「なぜ小食や断食がガンに効くのですか?」と、お尋ねいただきました。
飽食していると、血液中には糖分や脂肪分がいっぱい浮かんでいます。
血液中の白血球は、そぼ糖分や脂肪分を貪食し続けて「お腹いっぱい」の状態です。
そこへ病原菌が侵入してきても、満腹白血球は病原菌を食べてくれません。
どこかの組織にガンを見つけても、満腹白血球はスルーしてしまいます。
免疫力とは、白血球が病原菌やガンをどれくらい貪食してくれるか?の力です。
過食飽食は満腹白血球を増やします=免疫力は低下します。
この世の動物の中で、お腹いっぱいでも食べるのは人間だけです。
一日三食食べないと元気が出ない、と思い込んでいるから、身体の声に耳を傾けずに食べているのです。
小食や断食させた方が元気で長生きすることが、さまざまな動物実験で明らかにされています。
白血球にガンを食べてもらうためには、白血球を空腹にしなければいけません。
小食や断食がガンに効くのは、このためです。