2014年10月22日水曜日
おはようさん 2014.10.21.
月一で通院してくれてるお寺の奥さん。
年がら年中超多忙で、お盆、お彼岸が終わると御詠歌の諸々があって、そのまま年末へ突入して・・・
月月火水木金金でお寺の裏方&主婦をがんばっておられます。
今日の診察で・・・お顔を見た瞬間に「衛気が濁ってきている!」と直感しました。
ご本人は、お彼岸も何とか終えて、これから御詠歌だけど、いつもどおり元気です!とおっしゃってます。
脈診はいつものように沈、だけど枯脈がベトッと影を被っている・・・う~ん??
舌診は全体にオレンジ色・・・う~ん???
腹診もいつものように全体に実熱で。その熱の奥を探るように触診していると、左>右で陽明胃経が沈滞してるぞ!
他の経絡は・・・うん、やっぱり深いところで沈滞してるやん。これってもしかして・・・
腹診しながら、こんなに熱邪を溜めていると、そのうち癌を創ってしまいますよ! でも、この実熱がないと、毎日のお仕事が出来ないものねぇ そろそろもうちょっと楽をした方がええんやけどなぁ・・・とか言いながら・・・
胸部写真を撮ってみると・・・左肺下葉が肺水腫像を呈していました。
ありゃりゃぁ・・・何の自覚症状もないのに・・・肺癌疑いです。
数年前に線維筋痛症で某病院で大量のステロイドが長い間、投与されていたこともあるので、癌だと断定できませんが、やっぱり怪しい。。。
大学病院での精査をお薦めすると、身内に某大学病院のお偉方が居るので、そちらに行きますとのこと でした。
う~ん・・・癌だったら、エビデンス通りの治療コースやろうなぁ。。。
手術・抗ガン剤・放射線治療のオンパレード!
手術は仕方ないとしても、抗ガン剤や放射線治療はやめて、出来るだけ早く退院して来て、蓮風先生の鍼を受けるのが一番ええよ!!とお薦めしましたが、やはりショックですからね・・・馬耳東風でした。
そういえば、線維筋痛症の時も、漢方で治るよ!とお薦めしても、聞いてくれへんかったなぁ。
とってもええ人なんやけどなぁ。残念やなぁ。悲しいなぁ。悔しいなぁ。
どうしたら「癌治療=鍼&漢方」とみんなの脳内シナプスを繋げれるのかしら?
医学の雑誌や学会でどんどん成果を発表して・・・でも、これは巨大な製薬業界や医療器械メーカー連合が黙ってるわけないですよね。
だって、売れなくなっちゃうもの。
昔、ビートルズがインドで瞑想をマハリシに習ったのがきっかけで、マハリシの瞑想がアメリカで爆発的に広まったように、世界的に超有名なタレントさんの癌や難病を鍼灸で治してしまう!というパフォーマンスがあれば・・・なんだか夜討ちで城壁をよじ登って、敵の殿様の寝首をかくような搦め手攻撃やけど、そんなことが起こらない限り、いつまでたっても鍼灸&漢方が癌治療に効く!とは思ってもらえないでしょう。
日本だったら・・・宮崎駿監督とか、白鵬とか、王貞治とか、
世界だったら・・・マドンナとか、ダライ・ラマとか、
(こういうことでも書いておくと、宇宙の歯車が動き始めるのです)
さぁ どえらい人の癌を鍼灸&漢方で治しちゃうその日ために、明日からの一日一日 がんばるのです!
前世物語
この症例のように、過去生ワークの結果次第で恋愛や結婚を終わりにしようと思っている、という方がおられます。
「神社のおみくじみたいなものだから、まぁ、それはそれでいいんじゃないのかな。最終的に決めるのは自分なんだからね」
ちょっと膨れっ面の私に微笑みかけながら、先生は飄々ひょうひょうとワークを進めていきます。
このワークでハッキリと白黒がつけられる、と決め込んで来られた方は、光の中でのメッセージに失望と落胆を抱かれるようです。光眩しいメッセージであればあるほどシンプルであり、「そんなこと、わざわざ言われなくても、よくわかっている」ことだからです。それらはまるで禅問答のような答えなのです。
これは男女の間の別れる、別れない、だけの話ではありませんが、私たちは何かの決断を迷っている時に、どうしても誰かにその決断の最後の一押しをして欲しいものなのです。この際、すでに自分の心の中は決まっています。自分の心の意に添う一言が欲しいのです。そして、その一言、一押しは出来れば光や神様のような超人的な何かから頂く方が後々の都合がいいのです。つまり私たちは、もしも失敗したら光や神様を自分の責任逃れに使おうとしているのです。成功すれば自分の決断が正しかったと言いきりますが、失敗すれば・・・最後には光や神様に全責任を押しつけてしまいます。それでも神様は天罰など与えてくれません。同じ失敗を繰り返す者たちをも、ただじっと見守ってくれています。
人生の岐路、イエスかノーかの決断に迫られる時というのは、誰にでも訪れるイベントです。その結果の成否は光の世界から見れば、どうでもいいことなのです。光は結果よりもそのプロセスを見ています。決断する時の勇気の大きさはどれくらいだっただろうか、結果から何を反省して何を学んだのだろうか、その反省と学びは知恵へと育ったのだろうか、そういったプロセスが大切なのです。魂は知恵を求めています。そして光は知恵そのものなのです。私たちが反省と学びから知恵を得た時、光は祝福の微笑みを見せてくれるのです。
この症例は、そんな男女間のイエス、ノーについて珍しくはっきりと答えてくれています。しかし最後の決断はご本人がすべきことなのです。ワークを受けられた方は光や神様からの明確な答えを求めておられます。光や神様からのメッセージを私たちが解釈してお伝えすることは、とても簡単なことです。目の前でもがき苦しんでいる姿を見ていると、決断に至るまでの重い心の苦しみから、すぐにでも解放してあげたい気持ちになります。