2013年10月27日日曜日
おはようさん 2013.10.28.
日曜日の東洋医学会関西支部例会で、蓮風先生とのご縁のきっかけを作ってくれた医学書店さんと鍼灸のことを熱く語り合いました。(蓮風先生の経穴解説の出版社さんです)
医者が鍼灸をすることで、鍼灸師たちのモチベーションを底上げしていく。
そこから、鍼灸を極めた鍼灸師が増えていく。
医者は患者さんの病気を治したい。肩こりや腰痛を楽にするのだったら薬や注射でいいのです。
癌や難病、薬の効かない難治性疼痛、原因不明の病気が治るのだったら、鍼灸でもオステオパシーでもフェルデンクライスでも・・・何でも取り入れたいと思っている医者も多いのです。
(ホリステック医療だとか統合医療だとか緩和ケア医療だとか・・・ちょっと距離をおきたくなるくらいコアな先生方が多いですよ)
ただ医者にとっての鍼灸は「肩こり鍼灸」でしかありません。
そして鍼灸界の現状も・・・「肩こり鍼灸」・・・どうしたら流行まっか? もうかりまっか? の本音&我欲の暴風雨圏内のままのように思います。
蓮風先生の漢祥院にはたくさんの難病や癌、難治性疾患の患者さんたちが通っておられます。
北辰会の定例会で発表される症例報告は、まったく隙のない弁証論治で固められています。これなら医者&医学会相手でも十二分に太刀打ちできます。
これからの鍼灸師は(別に北辰会方式でなくても良いので)どんどん難病や癌、難治性疾患にも向き合える鍼灸師になって欲しいと思います。
もちろん、日頃は肩こり&腰痛鍼灸でも構いません。
晴耕雨読な日々を過ごしているけど、いざとなればスゴ腕の剣豪なり!
これからの鍼灸師にはそうあって欲しいものです。
医者&医学会も鍼灸に対する考え方をそろそろ改めなければいけませんね。
そのためには、まずは症例報告から。
癌や難治性疾患、脳卒中後遺症が治った症例を鍼灸学会や東洋医学会だけじゃなく、内科学会・脳外科学会・神経内科学会・整形外科学会などにもジャンジャン出していくと良いでしょう。
笑いものになる? バカにされる? 誰もきいてくれない?
いいじゃないですか!
どんな歌手でも下積み生活時代にはスーパーの駐車場や駅前広場で数人しか集まってないのに歌ってきたのですから。
恥ずかしい こわい みじめ・・・
鍼灸の力を信じていれば、夢と希望があれば、必死になれます。
無私&無欲 全無在今 鍼灸の神さまが必ず善き方へと導いてくれます。
これはすごい!と鍼をする医者が出始めると、次のステップです。
医者に鍼灸をきちんと教える器を作る。
(北辰会はすでにこの器が出来ています)
専門医制度を作れば、医者はゾロゾロと飛び込んできます。特に普通の内科ドクターたちは。
(抗加齢医学会の始まりから見てきたので、悲しき医者のサガがよ〜くわかります)
医者が鍼灸を取り入れ始めると、鍼灸師を雇用したい病院も増えます。
ただし、これまでの「肩こり鍼灸」師ではなく、医者をサポートできる知恵と鍼灸力を持った本物の鍼灸師が求められるようになるでしょう。
こりゃぁ大変です。鍼灸学校も本気で教え、生徒たちも死にものぐるいでお勉強する・・・はずです。
ここまで来れば、もう鍼灸師は放射線技師や看護師と同等の治療への発言力を持てます。
これが夢物語に終わらなければ、日本の医療は世界の医療のトップに躍り出ることができます。
(ただ、製薬メーカーや医療機器メーカーからの圧力は来るでしょうが・・・)
秋元やすすのように、スーパー鍼灸師軍団の拠点をジャカルタや上海に作って、日本の鍼灸を世界に!
いいですね、わくわくしてきますね。
宝くじ当たったら、そんなスーパー鍼灸軍団の拠点病院第一号を作るんやけどなぁ。
神さま、今こそ、想念の現実化! 見せてみぃ!(;^^)ヘ..