2014年9月25日木曜日

おはようさん 2014.9.24.

秋分の日は my Birthday 午前中は大阪城をぐるりとお散歩して、お昼ご飯は大奮発してホテル ニューオータニ地下の「今井」で絶品!親子丼をいただきました。 ここの親子丼は超美味でございます(*⌒▽⌒*) 京は八坂さんの「ひさご」の百倍 美味しゅうございます。 で、その超美味な親子丼&けつねうどんセットが出来上がるのをうれしい&うれしい顔で待っていると、まわりのセレブなおばさま軍団の大声話が聞こえてきました・・・ 話の内容は、旅行自慢・旦那の悪口・グルメ自慢。。。 さすがにセレブなおばさま軍団だけあって、旅行と言ってもマダガスカルやタンザニアやユカタン半島や・・・でも案の定、「死ぬまでに行きたい世界絶景100」に行ったというご自慢バトルだけで、そこのどんな風景に感激したとか、どんな人たちと出会ったとか、どんな風が吹いていたとか・・・空の色、空気の彩り、光の薫り、水の音・・・な~んにもない ただ行っただけの旅行自慢でした。 きっとね、ペチャペチャおしゃべりしてたら写真スポットに着いて、みんなで並んで写真を撮って、またおしゃべりへ・・・な旅行だったのでしょうね。 そして、帰国したら、みんなにその記念写真を見せびらかせて自己満足に浸るわけですなぁ。 旦那の悪口は、セレブだろうと、ヒョウ柄の大阪のおばちゃんだろうと、半額タイムサービスなお総菜しか買えないおばちゃんだろうと、同じです。 旦那の悪口に関しては、古今東西、貧富の差はないわけですね。 「あんたら! 世界旅行行きまくって、グルメしまくってられるのは誰のおかげやねん!」  まぁ、そんなムダなことは言いまへん。あほらしぃ。。。 私が超美味な親子丼&けつねうどんを官能の面持ちで味わい尽くしていると、あちらもお昼のセットをいただきながらのグルメ自慢が始まってました。 私 目の前のお食事をいただきながら、グルメ自慢をする輩たちはガマガエルに転生しちまえ!!と思います。きっと神さまも同意してくださるでしょう。 さすがにセレブなおばさま軍団だけあって、名だたる高級お食事処があっちの口から&こっちの口からも連発されますね。 このセレブなおばさまたち、きっと名だたるお食事処で名だたるお料理をいただいきながら、やっぱりグルメ自慢を花咲かせてきたのでしょうね。 つまり、目の前のお料理を味わっては い・な・い! ちゅうか、味わう感性も味覚も退化しちゃってるのでしょう。 すべての五感も、人を思いやる感性も、お料理と食材さんたちへの感謝=神さまへの感謝も寂しく萎びちゃってるのです。 悦びも幸せも愛も知らないで、ただ生かされているなんて・・・哀れですねぇ。。。 千と千尋の神隠し な世界ですかな? 昨日観た「大人の新感線 ラストフラワーズ」の中で、セックス依存症の女性が出てきました。 この現実世界で、セックス依存症と言うと、みんなから白い目で見られます。 でもね、グルメ依存症も同じ病態ですよ。 千と千尋の豚なのか、猿なのか、の違いだけです。 ヘイトスピーチやネオナチ大好きなABcdE軍国主義は犬で、オレオレ詐欺は猫ですな。 スピリチュアルはイルカで・・・ハイエナもハゲタカもキリンも熊も象もカバも・・・ な~んや この世は千と千尋の神隠しな世界やったんかぁ。。。 セックスもグルメの旅行も依存症。 写真だって一歩踏み外すと依存症となって、千と千尋の神隠しな世界へ堕ちてしまいます。 でも大丈夫! この世が千と千尋の神隠しな世界でも、必ず光の世界への通路はあります。 その通路はどこに? まず、目の前の「親子丼&けつねうどん」を味わい尽くすことです。 目の前のお料理には八百万の神さまたちが関わってくれてます。それに感謝! 五感をフルに使って、自分の感性ですべてを受けとめます。すると最幸! あぁ 美味しい・・・その一瞬の中に光の世界への通路が開かれます。 豚でも猿でも犬でも猫でもイルカでも、その通路を抜ければ、みんな、光の子に戻れます。 光の世界への通路は、お料理だけではありません。 音楽や芝居や運動なら、あぁ 楽しい。 絵画や写真なら、あぁ 美しい。 恋なら、あぁ 愛しい。 ほらね、そこらじゅうに千と千尋の神隠しな世界からの通路が開いているのですよ。 前世物語 「さっきと同じ年頃です。彼と結婚しています。家で彼は怒って私を殴っています。他の男としゃべるな、自分だけを見るように、と言われています」 「その時、何を考えていますか?」 「彼は気難しいから、私も結婚を迷っていました。両親の言う通りだったなぁ、と泣いています」 「そして?」 「彼が大声で怒鳴っています。彼が部屋を出て行ってしまいました。私はひとりで泣いています。死んでしまいたい・・・。私たちは貴族同志なので離婚は許されないのです」  彼女はマデリーンのまま、しばらく泣き続けました。 「そのマデリーンさんの人生で、次に大切な場面に移ってください。あなたはいくつになって、何をしていますか?」 「子どもがいます。女の子はマリアン、男の子はヨハンセンと言います。子供たちと一緒に遊んでいます」 「マリアンは、今のあなたが知っている人ですか?」 「娘です」 「ヨハンセンは?」 「弟です」 「一緒に遊んでいて、どんな気持ちですか?」 「子供といる時が一番楽しいのです」 「夫はどうですか?」 「相変わらずです」  そう言いながら彼女は大きな溜息をつきました。 「そのマデリーンさんの人生で、次に大切な場面に移ってください。何が見えますか?」 「娘マリアンの結婚式です。彼女には幸せになって欲しい」 「夫はどうですか?」 「・・・・・・」 「娘の夫はどんな人ですか?」 「とても優しい人です」 「その人を見ていると、夫に対してどんな気持ちが湧いてきますか?」 「娘には幸せになって欲しいのです。離婚していたら、こんな盛大な結婚式をしてあげられなかったから、別れなくて良かったのです。母として良かったと思います」  彼女の声に次第に強さが感じられてきました。先生はそのまま彼女の人生をたぐり寄せています。 「そのマデリーンさんの人生で、次に大切な場面に移ってください」