2017年4月13日木曜日

ごきげんさん 2017.4.13.

安保徹教授の免疫論に基づいて華陀刺絡療法の前に白血球の顆粒球:リンパ球比率を測定しています。 脳血管障害(脳梗塞など)やガンの患者さんたちのうち、再発や再燃を起こしてしまわれる方々は、やはり顆粒球過多=交感神経の過緊張状態が多いです。 数値的には、顆粒球の正常上限は60%ですが、65%以上になると再発再燃のリスクが高まり、70%を超えるとハイリスクなことが分かってきました。 糖尿病の方や性格的におっとり型の方は、副交感神経の緊張状態=リンパ球優位なはずですが、実は顆粒球優位のイライラ型な方も多く見かけます。 本来の性格・気質をずっと無理矢理に抑え込んできた・隠してきた反動が顆粒球優位=慢性的な交感神経の過緊張状態となっているのです。 まわりの人たちもご本人でさえ「素直で良い人」「裏表ない正直な人」「穏やかでいつもニコニコしている人」だと思っていたけど、実は顆粒球優位で身体は火の海・・・な方もおられます。 糖尿病、過食肥満、喘息、アトピー、ダラダラうつ病などは副交感神経の緊張状態による病状だとされていますが、表層の病状だけで判断せずに、精神的にも経絡・波動的にも深掘りして診ていくことが大切です。 漢方四診の中の聞診は、患者さんの声を聞くだけではなく、患者さんのこころの声を聴き、患者さんの身体の声を聴くことも大切です。 こころにも、身体のすべての臓器・器官にも、もちろん氣血水にも陰陽にも衞氣にも、それぞれ固有の波動があります。 ドイツやロシアががんばっている波動測定器は、そういった固有の波動を測定&ハーモナイズ:調節調和してヒーリングします。 波動の調整調和は器械を使わなくても、本当は誰にでもできることです。 お母さんの優しい手、お父さんのゴツゴツした手、おばあちゃんのシワクチャな手・・・どれも立派な波動ハーモナイズ装置です。 痛いの 痛いの が飛んでいく理由です。 そして愛があれば、いつでも起動します。エネルギー源は宇宙に無尽蔵にあります。 脳氣功では患者さんの頭から全身の波動と量子を診ていますが、お腹でも、脈でも(アーユルヴェーダの脈診)心身すべての波動を診て、調節調和することができます。 病気の部位の波動の低下・量子の乱れは、そこに意識を向けて「診た」瞬間に、調節調和のハーモナイズが始まり、すぐに(数秒〜数分)整います。 だから、まず診ることが大切です。 アーユルヴェーダの脈診でも、ただ脈を診ているだけで、どんどん脈はきれいになっていきます。 波動・量子を診る際に大切なことは、「ただ無邪気に診る」ことです。 治してあげよう!・病魔退散!・かわいそうに!・がんばるんだ! どんな想いも邪念となって、波動・量子のハーモナイズを狂わせます。 治療者に、我欲&エゴからの無念無想が求められるのはこのためですが、患者さんも「素直・感謝・慈愛」があればあるほど治療はよく効きます。 そういう治療者も患者さんもまだまだ少ないこの世界ですが、オセロが反るように、フッとそんな人たちばかりの光の世界が始まる予感がしています。