2017年4月24日月曜日
ごきげんさん 2017.4.24.
「統合失調症の薬を減薬したい」と受診&相談されました。
幻聴を伴う統合失調症で、精神科からいろいろと向精神薬を処方されています。
もちろん副作用もひどく、首を中心に身体が絶えず小刻みに震えています。
漫画家になる夢は今でも持っているけれど、漫画のインスピレーションが全く湧いてこないのに落胆されていますが・・・向精神薬を飲んでいる限り、ムリです。統合失調症の薬とは、そういう薬です。
脳氣功で診ると・・・
脳全体〜脳幹〜脊髄(特に胸髄)まで、体毒&薬毒がベットリこびりついていました。
台所シンクの配水管のドロドロをイメージしていただくと・・似ています。
肺・心臓はまだ大丈夫ですが、胃・十二指腸は血虚湿濁に、腸内フローラの色も悪く、大腸も全体的に薬毒でベトベトになっていました(特に回盲部=脳に相当)。
精神科疾患の方々に多い便秘の原因はこれです。
下腹部の冷えと水毒もひどく、老人のような腎虚です。これでは活力が湧いて来ません。
統合失調症の薬は強力ですから、減薬廃薬はとても難しいし、時間がかかります。
いろいろなリバウンドも起こります。
まず、幻聴や幻覚は、誰にでも起こっていることを理解していただきます。
スピリチュアル系の方々(私を含めて)には、普通の出来事です。
自動書記もチャネリングも天のメッセージもシンクロも・・・良い子の皆さんからすれば、幻聴&幻覚だ!になります。
私が診ている統合失調症の方々は皆さん、幻聴&幻覚と上手くつきあっておられます。
気にしない・無視する・相づちだけ・・・です。
幻聴&幻覚の言いなりになったり、自己卑下で落ち込んだりはしなくなりました。
この患者さんには、漫画家の夢があります。
だから、今は書けなくても、その幻聴を、いつか漫画家へ再起した際のとっておき&オリジナルなネタにしちゃいなさい、とアドバイスしました。
幻聴&幻覚は、ユングの世界では、あの世・平行次元・5次元・集合無意識・宇宙意識などの扉の向こうからやって来ますからね。格好の漫画ネタです。
ちょっと向こうの世界が見えちゃう人なだけで、心身のほとんどは健康です。
(今は向精神薬でボロボロになっているだけ)
例えば、服も下着も透けて見えちゃう幻視があると・・・むふふ うれしいかも?
昔、国際脳波学会でブラジルに行ったことがありますが、ホテルのプールの女性は皆さん、トップレス!
そりゃぁパラダイスですよね。
でも・・・1時間もすると、な〜んにも感じなくなりました。
銭湯の番台おやじ状態です。
慣れると単なるノイズとなって無視できます。
幻聴も・・・小さなお子さんを育てたことのあるお母さんならお分かりいただけると思いますが、
家事で忙しい時に限って「ねぇねぇ」「なぜ?」「これやって」「あれしたい」とたたみかけてきますよね。
「良い子だから、ちょっと待ってね。あとでね」と優しく断るか
「今、忙しいの! あっち行ってて!」ときつく断るか・・・しちゃいますよね。
これに慣れると、幻覚もおとなしくなっていきます。
幻覚があるのが異常で、幻覚は消し去らなければいけない=これが治療だ!精神医療の闇です。
(ガンは消えなければ治癒と言えない=これがガン治療だ! と同じです)
スピリチュアル系の人たちのように、幻覚?があっても普通に社会生活を送り、世のため人のために生きている人はいっぱいいます。
幻覚と上手くつきあっていければOKなわけです(ガンも同じですよね)
なぜ幻覚が出たのか?
それは天職の漫画家をアシストするための天からのネタなんだ・・・これが病気の意味を知るということです。
そのような話を初診でさせていただきました。
この方は岡山からの通院で2ヶ月に1度しか受診できないこと、
ご家族が減薬廃薬にご理解いただけるか???なこと、
少食療法や尿療法が難しそうなこと、
が減薬廃薬のネックになりそうです。
実際の通院は難しいかもしれませんが、病気の意味を語らせていただいたことがきっとこの先、善き道へと続くと思います。