2014年9月5日金曜日
おはようさん 2014.9.4.
以前、資産家の家に生まれて、お金に苦労したことがないまま中年となって、「私の生きがいとは何だろう? 私は何のために生まれてきたのだろう?」という壁にぶつかって、光の前世療法を受けられた方がおられました。
お仕事は関連企業の役員だし、家庭円満だし、家族に病気の人はいないし・・・傍からも、自分でも、幸せな人生だと思っています。でも・・・こころのどこからか、これが幸せ?っていう「影」の声が聞こえてくるそうです。
Q 私の人生の目的は何ですか?
A 奉仕。尽くしなさい。
Q 誰に尽くしたらいいのですか?
A まわりの人たちを。あなたにはたくさんの人を幸せにする力があるでしょう。
Q どのように尽くしたらよいのですか?
A 生かしなさい。お金を生かしなさい。
Q お金とは何ですか?
A 力です。光のエネルギーです。生命です。生かしなさい。
Q 私の本当の幸せとは何ですか?
A 奉仕。尽くしなさい。
東洋医学の宇宙観では、お金はこの世の氣血です。
氣血がほどよく循環していれば、健康です。
氣血が入ってきて、潤してくれて、流れ去っていく。
氣血が巡り巡っていると、生命の輝きが増していきます。
五臓六腑は充実して、五体満足 心神安寧で暮らせます。
氣血が異常に流れ込んでくれば、肝火上炎や気逆となります。
イライラ セカセカ・・・猜疑心 傲慢 攻撃 欺瞞 狂躁 ・・・ 狂人となり戦争を始めます。
氣血が滞れば、悪血になります。 肝鬱気滞です。
情緒不安定 病的性格 鬱病 ・・・難病奇病の始まりです。
氣血が異常に出ていけば、血虚&気虚になります。
浪費 ギャンブル 貢ぎ ・・・痴呆廃人への蟻地獄です。
お金持ちって、悪血です。
お金は元々、この世を循環するものです。
ひとところに溜まっていると、悪血になります。
悪血は病気です。幸せにはなれません。
私がこれまで診てきたお金持ちの患者さんとその家族さんたちの中に、この人・この家族は幸せやなぁ と思えた人はひとりもいませんでした。
昔、書いたことがありますが、幸せの要素には、お金・健康・絆があります。
神さまとトランプしているように、3つともない人と3つとも持っている人は天に召されます。
この世の人は、どれかを持っているし、何かを持っていません。
この世でお金を持ちすぎると、悪血になって、健康か絆のどちらかを失います。
血管が詰まるように、氣血が滞ってお金持ちになると、ポンプ役の心臓がハイテンションに働いて血圧があがります。血管の詰まりを押し流そうとする自律反応です。
当然、一氣血の滞っているところに向かって、もっともっと氣血が流れ込んできます。
この世でお金持ちがますますお金持ちになっていくのは、ある意味、天地自然の理でもあるのです。
ただし・・・いつまで血管が耐えられるかな?
脳内出血の原因は、最初に小さな血管が詰まって、満水のダムが決壊するように血管が裂けることが原因です。
お金がどんどん集まってくる。ますますお金持ちになっていく。
それはこの宇宙を巡っている氣血を滞らせているからです。
やがて・・・大爆発して、すべては無に帰します。
ちょっと歴史を見ても、歴史上の大金持ちさんが何百年も大金持ちであり続けたことは・・・ないですよね。
メディチ家しかり・・・ルイ王朝しかり・・・金の茶室の豊臣家も・・・
お金は巡り巡らせるほど、光輝き、善になります。
世の中がどんどん善くなっていきます。
世界中の富の95%をわずかな人たちだけが独占しているこの世の中は果たしていつまで持つのでしょう?
すでに至るところに大爆発の亀裂が入ってきているのに、あなたも気づいているでしょう。
お金を使えばいいの? だったら簡単よ。 宝石を買いましょう。車を買いましょう。家を買いましょう・・・買いましょう&買いましょう・・・
使わないで、ただただ貯めておくだけよりはましだけど、そんな大量消費の世界ではダメだってことは20世紀末には分かっていましたよね。
巡らせる・・・その意味に気づけるか、気づけないか?
気づけなければ、双六のようにふりだしに戻されます。
巡らせるという意味に気づいて、天地自然の理に上手く乗れれば、時代は大きく変わります。
もしかしたら、ファーストコンタクトもやってくるかもしれませんよ。
この世界の命運は、奇しくも5%の富裕層の人たちの気づきが握っているのかもしれません。
氷水を被ってた5%の富裕層の人たちだから、もしかしたら、何かに気づいて、悪血を解消してくれるかもしれません。
前世物語
彼女のテーマは夫との関係でした。彼女は自分の抱えている問題点を簡潔にまとめて話してくれました。
「夫は悪い人ではありません。とても良くしてくれています。一生懸命、私を愛してくれていました。でも、私は初めから彼を心から信じられませんでした。その不信感は夫婦生活が長くなるにしたがって、私の中で大きく膨らんでいきました。その不信感の原因はわかりません。何もないのです。ただ、どうしても信じられないのです。
そんな気持ちが伝わるのでしょう、最近、彼と不仲になってしまいました。彼が注いでくれていた愛を私はずっと拒んできたのですから仕方ありません。彼はもうじき去っていきます。私は出来れば彼を笑顔で見送ってあげたいのです。彼には感謝の気持ちでいっぱいです。私にはどうしても彼を心から愛せなかったのです。信じれなかったのです。そして今、なぜ? だけが残っています。なぜ彼を信じられなかったのか? これがわかれば彼を笑顔で見送ってあげることが出来そうなのです。彼へのせめてもの恩返しなのです。
もしかしたら二人の過去生の中に、私が乗り越えなくてはならなかった何かがあるのかもしれません。私はどうしてもそれが知りたいのです」
彼女の心はとても落ち着いていました。夫との関係が最もよくわかる過去生へ、と先生が催眠誘導を始めました。彼女は誘導が始まると、すぐに深い催眠状態へと入っていきました。
「地面を見て、地面を感じて。そこはどんな地面ですか?」
「正方形の大きな灰色っぽい石畳です」
「足は何か履いていますか?」
「昔のぺたんこのサンダルです。素足です」
「下半身は何を着ていますか?」
「白い服です。白いひもを腰に巻いています」
「上半身は何を着ていますか?」
「同じ白い布ですが金の縁取りがあります。ひらひらした長袖のワンピースです」
「手に何か持っていますか?」
「何も持っていません」
「その手の肌の色は何色ですか?」
「白に近い茶色です」
「その手はどんな手ですか?」
「しっかりとした男の人の手です」