2015年3月26日木曜日

おはようさん 2015.3.25.

今日は、先日の中谷塾「本の出し方」の私なりのキモ!なところをご紹介しましょう。 まず、本の出し方として、ふたつあります。 ひとつは、有名だから本を出す。もうひとつは、切り口から本を出す。 さて、この「有名」で誤解している人が多いのです。 業界内で有名ではダメですよ。 道を歩いている人が振り返って見るくらい有名じゃないと「有名」ではありません。 だから、「有名」で本を出すのは、庶民では無理なことです。 じゃぁ「切り口」しかないの?  そう、切り口勝負です。 切り口とは、何を知っているか? に尽きます。 何をやりたいか? ではありませんよ。 何をやりたいか?は、主婦のブログです。 ブログのうちはタダだから、みんな、盛り上がってくれるけど、お金を払ってまで見たいという人はいないでしょう。 そう、何を知っているか? に対して、お金を払っても読みたい人がいるわけです。 この お金を払ってまで読みたい人は、自分の困っていることを解決して欲しいわけです。 さぁ ここからが本の出し方のキモですよ! みんなが何で困っているのか?を集めましょう。 それも出来るだけ分野を絞ってね。 そして、自分だけのオリジナル解決法を本として皆さんに提供するのです。 この際、注意しなければならないことは、コピペはダメだということです。 「これ どっかで見たことある」と思われたらゲームオーバーです。 自分だけの分野を絞って、 似たような同じジャンルの本を全部読んで、 そこに書かれていることを自分の原稿から全てカットしましょう。 何を知っているか? よりも、それをどう伝えることができるか? が重要です。 まず、具体的であることです。 精神論は最も本になりません。 本はすべて、要領を教える本・・・人は、しなくてもよいことを教えて欲しいのです。 あらゆる本は参考書です。 人はそれを読んで、効率よくなりたいのです。 読者の望むものは? 勇気 ではありません。 読者は希望が欲しいのです。 希望とは、未来を組み立てること。 例えば、末期の癌の人なら、これからどう癌とつきあっていくのかの未来を組み立ててあげます。 絶望とは、未来を組み立てられないことです。 読者は感動を求めてはいません。未来の組み立てが欲しいのです。 本はラブレターです。 相手が求めていることを書かなくては・・・ 自分が言いたいことだけではダメですよ。 自分の母親(=素人)が読めることが基準です。 すべての本は、ひと言で集約されます。 みんな、その専門分野のコーチを求めているのです。 その他、具体的なノウハウも教えていただきました。 私自身、PHPが出してくれた本が全く売れなかったというトラウマをずっと引きずっていました。 でも、今回の中谷塾でそのトラウマもとても軽くなりました。 そしてこの夜、宿で新しいお原稿のレジメを3冊分、書き上げました。 やっぱり私も書くことが好きなんですね。 このブログも、実は書くモチベーションを維持するために書き続けてきました。 車のエンジンをアイドリングし続けているようなものです。 さぁ いつかどこかで善き編集者さんと出会えることを信じて、これからせっせとお原稿を書いていきますね。 乞うご期待!(*⌒▽⌒*)