2016年6月29日水曜日

ごきげんさん 2016.6.29.

「なぜ小食や断食がガンに効くのですか?」と、お尋ねいただきました。 飽食していると、血液中には糖分や脂肪分がいっぱい浮かんでいます。 血液中の白血球は、そぼ糖分や脂肪分を貪食し続けて「お腹いっぱい」の状態です。 そこへ病原菌が侵入してきても、満腹白血球は病原菌を食べてくれません。 どこかの組織にガンを見つけても、満腹白血球はスルーしてしまいます。 免疫力とは、白血球が病原菌やガンをどれくらい貪食してくれるか?の力です。 過食飽食は満腹白血球を増やします=免疫力は低下します。 この世の動物の中で、お腹いっぱいでも食べるのは人間だけです。 一日三食食べないと元気が出ない、と思い込んでいるから、身体の声に耳を傾けずに食べているのです。 小食や断食させた方が元気で長生きすることが、さまざまな動物実験で明らかにされています。 白血球にガンを食べてもらうためには、白血球を空腹にしなければいけません。 小食や断食がガンに効くのは、このためです。