2013年7月14日日曜日
おはようさん 2013.7.15.
毎年恒例の祇園祭宵山を廻ってきました。
一昨年あたりからかな?
後朱印帳を持った人たちが山鉾を廻っています。
各山鉾に御朱印スタンプがあって、無料で押してくれます。
祇園祭の山鉾は大船鉾(来年再建の予定)を入れて33あります。
うん、考えましたね。
鉾は目立つからお客さんが自然に集まりますが、
山は巡行当日の朝まで、きらびやかな装飾品は屋内に展示されていて、山自体は骨組みだけ・・・
ちょっと遠いところにある山は、あんまり人出がなくって、のんびりスポットだったのです。
ところが御朱印作戦大成功!
のんびりスポットでさえ、お客さんが集まっていて、もうのんびりなんかできませんでした。
いろんな山鉾を廻っていると、この御朱印集客作戦をうまく使って、オリジナルグッズを売りまくってる山鉾町もあれば、昔のまま、ちょいと無愛想に適当にやってる町もあり・・・なるほどねぇ・・・と改めて京都人っていうのを理解したのでした。
一年ぶりに山鉾町を歩いてみると、マンションや駐車場が増えましたねぇ。
町屋がどんどんなくなっていってるように感じました。
オランダやベルギー、スイスもかな? では、古い町並みを観光資源として保存すると決めたら、徹底的に保存しているように思います。
京都も市内はやっぱり観光資源が最優先じゃないのかなぁ・・・
美意識と伝統への誇り・自信がどんどん薄らいでいっているようで、なんだか悲しくなりました。
今年の宵山巡りのお薦めは、何と言っても二年連続山壱番を引き当てた郭巨山さんグッズでしょう!
郭巨山さんと言えば、金運!
ねっ いつ行くの? 今でしょう! だよね(;^^)ヘ..
きっと黒田東彦さんもお忍びで郭巨山の粽を買いに来てると思うよん。
祇園祭宵山はマジカルワールドです。
この三日間だけはディズニーランドをも凌ぐでしょう。
JTBツアーに率いられて廻っても、あんまり面白くないから、ここで私のお薦めをご紹介しちゃいましょう。
まずは・・・
露天・屋台好きの方には、夕方からの歩行者天国に合わせて繰り出して、思いっきり露天・屋台を楽しんじゃってください。
露天で多いのは、浴衣・麻のれん・帯・はぎれ・・・です。
卸店さんがこの日ばかりは一見さん大歓迎で、品を見切る目さえあれば、むちゃくちゃお得なお買い物ができます。
次に・・・私と同じ写真好きな方には、ともかく路地に入ってみましょう。
この日ばかりは不審者扱いされませんからね。
浴衣姿の女性や金魚すくいしてる女の子たち・・・あなたが木村伊兵衛なら撮ってもいいかな?
(小心もんのわたしは・・・あきらめてます)
ただし、山鉾でグッズを売ってる子供たちは撮らせてくれますよ。
大抵はそばにお母さんがついているので、一声かけましょうね。
そして、できればグッズも買ってあげると喜ぶよ。
宵山はすごい人出になるので、三脚はムリです。
(もちこんでいる人もいるけど・・・人の迷惑顧みずカメラマンはどこにでもいますからね)
宵山歩きの写真撮りは、感性の磨かれ度テストかもしれません。
去年より、いくつ「撮りたい!」を増やせるか? ですよね。
そして・・・日本人といえばお土産!
わたしも、あなたも、お土産&グッズ好き!
ということで各山鉾にはオリジナルグッズがたくさんあります。
のれんや手ぬぐいを集めてみるのもよし。
扇子・土鈴・Tシャツ・もちろん粽にお札。
それぞれの山鉾で御利益が違いますからね、集めがいがありますよ。
音楽好きな方は、巡行前日の宵山の夜がお薦めです。
なにが? 行ってみてのお楽しみです。ともかく、賑やかです。お祭りです。
録音でんすけは必須携帯ですよ。
ということで、今日は祇園祭特集でしたぁ(*^^)v