2015年2月10日火曜日

おはようさん 2015.2.9

先日、とても良く過去生の見える方の光の前世療法 個人ワークをしました。 この方は、10年前にも「父との関係」をテーマに私のワークを受けられた方です。 その父も今は亡くなり、今回のテーマは「これからの使命」を選ばれました。 降りた過去生は・・・ 日本人の娘でした。 粗末な家に、大好きな父とふたりで暮らしています。 父に抱かれて眠ると、とても心安らかに眠れました。 年頃になって、武家の側女として結婚しました。 父もとても喜んでくれています。 男の子が生まれました。その武家の長男 跡取りです。 ある日、夫がとても怒って帰ってきて、いきなり切りつけられて・・・肩を切られました。 そのまま、出家して尼となり寺に入りました・・・もう2度と息子には会えません。 でも、心安らかな日々を過ごすことができるようになりました。 御仏を一心に拝み続ける日々の中、いつしか老女となり死の床についていました。 息子は立派に成人して、武家の跡取りとなったと聞いています。 人生を振り返っても、何も悔いはありませんでした。 魂となって、その人生を振り返りながら、その人生の大節目を見てもらいました。 その大節目とは、夫に切られた場面でした。 切られた後・・・実家に帰った人生が見えました。父も自分もお互いに遠慮がちの日々です。 やがてこころが荒んできました。 自分の肩の痛みを日々、父に訴えます。 弱ってきた父の介護も嫌々しています。 父が亡くなった後、朝から酒びたりの日々に堕ちてしまいました。 その大節目からもうひとつ、別の人生も見えました。 切られた後も武家の家に残っています。 狭い納戸のような部屋に押し込められて・・・やがて衰弱してひとり寂しく死にました。 今生と見比べてみると、その大節目がちょうど「今」でした。 この過去生、10年前にこの方が「父との関係」のテーマで見たのと同じ過去生でした。 ただ、10年前は父が亡くなってから武家に嫁に入ったのでした。 同じ人物なのに、人生ストーリーが違う? これぞ 輪廻転生の証拠であり、輪廻転生の恐ろしさでもあるのです。 同じ人生を何度も何度も繰り返し体験させられる・・・ 人生の節目節目で分かれた別の人生もしっかり体験させられるのが輪廻転生の一面です。 今、こうやって生きている今生だって、果たして何回目なんでしょうか・・・わかったもんじゃありません。 人生は修行だ、学校だ、学びだ・・・なんて格好いいこと言ってると、多次元&多時空間の唯一の接点である「今」に置いてきぼりにされちゃいますよ。 (「今」を見失うと、次にどこかの自分がその「今」を捕まえて飛び乗ってくれるまで、ずっと輪廻転生の闇の中に・・・なわけです) 光との対話で・・・ うつ病になる意味を光さんに尋ねたところ、 「幸せになるためだよ。こころが苦しくなって、悲しくなって、辛くなって・・・そんな時があるからこそ、小さな幸せをいっぱい感じとれるし、ささいな愛にも感謝できるんだよ。うつ病は幸せと愛のためにあるんだよ」と光さんは答えてくれました。 うつ病の特効薬は「愛」だと世の中でも言われていますが、うつ病の人に「愛」を与えるだけではなく、うつ病の人が「愛」に感謝できるように導くことが特効薬だったわけですね。 小さな幸せは、生かされている悦びと感謝から生まれます。 愛への感謝は、こころを開くことで目覚めます。 うつ病の人は、死を恐れます。 死を恐れるあまり、死に飲み込まれてしまうこともあります。 死の恐怖と生かされている悦びとはコインの裏表です。 うつ病の人のこころの中には、春を待つ花々のように、愛と感謝のぷっくりした花芽がいっぱい育っているのですね。 だから今は風雪で凍えて身動きできなくても、生きてのか枯れちゃったのかわからない枝だけの寂しい木々のようになっていても、もうすぐ&もうすぐ春がやって来ますからね。 この春には、美しい愛と感謝の花々を咲かせてくださいね。 この世の愛と感謝の花々を咲かせることこそ、うつ病の人たちの天職であり、使命なのです。