2014年9月23日火曜日
おはようさん 2014.9.22.
生活習慣病でずっと通院されている患者さんが、数日前から動揺めまいがすると再診されました。
よく聞けば、ずっと昔からの耳鳴りがあって、大学病院の耳鼻科にまで通ってみたけど全く改善せず諦めているとのことでした。
若い時から酷い肩こりもあり、今回のめまいと相前後して同側の上腕三頭筋がピクピクするのも気になっているとのことでした。
西洋医学だと、耳鼻科・整形外科・脳外科か神経内科・・・治らなかったら心療内科へたらい回しされちゃいます・・・そして、治らない。
東洋医学だと、経絡経筋病で・・・簡単ですね!
肩井(GB21)にひどい邪気が滞っていたので、まずその肩井へ刺絡をすると・・・出るわ出るわ! 真っ黒なドロドロ血が噴き出してきました。
大巨(ST27)に補鍼を、百会に瀉鍼をして、通絡を確実にして今日の治療を終えました。
治療後の感想は「めまいも耳鳴りもなくなりました! とても頭がスッキリしています!」
同じく生活習慣病の患者さんが「最近、抜け毛がひどくなって・・・」と言われたので、「ちょっと頭を見せてみて」と触診してみると案の定、頭皮全体が悪血湿痰状態に陥っていました。
「チクチクして悪い血をちょっと抜いたら、毛が生えてきた人も多いからやってみる?」(怪しいかしら?)
この抜け毛が治るのなら・・・ということで刺絡することに決定!
詳しく触診してみると、百会前が最も悪血が酷く、まるで台風の目のように湿爇になっていました。
そこを刺絡すると・・・出るわ出るわ! 真っ黒で熱い血が噴き出してきました。
「こんだけ熱持っとったら毛も抜けるわ」
治療中から「頭が涼しくなってきました!」と何度も喜んでおられました。
週一で刺絡か鍼をしていけば、きっと黒々とした頭髪に戻れるでしょうね。
乞うご期待です。
いつもの難治性頭痛&肩こりの患者さんも「明日、休みやから、今日のうちに悪い血を抜いといて!」とやって来られました。
この方もいろいろな大病院・有名病院を巡り巡って・・・治らず、やっとうちに来て、「治っちゃった!」と刺絡&鍼にぞっこん LOVEになった方です。
日常生活上、どうしてもまだ悪血は溜まりますが、ご本人がそれを自覚できるようになり、早い目に来院されて治療されるようになりました。
お薬? ・・・ のんでません・・・ちゅうか、さまざまな痛み止めが出ていましたが、要らなくなりました。
今日は他にもいろいろと刺絡しましたが・・・もう当たり前になっちゃったので、あまり記憶に残らなくなりました(^^ゞ
これでいいのだぁ これがええのだぁ\(^^@)/
前世物語
「地面を見て。どんな地面が見えますか?」
「茶色の石畳の町です。石畳は少し濡れています」
「そこはどんな町並みですか?」
「ガス灯があります。レンガ作りの町です」
「足は何か履いていますか?」
「ドレスを着ているから足は見えません」
「そのドレスは何色ですか?」
「薄いピンクです」
「あなたは女性ですか?」
「はい」
「肌の色は何色ですか?」
「白い手袋をしているのでわかりません」
「頭に何かかぶっていますか?」
「羽のついた帽子です」
「どんな髪をしていますか?」
「薄い茶色の髪です」
「目の色は何色ですか?」
「ブルーグリーンです」
「何か荷物を持っていますか?」
「レースの日傘と小さなポーチです」
今日の彼女はどうやら澄まし屋さんです。先生はいつものように彼女を過去生の主役ヒロインの中に入れました。
「その女の人の中にしっかりと入ります。そしてまわりの風景は見て、どんな風景が見えますか?」
「独りで歩いています」
「歩きながら何を考えていますか?」
「どこかへ行こうとしています。寂しい気持ちです」
「あなたの年齢はいくつですか?」
「二十四才です」
「あなたの名前は何と言いますか?」
「マデリーンです」
「その町はどんな感じの町ですか?」
「階段がたくさんあって、道には歩道があります」
「あなたが歩いている年代は何年ですか?」
「1904年です」
「その場所はどこでしょうか?」
「ロンドンです」