2015年3月30日月曜日
おはようさん 2015.3.30.
明日は、中谷彰宏さんの個人コンサルティング「末期癌の患者さんへのアドバイスの仕方」です。
いろいろ考えて持って行けば行くほど、より深い話ができることがわかったので、このテーマについての私なりのレジメを作っています。
まず、これまで診てきた癌患者さんたちを思い浮かべながら、自分なりに分類してみました。
・凹んで気鬱になった・ノイローゼ・狂人など、凹んで気鬱になった人=あきらめた人
・いろいろな治療にすがりつく人・信仰や祈りや奇跡にすがりつく人=何かに閉じこもる人
・何かのせいにして(自分・親・友人・仕事・運・国など)、怒っている人
・何かのせいにして、自己卑下している人
・気丈に・もう受け入れた・大丈夫です等、いい子を演じている人=いい子に逃避している人
あきらめた人は「暗」「止」
閉じこもる人は「暗」「動」
怒ってる人も卑下する人も「動」で「暗<明」
いい子に逃避している人は「明」で「動<止」
キューブラロスは、
否認→怒り→取引→抑鬱→受容
と分類しましたが、当の本人が死の間際に「受容」できていなかったことは有名ですね。
私の分類では、
あきらめた人→怒る人&卑下する人→何かに閉じこもる人→いい子に逃避する人 になります。
では、癌患者さんへのアドバイスの落としどころは?
つまり、どこに持って行きたいのか? です。
「病気を忘れてしまうくらい」+「笑」と「一生懸命&適当にできること」
この「笑」は、楽しい・うれしい・ありがとう・おかしい・きれい・おいしい・きもちいい・・・です。
つまり「笑」は、五感の完成をアップさせればいいのです。
だから、マッサージ・鍼灸・温泉・外出・音楽などが有効なのですね。
もうひとつの「一生懸命&適当にできること」は、その患者さんに今日(未来じゃないよ)できることを一緒に考えて提案してあげることかな、と思います。
きっと明日のコンサルティングでは、このレジメがな~んの役にも立たないくらい大どんでん返し&びっくりドンキーなお話が出てくると思います。
明日は東京に一泊しますので、この結果は明後日のブログをお楽しみに!