2015年10月30日金曜日

おはようさん 2015.10.29.

新医院の内装打合せをしてきました。 この1週間で水回りの配管や空調設備の設置が終わって、土台の床と部屋割りの支柱ができあがっていました。 昔の柱は木材でしたが、今は金属(アルミ?)なんですねぇ。 大まかな設計図とスケッチは私が描きましたが、実際に部屋割りができると、ゾクゾクしてきます。 完成は11月末・・・その後、消防と保健所の監査が入ってからのオープンになります。 12月初旬かなぁ。。。 保険診療はその後に社会保険の監査が入ってからになるので、早くて12月末・・・来年1月からになるかもしれません。これはなかなか手強いです。 今日の午後は蓮風先生の鍼灸治療を受けに行く前に、松柏美術館に寄ってきました。 お目当ては、もちろん松園さんの美人画です。 「鼓の音」「虹を見る」「楚蓮香之図」 松柏美術館は私の隠れ家・・・大好きな絵の前にゆっくり座って見ることができます。 今日もたっぷりと松園さんとおしゃべりしてきました。 鼓の音は、ひとり、恋しい人を想いながら、その想いを断ち切ろうとするように鼓を取り・・・想いを断ち切る初手の瞬間ですよね・・・とか。 虹を見ている幼児は、腰掛けている妹の子供ですよね・・・とか。 楚蓮香之図は、春、もうそこまで皇帝陛下がお越しになっているよ、と蝶々たちが知らせてくれて、こころ浮き浮きして踊り出しそうになっている側室さんですよね・・とか。 好き勝手な妄想の世界を楽しむのが我が美術流儀です。 新医院にはどんな絵を飾ろうかしら? HPを作り始めて、医院のそれぞれの部屋に飾る絵に意識が向いています。 待合には、先日購入できた片岡珠子さんの「めでたき富士」です。 設計士さんとのイメージ共有は「日本風に」ですから、やはり日本絵がいいですよね。 今日、松園さんを見ていて、やっぱり松園さんの美人画だよ、と決めました。 松園さんの美人画は、品があって、シュッとしていて、うちに秘めた向上心が燃え上がっています。 そしてどの美人さんにも、うちなる恋心が滲み出ています。 診察室は4つあるので、松園さんと珠子さんのリトグラフをこれからチェックしていきますね。