2016年5月28日土曜日

ごきげんさん 2016.5.28.

超小食療法で有名な森美智代さんの「食べない生き方」を読みました。 養老の船戸ご夫妻から以前より「一日1杯の青汁だけでずっと元気に生きている人がいる」とはお聞きしていました。 今回、私自身が小食療法を行っていますので、さすがにこの人のことはもっと知っておかなくては・・と思いながら読みました。 1日青汁1杯50kcalの食生活を17年間継続されています。 ご自身も若い頃、脊髄小脳変性症を患われましたが、この西式甲田療法(断食療法)で病気を治してしまわれました。 この本の中に西式甲田療法(断食療法)のことが詳しく書かれており、とても勉強になりました。 だが・・・私自身は「ごめんなさい」です。 もちろん、私の患者さまたちにもこの断食・超小食療法はお薦めいたしません。 だって・・・我慢&我慢が滲み出ているもの。 私の治療モットーは「ごきげんさん」です。 我慢し過ぎや「ねばならない」とは、さようならです。 タンパク質を摂らないのに、なぜ筋肉が維持できるのか? は、クロストリジウムとユーバクテリウムが食物繊維からアミノ酸を合成することで納得できました。 牛の腸内フローラと同じになっているわけです。 だけどだけど・・・青汁は不味そう・・・とても朝からごきげんさんにはなれません。 私が実施している1日1食の小食療法の朝はニンジン+リンゴジュースで始まります。 これはとっても美味しい! 朝からごきげんさんになります。 昼も同じニンジン+リンゴジュースでも可だし、喉が渇けばハチミツお白湯も楽しめます。 夕食は制限なし。晩酌も可能です。 コーヒーや緑茶は身体を冷やすけど、絶対にNG!ではありません。 要は、ええかげん ゆるゆる な小食療法です。 そこが気に入っています・・・だって 人間だもの。 過食と冷え性がメインターゲットなので、そんなに我慢や呪縛に縛られなくても十分効果があります。 そんなわけで、私の1日1食の小食療法をこう呼びたいと思います。 「ごきげん小食療法」 人生、やっぱり楽しまなくちゃぁ です。