2016年12月2日金曜日

ごきげんさん 2016.12.2.

朝、起きられず不登校だった高校生くんが刺絡療法を続けるうちに、ちゃんと朝、起きられるようになって学校にも行けるようになりました。 お母さんから喜びと感謝をいただき、こちらこそ、とても嬉しいし、ありがたいです。 福田稔先生の気血免疫療法と小林健さんの量子医学が今朝、私の中で「刺絡療法の進化形」として和合しました。 この高校生くんは、大小たくさんの「つむじ」があります。そして、典型的な頭熱足寒です。 つむじが閉じているために、氣血が頭に充満してしまっているのです。 そこで・・・まず手の十井穴刺絡を施術して、頭から身体・手足への経絡を通して、氣血の排泄路を確保します。 次ぎに、頭のすべての「つむじ」と反応している経穴に短鍼を施術して、天との繋がりを回復します。 身体の前面、背面、側面の経絡を触れながら、反応している経穴に夢分流打鍼を施術して、局所的な氣血の滞りを払います。 この際、福田先生が重要視されていた鼠径部を丹念に開いていきます。 最後に仙骨部に溜まった悪血・邪気をしっかりと払いのけて、新しい氣血をお灸で補法します。 ガンや難病の患者さんは、身体の経絡経穴が強く閉じているので、打鍼ではなく短鍼や皮内鍼を用いることも必要となるでしょう。 これらの施術は、吉川正子先生の陰陽太極鍼とも同じ理論の上にあります。 刺絡療法が進化形となった日に、まるで天が用意して下さったかのように、典型的な患者さんに施術できた喜びと感謝でいっぱいです。 どんな病気でも、ひとつの形となった治療法で向き合えることは、宇宙の理に則しています。 宇宙の理は シンプル ですからね。 光の前世療法で光さんは、病気には原因と意味と治し方がある、とおっしゃいます。 小林健さんも、病気の原因も治さないと根治ではない、と書かれています。 この「病気の原因も治す」が、私の刺絡療法の次の進化の目標です。 きっと近日中に、その目標に到達できる予感がしています。乞うご期待!