2013年10月6日日曜日

おはようさん 2013.10.7.

日曜日は藤本蓮風先生の北辰会のお勉強会でした。 午前中は原穴診の実技練習。 普段の外来では漢祥院の蓮風先生のようにパッパッパッと原穴を診ていって、その日の毫鍼を決めています。待合でいっぱい患者さんが待っているから、ゆっくり&細かく原穴診をする余裕はありません。だからといって手抜きしたり、憶測だけで走ったりなんかはしてませんのでご安心を。 今日、ドクターコースの先生方と原穴診の実技をしてみて、自分の診断力もわかりました。今の自分なりに合格点です。 蓮風先生はお越しになられなかったけど、それでもちゃんと学ぶべきことが多かった勉強会でした。 原穴診のモデル役になった時、右側の原穴が全般的に虚、左側が実だったので・・・ふっと思いついて・・・自分の氣の流れを感じながら、右側をシャットアウトしてみました。うまくいけば、右原穴のき虚がもっとわかりやすくなるはずです。 インドの高尚なヨギは自分の死期が来ると、自らのチャクラを順々に閉じていって亡くなる。すると肉体は腐敗もミイラ化もせず、そのままの姿でこの世に残る・・・そんな話を読んだことがあります。 そのイメージで、もちろん全部のチャクラを閉じたりなんかしませんよ! ものは試しで右上体幹のチャクラをちょいと閉じてみたのです。結果は・・・原穴診してる先生が「前よりよくわかります!」と言ってくれたので、成功でした。(よい子のみなさんはマネしちゃダメですよ) 体幹の氣の流れが大きく左へ蛇行して、背骨も一緒に曲がっているような(=側湾症の再現)、右片麻痺を体感してるような気分でした。また、頭から体感へ氣が流れ入るポイント(ちょうど左腕頭動脈と鎖骨下動脈・椎骨動脈の分岐部辺り)が詰まったような・痛いような感覚が強くなってきました。 この動脈分岐部で血栓症やアテローム変性してる患者さんをたくさん診てきましたが、なるほど、氣の蛇行が原因・誘因のひとつなのですね。西洋医学では血栓予防のお薬を飲んでもらったり、手術で血管掃除をしたりしますが、鍼で氣の流れを整えれば・・・またひとつ希望が生まれましたね。 午後からの講演会のテーマは不妊症でした。 病院で何度も不妊治療を受けたけどダメだった人たちや流産しやすく長期間の臥床安静を強いられた人たちを鍼治療で見事に妊娠出産へと導けた症例をお勉強しました。 最近の女性はパソコン仕事が多くて氣が上気してしまっており、下焦がお留守になってしまっているのが不妊症・不育症の増加原因です。 肝鬱気滞や悪血、ストレス食いによる湿痰湿濁が子宮卵巣の精気を損なっているのです。 だから、鍼が効く。 ただね、講師の先生も言ってられましたが「素直な人はうまくいく」 素直じゃない人は鍼でもダメ・・・これはどんな病気でも言えることですね。 古い我欲&エゴの世界では、素直じゃなくても長生きできました。 でも、新しい光の世界では、素直じゃないと生きられません。 素直に生きていれば、笑顔になれるし、愛も和もそよ吹く風のようにいつもどこでも感じられます。 そういえば、最近、光さんの口癖が「素直」になってきましたよ。 誰かに従属したり支配されたり無条件に委ねたりするのは闇の素直です。 素直になりなさい!って言ってくる人は、あなたを支配しようとしています。 光の素直とは、自分をしっかりと持っていないと見えてきません。 生きざまの強さ、無償の愛、すべてへの愛がないと、光の素直に手が届きません。 すわぁぁぁ 大変や 無理やぁぁぁ いえいえ、大丈夫です。誰でもちゃんと素直になれます。 世の中、ダンジャリが流行ってますが、本当のダンジャリは素直になることです。 物を捨てる、物を持たない・・・そこに〜ねばならない、〜あるべきだ、が入ってくると、いつものブームで終わってしまいます。素直は遥か彼方です。 光さんが言ってます。 こころを開けば、素直になれるよ。 こころを開くことが素直なのですね。