2013年7月7日日曜日
おはようさん 2013.7.8.
今日は藤本蓮風先生の北辰会の月定例お勉強会でした。
午前中は背候診の実技練習。
お互いに被験者になって背中を出して・・・。
これ、いろんな先生がたに背中の穴を押してもらえるので、結構 血行がよくなってコケコッコなのです(;^^)ヘ..
午後からの症例報告で・・・ガンの全身転移による癌性疼痛で藤本漢祥院に通われた患者さんの報告がありました。
病院ではもうお手上げ。モルヒネを出されて自宅療養という「普通の」流れです。
何とか癌性疼痛だけでも軽くしたい、と漢祥院へやって来られました。
ガンは気滞に始まる・・・気滞学説では癌性疼痛も肝鬱気滞が主因です。
後谿での疏肝理気を主に施術を始めると、すぐに疼痛スコアーが激減していき、患者さんのQOLが回復しました。
癌性胸水や骨転移もそれ以上悪化することなくプラトーな状態のままで。
ガン患者さんの在宅療養に鍼灸が果たす役割は大きいと結語されていました。
この元気になったガン患者さんの最後は、家族が発したネガティブな言葉にこころが壊れてしまって、あっという間にガン死してしまったそうです。
ショックな話のようですが、臨床をしていると、家族のネガティブな言葉がこころを壊して、病死させたり、重度の認知症へ追いやったりするケースをしばしば見ます。
もうひとつの症例報告は、三叉神経痛のお年寄りのケースで。
脳外科でジャネッタ手術(三叉神経痛の開頭下の根治術)したけどすぐに再発。
ガンマーナイフ手術したけど、失敗。
麻酔科で神経ブロックしたけど、効果なし。
そして鍼灸院へ・・・
この方も典型的肝鬱気滞が強く、太衝を主に鍼治療して、難治性だった三叉神経痛が消失しました。
経絡治療は本当にすごいです。
このドキドキ&ワクワク感は30年前に、何も知らずに脳外科に入った頃とよく似ています。
今夜は七夕だけど、願い事は「鍼灸を極めたい!」ですね。
今日の背候診実技練習で、蓮風先生がドクタークラスにやってきて、いろいろと教えていただきました。
(蓮風先生はドクタークラスが大好きなのです)
予定外の原穴診を指導してくださって・・・まわりの鍼灸師さんたちからの「いいなぁ」目線に・・ごめんなさいね(m_m)
蓮風先生と労宮(掌の真ん中・・カメハメ波の出るところ)の話をしていて、いきなり蓮風先生の労宮を私の左手の労宮に重ねられると・・・全身に強烈な電気が流れて、それはまるで雷に撃たれたようで・・・両手はしびれて感覚消失、意識はあるけど、何度も督脈(背骨に沿った経穴)を下から上に強烈な電気が駈け上がって、その都度、身体がビクビク震えて・・・完全にエネルギー当たりしました。
「先生は敏感体質やからなぁ。それ、抜いたろうか?」
いえいえ、お土産に持って帰りますと・・・
結局、お昼まで、私の左手は使いものになりませんでした。
夜になっても、まだちゃんと蓮風先生の「氣」は私の身体の中に残っています(*^^)v
(今ならほんまにカメハメ波ぁぁって出来そうかも)
この「氣」に超敏感な体質も、神さまが明日のために用意してくれた力なのでしょう。
握手 手をつなぐ
お互いの労宮を合わせます。
初めての出会いでも、握手した時にビビビッと来たことがありますか?
ソウルメイトに出会った時
天職を果たすパートナーに出会った時
運命の人と巡り会った時
互いの労宮の氣が陰陽太極となってビッグバンするんだね。
つまり・・・
握手しても何も感じない人は、運命の人、スピリチュアルには無関係の人だってことかも・・・しれませんね。
(少なくとも、私のこれまでのさまざまな出会いと別れを振り返ってみると、そう言えます)
さぁ、明日からの外来診察はすごいですよ、きっとね。乞うご期待(鴨)