2015年10月17日土曜日
おはようさん 2015.10.16.
今日はNHKカルチャーセンター梅田の中谷彰宏先生レクチャー「堺の魔法」を楽しんできました。
大阪は今と歴史が繋がっている。
(東京は今と歴史が切り離されている。東京は元々歴史に興味がない)
大阪は教科書で見たものが今、そこにあるのが強みだ、という話から始まりました。
歴史が面白いのは、全部が時間と空間的に繋がっているから。
この繋がりは人が繋いでいる。
歴史には定説はない。自分が面白いと思った説をとってOKです。
ここから堺の歴史へ・・・
古墳を作るには、道具と職人が必要だ。
古墳のための道具が堺の鉄のルーツだ。
古墳を作るための道具:鋤が日本刀へと受け継がれていった。
歴史が変わる転換点には、
困ったこと と ええやん がある。
1500年代の困ったことはオスマントルコの増大、ええやんは羅針盤の発明だった。
伝来した鉄砲を根来衆がそのまま堺の刀鍛冶に持ってきて火縄銃を作った。
(伝来した鉄砲を種子島藩の若い当主が1丁1億円で2丁買った)
堺が火縄銃を作っていなかったら、日本は植民地になっていた。
元禄時代に大阪が食の町になったので、堺は包丁を作り始めた。
明治時代、自転車が外国から入ってくると、堺はその自転車修理から国産自転車を作るようになった。
鳥井駒吉:アサヒビールの創始者 のお話。
堺のファン&歴史ファンには興味深いお話ばかりのレクチャーでした。