2016年12月7日水曜日

ごきげんさん 2016.12.7.

「ガンの再発を予防できますか?」 2年前にガンの3大療法を受け、以後ずっと抗癌剤を服用されている方からのご相談がありました。 体調はやはり手術後から不良のままだそうです。主治医に体調不良を訴えても、抗癌剤には言及せず、心療内科へ廻されそうになりました。 「抗癌剤をやめて再発しても・・・」との脅し文句付きです。 「刺絡療法で交感神経ー副交感神経のバランスと氣血・陰陽のバランスを整えていけば大丈夫です」とお答えしました。 ガン3大療法と2年間の抗癌剤で、自律神経は極度のアンバランスに至っていることでしょう。 氣血の流れ、経絡もいたるところで滞り、冷え・悪血・水毒・薬毒で体中がボロボロになっていると推察されます。 脳深部ー脊髄ー仙骨の冷え・水毒・薬毒もひどいものでしょう。 つまり・・・免疫力も自然治癒力も危険な状況ですので、確かに「いつ再発してもおかしくない」と言えます。 刺絡療法は、 1)手・足の十井穴刺絡 2)百会・つむじの刺絡と頭部経絡への鍼 3)躯幹ー手・足までの反応経穴経絡への打鍼 4)仙骨への手鍼 5)丹田・仙骨への灸補法 から成っています。 交感神経と副交感神経のバランスを整えると共に、 頭から足裏へ、足裏から頭頂へと経穴経絡を通じて氣血水がダイナミック&美しく流れるように整えることで、免疫力と自然治癒力を最大限に発揮できるようにします。 末期ガンを治すことを主眼とした治療ですから、ガン予防には十二分に力を発揮してくれます。 副作用は、自律神経系が復調してくる時の「ゆりもどし」瞑眩反応と抗癌剤:薬毒の排泄による瞑眩反応が考えられます。 発熱・発疹・下痢・嘔吐・痰・じんましん・脱毛・過食・多汗・頭痛・眠気・不眠・手足のしびれなどの神経炎症状などの瞑眩反応も考えられます。 刺絡療法の他には、玄米菜食・発酵食品・グルテンフリー そして小食療法も必須です。 この方には、とても納得して喜んでいただけました。 (関東の方なので、通院できない・・・そうですが) すぐ後に、成長ホルモン療法希望の患者さんから 「ガンも若返る可能性があるってパンフレットに書いてありますが、大丈夫でしょうか?」とのご質問がありました。 成長ホルモン療法の患者さんには、月1回の薬剤交換&診察時に、刺絡療法を行っています。 「ガンが治るくらいですから、ガンになる前に予防できますよ!」 氣血水の滞りがガンの元です。これは体表観察で分かります。 十井穴刺絡をすると、交感神経の過緊張度が分かります(これもガンの元です) PETやCT、血液の腫瘍マーカーは、検査止まりですが、 刺絡療法は検査と治療を同時に行ってしまいます。これが強みですね。 もちろん成長ホルモン療法を受けられる患者さんは、ガンに関しては100%自己責任であることには変わりありませんが、刺絡療法を毎月受けることで、どんなガンドックよりもガン予防効果がある!と言えます。 何より、20才も若返って、生きる悦びと感謝を謳歌している笑顔の人は、ガンとは無縁でしょう。