2014年9月23日火曜日

おはようさん 2014.9.23.

今日は 大人の新感線「ラストフラワーズ」を大阪シアターBRAVA!で観てきました。 作:松尾スズキ(大人計画) 演出:いのうえひでのり 音楽:東京スカパラ 俳優さんは・・・古田新太・阿部サダヲ・小池栄子・橋本じゅん・宮藤官九郎 などなどのそうそうたるメンバーです・・・ちゅうか、まちがいなくトンデモナイことが起こる劇やな! と思っていました。 予想は見事に命中!! これについてこられる人って、どれくらいいるの?な演劇でした。 喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲の七情が全てピリリ!と効いている大人の喜劇に仕上がっていました。 政府とマスコミの情報監視&言論弾圧がどんどん厳しくなっている今、風刺と笑いで「もの申す!」演劇魂がメラメラと燃え上がっている善き作品でした。 展開の早さ&とっぴさは、まるでアダルトな「あまちゃん」です。 クドカン&古田新太さんがメインキャストで熱演しているせいかもしれませんが、日本放送協会の「あまちゃん」では表現演出できなかったひまわりのやうな爆発的エネジーが、ここでは一気に自由奔放にビッグバンしているかのように感じ、途中からこころがワクワク、魂のバイブレーションがドキドキと高揚してきました。 「神さまのところに居た夢を見ました。神さまのところにもレンタルビデオ屋があって、地球というビデオは喜劇のコーナーに置いてあったのです。神さまはそのビデオをピザをほおばりながら、笑い転げて見ていました。・・・」 エピローグで語られた台詞です。 内容は表向きは支離滅裂にしてあります。 左脳人間、特に官憲諸氏や軽薄なマスコミ軍団にはチンプンカンプンでしょう。 哀しいかな、こうしないとマスコミに血祭りに上げられてしまいますから。 否! こんなご時世だからこそ、本物の演劇、命がけの演劇が出来るのかもしれません。 人類ネアンデルタール人化計画・・・現人類を競争や殺し合い、奪い合いのなかったネアンデルタール人に戻せば、戦争も貧富もない平和な世界になる。 超人類・・・大脳皮質の上に更に新たな新皮質ができた人類を創る。 そこにヤクザやUFOや独裁国家などなど・・・てんこもりのシチュエーションが入り乱れての大乱闘です。 私にとって、人類ネアンデルタール人化計画云々は、縄文開窮の願目に繋がります。 超人類やUFOは、道は違えど「天地開闢」に通じます。 作者の松尾スズキ(劇団大人計画)・古田新太・クドカンが潜在意識のどこかで見ている近未来と繋がっているいることを実感できて、後半は泣けてきました。 時々、神さまはこうやって「大丈夫だよ! 自信を持って、この道を進みなさい!」って背中を押してくれます。 一寸先も見えない真っ白い霧の中を進んで行きます。 自分より先には誰もいないことはもうわかっています。 後からついてきている人たちがいることもわかっています。 そんな時、川向こうを同じ方向へ進んでいる人たちがいることがわかれば、どれだけ安心できるでしょう。 明日からの自信も沸いてきます。 神さまを信じる力も蘇ってきます。 今日は私のお誕生日。 天晴れ雲ひとつない晴天と最幸の安心と明日からの力をいただけた素晴らし日となりました。 神さま、ありがとう!(*⌒▽⌒*) 前世物語 「歩き続けて、どこに着きましたか?」 「大きな河です。・・・河辺に立っています。河の流れを見ています。どうして結婚がうまくいかないのかな・・・親が反対しています」 「そこで何をしているの?」 「彼の家に行こうとしています」 「彼の家はどんな家ですか?」 「大きなお屋敷です。玄関で彼を呼んでもらっています。彼が来ました。彼は茶色の髪に茶色の目をしています。背は高いですが痩せています。ふたりで結婚について話しています。どうしようか、と悩んでいます」 「彼の名前は何と言いますか?」 「ハンセンです」 「その人は、今のあなたが知っている人ですか?」 「はい、主人です」 「それからどうなりましたか?」 「まだボソボソと話しています」 「あなたはどんな気持ちですか?」 「迷っています」 「何を迷っているのですか?」 「彼と結婚して幸せになれるのだろうか・・・難しい気がしています」 「何が気になっているのですか?」 「彼は気難しい人だから・・・」 「その日はどうしましたか?」 「別れて帰りました」 「あなたの家はどんな家ですか?」 「お屋敷です」 「両親はいますか?」 「はい」 「お父さんのことは好きですか?」 「あまり好きじゃありません」 「なぜ?」 「厳しいからです」 「そのお父さんは、今のあなたが知っている人ですか?」 「父です」 「お父さんの仕事は何ですか?」 「貴族です」 「お母さんはいますか?」 「出て来ません」 「兄弟はいますか?」 「います。妹がいます。ジョセフィーンです。九才のかわいい妹です」 「その妹は、今のあなたが知っている人ですか?」 「はい、妹です」  先生は今日の主題へと場面を移しました。 「そのマデリーンさんの人生で、夫との関係が最もよくわかる場面に移ってください。あなたはいくつになって、どこで何をしていますか?」