかわいそう、だから来たけれど、本当は嫌なのです。  心を開くのが怖い、だけではありません。  子供が過去生を見てしまうと、今生と過去生との区別がつかなくなってしまう危険性があるからです。  子供は直感的に、安全な方へ逃げただけなのです。  前世療法は無理強いできないのです。  大人になってから、受けましょう うまく催眠に入っていたのでしょうか?  前世療法では、催眠状態に入っていることがわかりません。  ただ目を閉じて、イメージに意識を集中しているだけの状態だからです。  動けるし、聞こえるし、いろいろ考えれます。  催眠ショーの印象が強い人は、「催眠に入っていたのかしら?」と思います。  禁煙やダイエットのための催眠では、確認動作をわざと入れます。 「手に重りが乗っています」「今度は、手に風船が結んであります」と暗示して、みなさんの手を上下させるのです。  そこまでしないと、催眠状態に入っていたことを納得してくれないのです。  前世療法では40分かけて、ゆっくりと深く良好な催眠状態へと導きます。  どなたでも確実に催眠状態に入れるような誘導になっています。  それでも途中で、「これでいいの?」と不安になることがあります。  そんな時には、こっそり呟つぶやいてください。 「入ってる、入ってる、大丈夫」  あなた自身で自己暗示をかけてしまうのです。  良好な催眠には、あなたの素直さが必要なのです。  素直な心で受けましょう 催眠はどうやってかけるのですか?  催眠は、イメージ誘導を使います。 「リンゴをイメージしてください。」  あなたは、どんな色のリンゴをイメージをしても構いません。  リンゴの木でも、マッキントッシュでも、アップルパイでもいいのです。  イメージの上手い下手は関係ありません。  あなたの好きなようにイメージしてください。 「リンゴは嫌いだなぁ。やっぱりミカンがいいよ・・・」  どうぞ、ミカンをイメージしてください。  とにかく何かイメージを続けていたら、自然に良好な催眠状態に入れるようになっています。  それでも、途中で「イメージできない」ことがあります。  あなたが悪いのではありませんから、安心してください。  あなたの意識下からの「このテーマの過去生は見たくない」というサインです。  過去生が見えないことにも、深い意味があるのです。  次はポジティブなテーマにすれば、大丈夫です。  見えない意味を探りましょう じっとしているのが苦痛なのですが?  前世療法の間、体を動かしても構いません。  泣いたり、笑ったり、叫んだりしても大丈夫です。  途中でトイレに行くことだってできます。  過去生への階段を降りて、扉に手をかけて、一歩踏み入れる・・・一連の動作を演じてくれる方もいます。  そんな方は、とてもしっかりと過去生に入れる優等生です。  過去生でのケガや病気の痛み、苦しみを再体験する方もいます。  それが原因で本当に死んでしまった、という報告はありません。  汗びっしょりになって胸をかきむしったり、呼吸が苦しそうになって激しく咳き込んだり、槍で突かれたところを痛そうに押さえ込んだり・・・。  どんな死に方をしても、それは少ししか続きません。  数分後には、深い吐息とともに温和な顔に戻ります。  死の場面は早送りなしでじっくりと味わいなさい、という意地悪なセラピストはいません。  前世療法中は、過去生の中身も、あなたの肉体も、何でもあり、なのです。 「よく咳が出るので心配です」「花粉症で鼻水がすごいんです」と心配する方もいますが大丈夫です。  咳をしようが、鼻をかもうが、催眠には影響はありません。  催眠状態では、まず肉体がとても深くリラックスします。  新陳代謝が低下して、呼吸がゆっくり、小さくなります。  深い瞑想状態、高度なヨガ状態に近づくので、自律神経系がニュートラルになります。  すると、病気の咳も鼻水もピタッと止まります。 「過去生は見えなかったけど、なんだかよく眠れるようになった」 「身体が何だか軽くなった」  過去生へ導く誘導だけでも、自律神経系のバランスを取り戻す作用があります。  星状神経節ブロックと同じ効能が期待できるのです。  前世療法中は、おもいっきりリラックスしながら、おもいっきり泣いて、叫んでください。  ローラーコースターのように楽しめれば、効果は倍増するのです。 身体でも楽しみましょう どんなふうに見えるのですか?  過去生の見え方には、2通りがあります。  見えるタイプと感じるタイプです。 「どんな服を着ていますか?」  見えるタイプの人は「赤いワンピースです」と答えます。  感覚のタイプの人は手探りしながら「重い金属の鎧です」と答えます。  この両タイプは、半々に分かれます。  画家は見えるタイプ、音楽家は感覚タイプ、という法則はありません。  やってみないとわからない、のが面白いところです。  初めての人は、頭から「見える、見える」と強く思い込んでいます。  もし、あなたが感覚タイプだったら、「見えない、どうしよう、失敗した」とあわててしまいます。  過去生を見るコツは、あわてないこと、です。 「何となく、どんな感じですか?」とゆっくりと尋ね続けます。 「そう言われてみると、何となく***のような気がするなぁ・・・」が出てきます。 「何となく、気がする」が感覚タイプの合言葉なのです。 慌てずに、粘りましょう 恐ろしい過去生はイヤです  「恐ろしい過去生を見て、気が変になってしまうことはないのですか?」と心配する方がいます。  まだ見てはいけないテーマを選ぶと、潜在意識の安全装置が作動します。  過去生へ続いている階段を、途中から降りれなくなってしまうことがあります。  過去生への光の入口は目の前にあるのに、なぜかそれ以上、前へ進めなくなることもあります。  過去生の自分とまわりの風景は何となく見えるけれど、その場面から動けないで催眠から醒めてしまうこともあります。  