2014年5月3日土曜日

おはようさん 2014.5.3.

大型連休初日 上天気でしたね。 私はお約束通り、医院でレセプト作業と光の前世療法のレポート作成をしました。 今日ももちろん新しいバイクに乗って・・・日々、気心が知れてくる感じで、なんか嬉しいですね。 この感覚・・・親友とか恋人と、おつき合いを始めた頃の感覚に似てるなって思いました。 最初はギクシャク。エンストしそうになることもあるし、おっとっとっとっでコケそうなこともあります。 それでも、めざす方向は同じだから、相手のことを気づかい、相手の気持ちに思い巡らせながら、次第に関係が深まっていきます。 おっ このエンジン音 ええなっとか、 おおっ このトルク感が持ち味なんやねっとか、 なんや うまく小回りできるやんとか・・・ 相手の良さもどんどん分かってきます。 最初のうちは、うまくいかないことも多々あります。 怒ったり、拗ねたり、悲鳴上げたり、知らんプイされたり・・・ ネガティブなことにばかり気持ちが行ってしまうと、 俺のいうことをきけ! な自己中ばかりだと、 傷つくのも傷つけるのも嫌だからと引きこもっていると、 親友も恋人もできません。 私はこの新しいバイクちゃんとこれからの10年を一緒に楽しもうとワクワク楽しみにしています。 だから、ちょっとした良いことをいっぱい見つけてしまいます。 ソウルメイトもこんな感じでしょう。 これからの10年 20年を一緒にワクワクと楽しみながら生きていける人なら、きっとその人はあなたのソウルメイトですよ。 今の私のソウルメイトはこのバイクちゃん。 まだ機械やけど、いつか生身の人間に変身しちゃうような気がしています。 そう、機械の妖精がポニョのように人間となって現れる・・・もちろん、初心忘れずで大切に気づかっていたらの話ですけど。 さぁ 明日から2泊3日の初ツーリングです。行き先は通い慣れた出雲へ。 なんだかまるで新婚旅行のようだなっと信号待ちしながらひとりニヤニヤしてました。 さて、どんな珍道中になることやら・・・明日&明後日のブログはお休みです(PC持って行かないので)・・・乞うご期待候(*^^)v 前世物語  私は思わず大きく頷いてしまいました。前々からどうも先生の普段の言動に疑問を抱いていたことがありました。女の直感は男のヘタクソな嘘を見逃しません。先生の浮気の相手、それは最新物理学でした。十次元、二十六次元・・・これは臨界次元の概念ですし十一次元はM理論です。でもこんな話、高校の物理の先生でもお手上げの分野です。なぜこんな分野に興味を抱いているのでしょうか? 私はメモの片隅に「ヒモ理論」と走り書きしてハートマークをつけました。 「お母さん、この手帳って、まるで中学生の手帳だわ。いっぱいハートマークつけちゃって。お母さんって最近、少女趣味になってない? 何だか可愛いんだから」  私の娘がこの手帳を見て、私を散々虚仮こけにしました。 「でもお母さん、変わったね。お父さんが死んじゃった時にはあんなに落ち込んでいたのに、今はとても明るく元気になったよ。母を愛する娘としましては一安心でございます、だね。これで私もゆっくりと恋が出来るわ」  娘も大きくなったものです。私をしっかりと支えてくれています。娘の年頃には、私はもう先生と出会っていました。娘も先生のような人にもう出会っているのでしょか・・・期待と羨望と嫉妬が入り交じった感情が湧いてきました。私は心を静めるために目を閉じました。遠くに先生の声が聞こえています。メモをする手だけが動いていました。 「未来が揺れ動いているという立場に立っていると、未来に対してある程度の条件を絞ってやらないと明確な未来は見えてこないんだ。先程言ったように、私のワークでは光や神さまにいろいろ質問した後の残り時間で見せていただく形を取っているから、『今回の人生の目的を果たすことができた未来』という条件にすることが多いね。この条件は、今回の人生での最も幸せな場面、と言い換えても良さそうだね。  この未来を見る意味は大きいのだよ。この人生を頑張って生きていったらこうなるよ、という手の届く目標が具体的に見えるのだからね。それは他人ではなく、未来ではあるけれど自分自身だよ。『そうか、今は辛いけれど、ここを頑張って乗り越えたら、あんな風になれるんだ』という具体的な目標が見えることはとても強力な精神的サポートになると思うんだ。『このまま死ぬまでいいことなんか、ないんだ』 『どうせ私の人生なんてこんなものよ』と思っていたけど、頑張れば、踏ん張れば、私にだって結構いい未来が待っているじゃないの・・・これは人生に疲れた人たちに素晴らしいブレークスルーを起こしうるテクニックだと思うんだ。山登りで言えば、厚い雲にかぶわれていた山頂がほんのチラッと見えた感動だよね。もう一歩も進めやしない、と諦あきらめていた足が不思議とまた一歩、一歩進み始めるんだよ。例え自分の希望を創ってしまっていてもいいんよ・・・そんなことは。また勇気と自信を持って人生を歩み始めてくれれば・・・誰が何と言おうとね」  先生の深い優しさが感じられます。そしてのし掛かってくるストレスの大きさも・・・私は言葉に詰まってしまいました。涙が頬を伝って手帳に落ちていきました。 「じゃあ、そんな先生を誰が癒せるの?」 「お母さん、この手帳、所々がにじんでるよ。お仕事中でもお父さんのことを思い出して泣いてるんでしょう。私ね、そんなお母さんのこと、大好きだわ。私もね、お母さんみたいな恋をしたいな・・・お父さん、結構幸せものだね」  娘は娘なりに気を使って私を励ましてくれています。私はハンカチで手帳をそっと拭きました。 「未来を見てきた患者さんに共通する気づきがあるのだけれど、美子さんはもうわかったかな? 皆さん、見てきた未来は絶対ではない、ということを知っているんだよ。ワークが終わってから『未来は揺れ動きますよ』と言うと、そんなこと、当り前じゃない、という感じで頷いていただけるんだ。きっと未来を見ている時に、同時に時空理論のエッセンスが意識下にインプットされちゃうのだろうね。未来を見てきた人に『未来はひとつだけ』と考えている人はいないのだよ」  先生は大きな背伸びをしました。私は先生に聞こえるようにまとめを読みました。