2013年10月10日木曜日

おはようさん 2013.10.11.

木曜日の夕方は藤本漢祥院での研修&鍼治療です。 今日も癌患者さんが初診されていました。 顔望診と舌診を蓮風先生とご一緒させていただいて・・・ 生気があったので、これは大丈夫だと思いました。 以前、当院で初診した癌患者さんは、もう死相が出ていたので、慌てて蓮風先生に診ていただいたことがあります。幸いなことに、その患者さんは今ではすっかり良くなって、とてもお元気に漢祥院へ通院されています。 その経験からすれば、今日の患者さんは大丈夫だと言えます。 今日、とても印象的だったのは、蓮風先生がその患者さんに 「わたしについてくれば大丈夫や」と言い切ってはったことでした。 患者さんに病状や治療法や薬効・副作用・危険性などなどを説明することは確かに必要です。 でも、患者さんが一番聞きたがっていることは「大丈夫だ」のひとことです。 緩和ケアや在宅ケアでは癌の治癒は・・・ ・・・だから、「大丈夫」とは言いません(結構あの世界の先生がたって狭視野やから、生で書くと怖そうなのでオフレコです(^_^;) 癌外科・癌化学療法科・癌放射線科の先生がたは「大丈夫」なんて絶対に言いません。言えません(弁護士増えたからねぇ) 看護婦さんが言ってくれる「大丈夫」はニュアンスが違います。 身を任せている、自分の命を委ねている医療関係者たちが誰もこころから&自信も持って「大丈夫」と言ってくれないのが日本の、世界の癌治療最前線でしょう。 「わたしについてくれば大丈夫や」 このひとことで患者さんの顔の生気がパッと輝きました。 蓮風先生の臨床50年の自信と患者さんの生気・衛気を見切る感性の鋭さが「大丈夫や」にこもっているから、患者さんのハートを、命を鷲づかみにできたのでしょう。 今日はすばらしい体験をさせていただきました。感謝&感謝です。 P.S. いつか私も癌患者さんに「わたしについてくれば大丈夫や」って言えるようになりたいな\(^^@)/ <お知らせ> 最近、ブログが長くなってしまって・・・蓮風先生から早起きして歩きなさいと言われてるし、医院のHPも書き換えの時期ですので、意を決して! ブログ書きの時間を1時間以内にさせていただきますね。その分、内容濃くいきましょい!(*^^)v