潜在意識は、あなたのことをあなた以上によく知っています。  あなたが見てはいけない過去生を、あなたの潜在意識は強力にブロックして見せてくれないのです。  過去生の幸せな場面や死ぬ場面はしっかりと見えたのに、選んだテーマが最もよくわかる場面だけは、どうしても見えないこともよくあります。  これも、潜在意識があなたをしっかりと守ってくれている証です。  潜在意識は、あなたの父であり、母なのです。 過去生を見て、何になるの?  前世療法では過去生での死を通り過ぎた後、高い高い光へと昇りながら、その過去生と今の人生を見比べてみます。  性別、境遇、性格などがまったく違っていても、「同じだわ」の驚きの声をよく聞きます。  ふたつの人生のエッセンスが似ているのです。  人生に課題があるとしたら、私たちは何度も同じ課題にチャレンジしています。  そして、今回も同じ壁の前で立ち止まっています。  前世療法は、過去生での失敗を思い出させてくれます。  今度は同じ失敗を繰り返さないように、別の道を選ぶことができます。 「この人生の方向転換は、今からでも間に合いますか?」と光の存在に尋ねます。 「大丈夫だよ」と必ず答えてくれます。  あなたは見守られているからこそ、前世療法に巡り合ったのです。  あなたに目の前の壁を乗り越えられる力がついたからこそ、過去生が見えたのです。  前世療法は、「過去問」の詰まった人生の「傾向と対策」です。  この人生ゲームを生ききるための攻略本なのです。  最高得点をめざしましょう あとがき  前世療法は、とてもスピリチュアルな療法です。  今までの医学では、とても説明できません。  最先端の物理学者にしか、理解してもらえない領域の話です。  でも、効果は絶大です。  この人生の目標や天職を知り、生きがいを自ら創り出すことができます。  スランプを乗り越え、才能を開花させることができます。  ソウルメイトとの深い友情で孤独を癒すことができます。  自分を許し愛することで、すべての人々に慈悲の心を持つことができるのです。  そのために難行苦行する必要はありません。  ただガイドを信じて、心に浮かんでくるヴィジョンを楽しめばいいのです。  そうすれば、誰でも過去生を旅することができます。  過去生を見た人は、死を大切にします。  この人生をしっかり生きようと決意します。  腰をすえて人生を歩むので、人もお金もチャンスも集まってきます。  一期一会を生きるので、天地自然の理が背中を押してくれます。  前世療法は魂の療法です。  魂の声に耳を傾ければ、誰でも小宇宙を旅することができます。  そこでは、すべての原因と結果と意味を知ることができます。  病を根本から癒すことができるのです。  医療としての前世療法は、これからも進化し続けていきます。  心の時代が求めている療法だからです。  過去を集約して「今」を生きるエネルギーに変える療法だからです。  そして、「私は誰?」の答えを知ることができる療法だからです。 ということで・・・明日をお楽しみにね(*⌒▽⌒*) 前世物語 「収容所の中で死ぬだけです。でも騒がずに、淡々と自分の死を受け入れようとしています。彼女は、死んでからも魂が残る、と強く信じていたので、こうして私と話しが出来ます。マリアはまわりの人たちを慰めています」 「それから、どうなりましたか?」 「・・・話をしています・・・。次ぎも会えるかなぁ、って私は駄々をこねています。でもマリアは、あなたは私に頼り過ぎるからどうしようかなぁ、って笑っています。マリアはまだ生きてるんだけど・・・。私は必死で頼んでいます。・・・あんまり私が駄々をこねるものだから、仕方ないから、って頷いてくれました。でも今度会うのはすごく遅くなるから、それまで待っててね、って言っています」 「それからマリアはどうなりましたか?」 「ひとりだけで銃殺されます」 「なぜ?」 「どうやら収容所の中で他の人たちを助けようとして軍人に反抗したようです」 「どんな反抗をしましたか?」 「口汚く罵りました。いつもそんなふうだったので見せしめにされます」 「銃殺されるマリアに何と言ってあげますか?」 「偉かったね。いつもみんなを励ましていて。死を恐れていません。よく頑張ったね、って」 「マリアは何と言っていますか?」 「あなたも本当はこれだけの力があるのよ、って。・・・二人は幼なじみだったようです。二人のことをザッーと思い返していて、自分はどうしたらいいのだろう、ってマリアに聞いています。・・・あなたを次ぎは助けてあげられるわ、どういう形かはわからないけど、って言っています」 「マリアの死の瞬間に、何を思っていますか?」 「横で見ているのは悲しいことではないですね。よく頑張ったね、っていう感じです」 「マリアは殺されましたか?」 「はい」 「彼女の魂はどうなりましたか?」 「頭の後ろから抜け出してきました」 「死んだマリアは何と言っていますか?」 「ほら、会えたでしょ、って」 「銃殺した兵士たちをどう思いますか?」 「別に何も。彼等も時代の犠牲者なのですから仕方ありません。マリアもそうです」 「では貨車の場面に戻って、娘のところに行ってみましょう。ルイーズはどこにいますか?」 「田舎にいました。泣いてます」 「そこで娘にコンタクトを取ってみて」 「話しかけたら死んだのが伝わって、わーっと泣き出しました」 「あなただとわかってますか?」 「はい」 「その後、話しましたか?」 「全然悲しむ必要はないんだよ、って」 「その後、娘はどうなりました?」 「・・・ずっと生き続けたようです」 「死んだマリアと一緒に娘の所へ行きましたか?」 「行きました」 「マリアが死んだ時、ルイーズは母の死をわかりましたか?」 「ルイーズは大丈夫でした。マリアが力強く話したので」  先生は二人の魂を高みへと導きます。