2016年6月17日金曜日
ごきげんさん 2016.6.17.
門真の旧医院時代に心療内科でずっと通院されていた患者さまが、なかなか治らない腰痛に「痛みクリア点滴」を希望されて来院してくださいました。
点滴しながらのお話の中で、今年初めから自然の成り行きで一日一食の小食にされていることがわかりました。
小食療法の本を読まれたわけではなく、食べない方が身体が楽だということに気づかれたそうです。
朝はジュース、昼は抜き、夜はちゃんと食べておられますが、以前のように大食はもうできなくなったそうです。
毎日、かなりの肉体労働をされておいでですが、全く疲れないそうです。
夕食を食べれば、自然と眠くなるので、早寝早起きになりました。
以前は睡眠薬とお酒で何とか眠っていたのが、今は睡眠薬もお酒もなしで眠ってしまいます。
心療内科のお薬はまだ服用中ですが、精神的にも落ち着いてきているので、こちらのお薬も減量できそうです。
最近では、鮎釣りにはまっていて、今回の腰痛も長い間、川に入っていたためのものでした。
以前なら、朝早くから鮎釣りに出かけるなんてことはあり得ないことです。
それだけメンタルが改善してきたという嬉しい証です。
早速、私が実践している小食療法のパンフレットをお渡しして、アドバイスさせていただきました。
点滴中に結果のわかった血液検査では、肝機能・腎機能・脂質・糖尿・貧血・免疫・アルブミンなど、すべて正常値(それも正常値のど真ん中!)でした。
やはり一日一食の小食療法は素晴らしいですね。
心身症や心療内科の患者さまにも効果があることをわかっていましたが、
これほどまでに素晴らしい効果を間近で見てしまうと、ますます皆さんにお薦めしたくなります。
小食療法で、睡眠薬もお酒も減る。精神薬も減る。
医療者として、夢のような治療法と言えます。
ただ、誰にでも、どんな患者さんにでもできる療法ではありません。
無理強いすると、飢餓や拒食症になります。
その人の治りたいという意思の素直さと
その人が大いなる流れ(運気)に選ばれし方かどうかを見極める目が
小食療法のアドバイザーには必須だということをこの患者さまから教わりました。